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2008年9月

2008-09-30

総選挙の分析

読者からの投稿。       

      

気合を入れて書きました。

郵政選挙、昨年の参院選を得票率で分析し、

その上で次の総選挙を予測してみました。

過去の選挙のデータはみんなに知ってもらいたい

ですね。驚くと思いますよ。

            

総選挙、過去2回の分析から予想してみた

      

盛大に始めてみた総裁選という名の三文芝居も

尻すぼみで終わり、中身の透けたデキレースで

麻生新内閣が誕生。

「選挙管理内閣」との見方が多いね。

そして、投票日は11月2日が最有力と言われている。

   

そこで、近々あるかもしれない解散・総選挙に向けて、

過去の総選挙を振り返りながら今後の予想をしてみ

たいと思う。

最初に「郵政選挙」の得票率を見てみよう。

2005年郵政解散選挙(投票率67.5%)

比例代表 得票総数(得票率)
・自民党 2588万 (38.18%)
・公明党 898万 (13.25%)
・民主党 2103万 (31.02%)
・共産党 491万 (7.25%)
・社民党 372万 (5.49%)
・国民新党 118万 (1.74%)
・新党日本 164万 (2.42%)

小選挙区 得票総数(得票率)
・自民党 3251万(47.77%)
・公明党 98万(1.44%)
・民主党 2480万(36.44%)
・共産党 493万(7.25%)
・社民党 99万(1.46%)
・国民新党 43万(0.64%)
・新党日本 13万(0.2%)

では、比例代表の得票を与野党で分けてみよう。

与党 : 3486万(51.43%)
野党 : 3248万(47.92%)

その差はたった3.5%。

   

みんな意外に思ったんじゃない?

あれだけ小泉フィーバーで自民党が圧勝したのに

接戦で。オレはちょっと驚いたよ。

次に小選挙区もやってみよう。

与党 : 3350万(49.21%)
野党 : 3130万(45.99%)

その差は約3%、220万票差。

実は、無所属候補の票が324万(5%)あるから、

それも足してあげると「野党+無所属>与党」になって、

100万票多くなる。与党は過半数を獲得してなかった

んだよね。これも意外だと思わない?

      

じゃあ、なぜ与党が圧勝したかというと、小選挙区

で4分の3以上の議席を獲得したからだ。

比例区と選挙区の違いは大きい。

1人区なら2位以下の票は「死に票」になるからね。

    

あの当時、「郵政民営化」の中身、民営化したら何が

どうなるのか、ちゃんと分かっていた人は少なかった

はずだ。

国民にとって「郵政民営化」の優先順位は低かった。

オレは肝心の中身が小泉&マスコミから伝わってこ

ないことが不思議だったよ。

解散を決めた小泉は会見でこう言った。

「郵政民営化に賛成か反対か、国民に聞いてみたい。

もし反対というなら、自分は辞職する」

キャラクター・演説の上手さに加えて、この覚悟が

人気に拍車をかけたんだろう。

郵政選挙という小泉劇場が閉幕したら、支持率は

9割近くに跳ね上がっていた。

      

この調子で昨年夏の参院選も見てみよう。

       

2007年参院選(投票率58.6%)

比例代表 得票総数(得票率)
・自民党 1654万(28.08%)
・公明党 776万(13.18%)
・民主党 2325万(39.5%)
・共産党 440万(7.48%)
・社民党 263万(4.47%)
・国民新党 127万(2.15%)
・新党日本 177万(3.01%)

選挙区 得票総数(得票率)
・自民党 1860万(31.35%)
・公明党 353万(5.96%)
・民主党 2400万(40.45%)
・共産党 516万(8.7%)
・社民党 135万(2.28%)
・国民新党 111万(1.87%)
・無所属 509万(8.59%)

      

では、比例代表の得票を与野党で分けてみよう。
与党 : 2430万(41.26%)
野党 : 3332万(56.61%)

   

