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2008-08-25

キャノン 期間工への休業手当て

赤旗によると、キャノンが期間工(いわゆるインスタント工員ね)に

対して、夏季保障を2~4万払うことを決めたらしい。

期間工ってのは自給で働いていて、それも人間が生きるうえでの

ギリギリのラインってのが大体の相場だ。

(自動車メーカーでも話題になってるだろう?)

だから、夏期休暇の間は仕事が途切れ、その間収入がなくなる

状態になる訳だ。

だからキャノンは保障手当てとして最大四万を支給することにした

らしい。立派な決断だ。

          

だがちょっと検索すると、残念ながら自主的な取り組みではなかっ

た。トヨタと並び、奴隷社会日本の生みの親と言われるキャノンが、

自発的にこれをやっていたら、もっと賞賛したのにな。

       

掛け合ったのは共産党の志位氏で、期間工の意見を汲み取って

キャノンに交渉。これが見事実現されたってわけだ。

どういう交渉をしたかはわからないが、成果を手に入れたのは

凄いよ。形に残らないことばかりやってるのが永田町だと思ってい

る国民の大多数は、びっくりするんじゃないか。

         

もうひとつ関心したのが、今回の志位のフットワークの軽さだ。

あの委員長は、6月にキャノンの工場を視察して、恐らく期間工

の実態を知ったと考えられる。

それからわずか二ヶ月で、夏期休暇保障を認めさせている。

このスピードは嫌味なしに凄いよ。いや、本当に。

            

          

年金問題以降の共産党には目を見張るものがある。

「自民党の政治と金問題を表に出したのも、

社保庁の実態を議事堂にぶちまけたのも、

選挙のため。有権者へのアピール。心根は別にあるだろう」

そんな声もちらほら出そうだが、いいんじゃないかそれで。

何度も言っているが、国民は政治家をどこまでも利用すれば

いい。やつらからどれだけの労力と稼動を搾り取れるかを

考えればいいのさ。

だって日常的に、この国の国民は搾り取られているんだから。

    

思惑はどうだっていい。

選挙の為のアピールに、大々的な法案をちらつかせて、

選挙が終わったら無かったことにして、文句を言えば、

「我々は国民から支持された政党だ。我々に意見するやつは

国民の敵だ」

と言うのが得意などっかの政党よりは、遥かに良いんじゃないか。

あんたもそう思うだろう。

            

共産党が党員を急激に伸ばしているなんてニュースもあったが、

時代の流れってのもそうかもしれないが(国が逼迫すると、人々の

思想は共産主義に傾くってやる)、それよりも、シンプルに

ここ数年の共産党の行動を評価しているんじゃないのか。

おれは別にどこの党にも肩入れする気はないが、

純粋に今一番国民の為に動いているのは共産党だと思うぜ。

            

               

折角の褒めるコラムだから、何度も書いておこう。

期間工へ保障を決めたキャノンは偉い。

これで十分だとは到底言えないが、非正規雇用者への

建設的な対応は良いことだ。

これを前例に、他の企業もどんどんやってくれ。

労働者の三分の一がワーキングプアなんて終わってる国で、

明るいニュースを流してみろよ。

おれは全力で褒めて、内容によっては取材してレポートにして

もいいと思ってる。勿論、社名を実名にしてね。

   

それと、自分でHPやブログを持っている読者へ。

こういうニュースはなるべく取り上げてやってくれ。

残念ながら、マスコミは派遣業界の広告費という麻薬中毒の

奴隷と化していて、こういうニュースは流せない。

だけど、こういうニュースが個人の情報網で大きく取り上げられると

なれば、色んな会社がうちもやろうと考えるだろうし、

逆に対応しない会社は批判を浴びることになる。

きれい事かもしれないが、そういう状況を作っていくことが、

最低の世界をぶち壊す突破口になったりするんだ。

               


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