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2008-08-20

KAMIKUZUボディブロー

優先課題は大型補正予算。

永田町の自公関係者は、口を開けばこの言葉だ。

「どうしてですか」

余計なことは不要。

表も裏も織り込んだシンプルなクエッションこそ意味がある。

すると決まってこの返答だ。

「先行き不透明の中、経済対策が最優先されるでしょう。
解決手段は考え付いても、お金がないから出来ないというのでは
国民に申し訳ない」

だそうだ。

国民に申し訳ない。

そんな気持ちが本当に存在しているなら、

政府は民法番組を一ヶ月間買い取って、

ひたすら全員で土下座する必要があるんじゃないのか。

なんてことは、気弱な三流人間のおれが言えるわけは無い。

笑って一山いくらの薄っぺらな笑みを浮かべるだけだ。

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それにしても、どうして補正予算に拘ると思うかな。

・・・すまん。基本的な質問だったか。

そう言うあんたには、今回は特段目新しい情報を

提供できそうもないから、次の空間へジャンプしてくれ。

強烈に進化と退化を繰り返す電子のアルゴリズムは、

いつだってあんたの訪問を待ちわびている扉を、

無数に用意しているのだから。 

で、補正予算の話だ。

「補正」と言うと聞こえはいいが、日本の場合は

予算の半分近くは借金で出来ている。

つまり政府の人間が高級料亭や密室で、

いくら欲しいですねってな具合に予算を増やすことを決めるのは、

国民にとってはダイレクトに借金が増えているってこと。

それも借用書や保証人どころか、本人の同意さえ不要の

とんでもない悪質なフィナンスシステムでね。

何せひと家庭家庭あたりが抱える借金は二億だぜ。

現状じゃ、とても返せないだろう。

債務破綻も自己破産も許されない借金が二億。

これがわかってない世代が、

若者に金を使え、遊べ、車を買えというのだ。

でもおかしな話だよな。

世間じゃサラ金や年金還付詐欺は相当警戒されているが、

最も悪質な金融業者がスルーされている。

大事なものは、いつだって薄汚れきっても透明な大気に

溶け込む迷彩保護色をしているのかもしれない。

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悪い。大したことがないからさっさと結論を言おう。

自民党が必死になって補正予算を組む理由は一つ。

それは勿論、即席且つ限りなく

アバウトな経済政策とやらの為ではなく、

来年夏までに迎える覇権争いの為だ。

今の膠着状態のまま選挙に突入すれば、

求心力と国民の信用を残らず失った自民党に勝機は無い。

それは誰もが認めることだろう。

だけど、あくまでそいつは票計算上の話。

この国の民主主義は、正義だけで出来ているわけではない。

当然国民の意思以上に力を持つモノがある。

ー言わずもがな、そいつは金だ。

面倒だからいちいち言わないが、選挙の半分は金が要因だ。

(ここは建前抜きの灰色のコラム。公職選挙法だとか倫理だとかを

いいたいやつは他所で宜しく) 

そして一番大きな金を動かせるのが、

統一教会、創価学会というこの国を実質上支配する二大宗教と、

経団連をはじめとする各種経済団体が母体を支える

自公、つまり日本政府な訳だ。

ところがその圧倒的な資金力を持ってしても、

今度の選挙は不安ー。

これが自民党、公明党関係者の本音だな。

国民が「気づいて」、「反発」してくるようになった。

昨年の夏の参院選を機に変化した有権者の、

たったそれだけの行動が、政府には脅威なのだ。

じゃぁ、どうするか。

残念ながらこの国の行政システムに「自浄」の文字は無い。 

『今のままで求心力が無いなら、金で票を買おう』

60年間の支配を続けてきた自民党王朝の、

揺るがぬ方程式がそこにある。 

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もう皆まで言う必要は無いよな。

年金問題でわかった通り、

国庫、特定財源、一般財源、

呼び名は変われど究極は政府の財布だ。

やつらはそこから金を調達し、

選挙を見据えて金をばら撒きたいってこと。

金の行き先は、大手ゼネコン、大企業、金融外資、特殊法人…。

あんたが思いつくものを好きに当てはめればいい。

ここの読者なら、大幅なミスチョイスはしないだろう。

カラクリが理解出来たら、その先を見るのがここのルールだ。

予算に大幅に余分な大金をぶら下げて、

そいつを経済界にぶち込むと、

たちまち自公への票に早変わり。

小さなガキも笑えないマジックだが、肝心なのはその種だ。

見落としちゃいけない。

そのタネ銭である補正予算は、あんたやおれが新たに背負う

借金なんだぜ。

読者の中には、当然、一家四人の家族の大黒柱もいるだろう。 

プライベートは別に、あんたが国から背負わされている借金は二億円。

そして今回加えて、我らが君主、自民党様と公明党様の為に、

新たな重りを載せていただけるってわけ。

たとえ投票に足を運ばない人でも、政府に協力が出来るという、

悪徳ねずみ講も真っ青の芋づる式。

そして勘違いしちゃいけないのは、

決して日本と言う国が金に困っているわけじゃないってこと。

支配者達が十分な利益を確保した後、残ったゴミカスを国民に

分配しようとするから、頭をどうひねっても足らなくなる。

その構図はガソリン問題で十分わかっただろう。

足元を見るといい。

生命のエキスを搾り取られたあんたの足は、

道路族の権力が具現化したアスファルトに、

今にも飲み込まれそうだろう。

でも苦しいからって、倒れちゃいけない。

あんたがくたばったところで、喜ぶのは、

「解釈の違い」で野宿者やワーキングプアを減らして

得意顔になっている連中だけなんだから。

それよりも、払う必要のない借金なんて、

さっさと蹴飛ばして、本来払わなくちゃいけないやつらに

丸ごと押し付けてやればいい。

次の選挙で、あんたがその願いを込めて紙切れ一枚放るだけで、

そいつが可能になるのだ。

一枚なら紙くずだろうが、数千万枚集まれば、

それは民意と呼ばれる拳になる。

十年続いた好景気にも関わらず、

国民に還元させず、雲の上の世界だけで分け合ってきたせいで、

やつらの腹は随分ご立派なものになっちまった。

最低に汚く弱い紙くずのボディーブローで、

たっぷりと吐き出させてやらなくちゃならない。

やつらが吐き出した私欲と黒い金は、

地べたにつく頃には、全く別なものに変わっている。

それは今、この国の国民の大多数が見れていないもの。

‘未来’さ。

一発のボディをお見舞いするだけで未来が手に入る。

最低自給の700円には届かないが、悪くない仕事だろう。

            

            


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