次に小選挙区もやってみよう。

与党 : 2213万(37.31%)
野党 : 3162万(53.3%)

         

与野党の得票率が大逆転したことが分かる。

その結果、全国で29ある1人区のうち、野党が23選挙

区で勝利した。投票率が郵政選挙から9%下がったとは

いえ、与党は1000万票も減らしてしまった。

そして公明党が898万から776万と120万票も減ら

した。投票率に左右されないと思われる公明党がこれ

だけ票を減らしたことには注目したい。

         

さて、ではこれらを下地に、次の総選挙の予想をしてみ

よう。自分なりに、そして客観的に。

      

自民党が圧勝した郵政選挙でも与党と野党の得票率

は3%ほどしか違わなかった。

これが昨年の参院選では野党が逆転した。

昨年以降、与党支持者の結束が緩んでいる傾向は

続いている。総裁選で自民党の党員の投票率が低

調だったことにも、それは現れているし、後期高齢者

医療制度でお年寄りも自民離れを起こしている。

    

だから与党は得票率の再逆転は難しいし、与野党の

差がさらに開く可能性は十分あると思う。

自公の選挙協力がうまく機能しなければ、地滑り的に

小選挙区で野党が圧勝する可能性もあると考えている。

自・公は議席を減らし、民主・共産(共産は党員が急増

して勢いがある)は増やす、社民は横ばいか微妙なライ

ン、こうなるのでは?

今のところ、こんな予想をしている。

(個人の勝手な予想だから外れても怒らないでね…)

   

一方で、政権交代が現実のものとして見えてきた中で、

民主党への不安を感じる国民が出て反動が出ること

も考えられるから、接戦になる可能性もあると思う。

政権にしがみつくことに必死な自民党が何を仕掛けて

くるか分からない。

民主党のポイントはマニフェストと公明党を敵に回さな

いことかな。

選挙に勝つにために味方を増やすことは重要だけど、

敵はできるだけ少ない方がいい。

      

最後におまけ。

予想通り野党が勝ったとして、問題は民主党をどうす

るかだろう。民主党政権になっても、自公政権みたい

なことをされたら意味がないからね。

民主党の暴走を防ぐためには、社民・共産の議席数も

重要だと思うんだ。

    

だから、小選挙区と比例代表で投票する政党を変える

ことを選択肢に入れておくことを提案したい。

小選挙区と比例代表では当選ラインが違うから、戦略

的に投票しようということね。

国民の最大の武器だからよくよく考えて投票したい。

もし投票日が11月2日になったら、3連休の真ん中だか

ら、「期日前投票」を活用することをオススメする。

有権者1人1人が「自分の」考えで投票すれば少しずつ

変わっていく。

「国民が第一」ってのは、1番オレたちが自覚しないとダ

メなんだ。

   T氏より 

         

■筆者補足■

麻生のスタートダッシュが思ったより低かったことで、

自民党は疑問と困惑を抱えています。

彼らはまだ、何故ここまで支持率が低下したのかの、

本質を理解していませんし、未だに安倍政権時のメ

ディアによる失言報道等の影響だと信じている人も

いるくらいです。

60年も支配者をしていると、庶民の心情がまるで別

世界の生き物の如くわからなくなってしまうのかもしれ

ません。

まだ自民党は、補正予算の可決に絡んだ日経と読売

を使った最後の手を残していますが、それの効果も、

前回の海上給油の時ほど効果はないと私は踏んでい

ます。

それよりも、今回は投票率を心配しています。

長くなるので詳細は別に機会に譲りますが、時期的な

ものと、麻生への支持率を見る限り、参院選以上の投

票率を確保するのは、ちょっと努力が必要な気がします。

有権者が投票に来ないで喜ぶのは、当然固定票のある

自民党と公明党で、最終的には投票率を下げるという

裏技が残されている分、政府側がそこは有利です。

どんな状況でも、最後の一歩は、特定政党支持を持た

ない、いわゆるここの読者のような人たちの手に、未来

が委ねられる。そこだけはガチです。

            

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2008-09-29

自民と日教組と国民と

麻生が民主党を「総裁選をしない政党に・・・」と批判

して、大親友の公明党に警戒されるかと思えば、

公明党様の次はすぐにニューヨークに出向き、

国民には何も知らせずに勝手に、集団的自衛権を

容認する発言だ。

さすがにおれもこれには驚いて、なんだこの独裁者

はと書こうと思っていたら、今度は国交相の中山が

4日で辞任。

   

どうなってるんだ、この国は。

自民党もいい加減にしろよ。

おまえらの私欲と利権のために、サブプライムで

一番大事な時にくだらない総裁選出来レースを二

週間も見させられ、ようやく新内閣がスタートしたか

と思えば、たった4日でご破算なんて、救えない話

にも程がある。

       

大臣が4日で簡単に辞めることができる。

それだけ、国民は自民党になめられているってこ

とだ。

「どうせおまえらは、どんなに怒ろうと選挙には行かな

いんだろう」

と高をくくっているからこそ、あんなことが出来るんだ。

安倍政権の時の不祥事を起こして辞めたやつらも

そうだし、今回の中山もそうだが、やつらは結局また

重役に帰ってくるし、何度でも「再チャレンジ」出来る。

だが、自民党の作った社会では、おれたち国民は、

一度でも足を踏み外せば、後は真っ逆さまに、

日米資本主義の底のまた底に落ちていくだけだ。

だからこそ、国民は怒ってるんだろう。

    

ご祝儀支持率込みで新内閣が50%なんて、

正直麻生自身が一番青ざめているだろう。

「総理が変わればどうせ支持率が戻るんだろう」

となめていたんだからね。

            

                

さあ、書こうか書くまいかすごく悩んだが、

中山発言について掘り下げようか。

麻生が総理になった瞬間に戦争はちゃんとするか

ら安心しろとアメリカに報告したのも書きたいが、

どうやら麻生政権事態がもう終わっているようだし、

後回しにしよう。

だとしても、中山発言をおれが書くのはちょっと面倒

なんだけどな…。

この手の話題は、ちょっとでも違う視点で書くと、

えらい剣幕のメールが山のようにくるからからな。

でも、ニュートラルな意見がない以上、書いておく必要

はあるだろう。

          

         

「日教組は教育のガン」

「日教組は解体しなくちゃいけない」

「日教組が強いところは学力も低い」

「間違ったことはしていない。教育の為に

火の玉になる」

         

中山発言だ。

火の玉がどうなのかわからないし、日教組と学力の

関係は、今資料を取り寄せてもらっているが、

まず大前提としていち有権者として言わせてもらうと、

『何故今なんだ』

ってことだ。

中山がどういう思想だろうと構わないし、何を述べよう

が勝手だろうが、

今、日本経済が大不況を前にしていて、経済の大津

波が発生した時に内閣がいなかったなんて状態で、

ようやく体制が整った時に、よくもまぁ勝手にヒーロー

を気取って好き勝手できるなってことだ。

         

ふざけるのもいい加減にしろよな。

おまえらの出来レース劇場の為に、血税がどれだけ無

駄になったと思ってるんだ。

その挙句に、大臣がスピード辞任して、

『おれは正義だ、悪くない』

とほざける神経が到底理解不能だよ。

自分のことしか頭にないか、国民がよっぽどなめられてい

るかどちらかだ。

          

日教組が批判したいなら、空白を作った分仕事を何倍も

こなして、なんとか危機を乗り切ってみせてからやれよ。

国交相なら、

『道路族が日本の道路を駄目にしている』

『公明党は道路利権のガン』

『旧道路族と公明党を解体する』

とでも、言ったらどうなんだ。

勿論、辞めずに最後まで仕事をして、実行もね。

その上で、教育について批判して、問題定義するなら

すればいい。

そこではじめて国民は納得するんじゃないのか。

            

       

じゃあそろそろ、日教組について。

日教組と右翼団体は、度々衝突している。

右翼と言っても現代の場合、自民党中核部も含めて

大概が職業右翼だから、意見が言いたいわけじゃなく、

そこに金が生まれるからやっているんだけどな。

多分これは左翼も一緒。

          

理由は教育方針にあるが、

簡単に言うと、第二次世界大戦を

「日本は正義だった」としたい自民党や右翼団体と、

「日本は間違っていた」と教えたい日教組の

構図だ。他にも派生であれこれ言い合っているが、

シンプルに言うとこんな感じだ。

       

当たり前だが日本は正義でも悪でもないし、

戦争をする国に天使も悪魔もない。

あえて言うなら、国民を扇動して、自分達の私欲の

為に殺し合いをやらかした当時の全政府が悪魔だ。

日本もアメリカもドイツも、あの当時は狂って…ああ、

アメリカは今でもそうか。

殺し合いを強制された兵士も、

巻き込まれた一般国民も、

侵攻された国々も、

残りはみんなある意味被害者だろう。

         

右翼団体が「日教組は~」みたいに言うのは、

まぁ相応の金をしかるべき所からもらっていたり、

政治活動の一環で言ってるんだろうが、

自民党にはなんのメリットが?って思うかもしれな

いが、これはちょっと考えればわかるはずだ。

色々今は寄り道せざるを得なくなっているが、

自民党というのは基本的には

愛国教育→強制愛国心→集団的自衛権→戦争参加

の実現が理念のひとつである政治団体だ。

顕著なのが安倍や森、それに麻生だな。

これは思想的な問題としてもあるだろうが、実は彼らも、

「愛国心なんて国民が勝手に身に付けるもので、

駄目な政治ばかりやっていれば無くなるし、

良い行政ならナショナリズムは自然と培われる」

という当たり前のことは、わかっている。

それに、愛国心を無理矢理刷り込もうとしている国なんて、

日本と中国と北朝鮮くらいのものだ。

   

だけど、それらを黙認して、

愛国教育をやるメリットが他にあるからこそ、

やっているのだ。

それは戦争参加による莫大な恩恵だ。

アメリカがそう臨んでいることもあるが、

武器売買、侵略による恩恵、大企業への特需、

戦争は上層部をでたらめに潤す。

特に、戦争の当事者にはならず、アメリカにくっつい

て適度に参加する程度なら、たいしたマイナスもなく、

金はうんと儲かるだろう。

‘たいしたマイナス’ってのは自民党目線の話で、

おれたちにとって見れば、世界一の自殺率もびっくり

なくらいの犠牲者が出るんだけどな。

だが、政府が弱者の命なんてなんとも思っちゃいな

いのは、ここ10年の政局を見ていれば明白なはず

だ。

(戦争は儲かるのかってことについては、何号か前

のメールマガジンでもっと詳しく書いたから、暇だっ

たら見に行ってくれ)

       

      

こんな背景があるからこそ、

自民党右派と日教組は相容れないわけだ。

自民党からすれば日教組は、大きな金儲けを

邪魔する障害だし、

日教組からすれば、世界大戦の日本を美化する

ことを子供達に刷り込むような教育は許せないと

いう譲れない一線なんだろう。

            

ただな。この手の話題の時に必ず書いているけど、

日本人ほど愛国心の強い民族はいないよ。

自民や日教組があーだこーだ言うまでもなく、

日本人は人生において、そのほとんどを仕事に費

やす運命にある。

世界一でもぶっちぎりトップの労働時間をこなして、

ワーカホリック症候群、WE、メディアによる殺人的

労働の美化、色々と障害も多い。

だが、それだけ働いても、その恩恵はピラミッドの

頂点のほんの一握りのやつが独占しちまうわけだ

ろう。

そして頼みの綱の年金も、改ざんやデータ消失が

故意的に行われていて、まったく信用は出来ない。

そして国民生活も世界で三十位だ。

         

だが、それでも怒ることもなく、おかしいと提言する

こともなく、黙々とお国の為に世界一のスイサイド数

を携えながら死ぬまで搾取される。

これほど愛国心の強い民族が、一体地球上のどこ

にいるよ。これ以上何を求めるんだ。

アメリカの言いなりになって、戦争しようが核を持とう

が、笑って万歳とでも言って欲しいのか。

               

          

ナショナリズムで争っているやつらなんて、

所詮この程度のことなのさ。

故におれは右だの左だのなんて時代遅れな議論が

大嫌いだ。

金儲けの為に心を支配するってのは、カルト宗教や、

メディア戦略でサービス残業なんて馬鹿げた思想を

植えつける経団連と何も変わらないしな。

         

おれたちが今、目前にしている戦後最大の危機は、

イデオロギーも興味も思考も性別もエイジズムも

無関係に、弱いやつから順番に経済の底へ引きず

り込む無差別テロだ。

市場と自由経済には、感情論なんて一切通じない。

にも関わらず、日本政府は今のところ何の対策も

出来ていないし、アメリカの大統領選の体制待ち状

態。もう完全に狂っているのだ。

      

そんな時に、愛国がどうとかナショナリズムがどうと

かで、簡単に大臣を辞める中山も、選挙の為にそ

れを容認する麻生も、おれは許すことが出来ない。

この国では、いつだって国民の生活よりも、支配者

の利権や思想の方が優先なのだ。

      

最後に、安倍政権から今回の中山まで、

全ては森グループの責任だろう。

何人大臣が辞めて、その都度どれだけの金が

無駄になったか。

あんたも気づいていないかもしれないが、

民主党のマニュフェスト通りに実行するには、

財源が2,5兆円必要らしい。

実は安倍政権からの、年金消滅&改ざん、各種

箱物利権、ガソリン税、空白期間にどぶに捨てた

税金、アメリカへ貢いだ金、勝手にドルを支えるた

めになげうった円。

これらの総額が、とっくに2.5兆を超えているのだ。

    

だが、きっと秋の臨時国会も、

「財源はどうする」

「提示するなら責任を」

と自民党は言い続けるのだろう。

国民不在の劇場は、変革の時まで今日も続くのだ。

         

今日から出張で、西日本を回ります。

地方の現状を見て回る予定で、なるべく生身の

地方情勢を肌で感じて来ます。

ですが、メールの返信が遅れると思うので、

ご了承を。

            

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2008-09-28

小泉が退いた理由

小泉が議員辞職したニュースは、

皮肉なことに麻生新総理誕生のニュースバリューを

凌駕した。

三代前の首相にも関わらず、ニュースは彼の生い立

ちから、趣味、嗜好、名言集までもを放送。

福田や麻生とはえらい違いだな。

          

だが、それだけ小泉純一郎という男が、

日本の歴史上のポイントとなる人物だったってことだ。

おそらく、歴代総理の中で、最も多くの年次改革要望

書の事項を現実に実行していて、

それは現在の日米型資本主義の基礎を築いたと

いうことだ。

   

出生率低下、年代格差世界一、ジニ係数の30ランク

ダウン、年金崩壊、派遣という奴隷社会。

彼が議員を辞職しようが、この国に光があたるわけ

じゃない。

小泉政権が発足してから爆発的に増えた自殺者数

だって、今日現時点でもゆるぎない世界一。

一日百人前後が、絶望によってスイサイドする、

皆殺しの世界は、有権者が動かない限り、

変わることはないのだ。

            

            

小泉へのどうこうは、この辺にしておこう。

おれはおれが書くべきことを優先するよ。

   

彼が辞めた理由として報道されている、

「期が熟した」

という台詞。

ずばりあの通りだが、報道にあるような

小池が負けたことでの諦めムードとはちょっと違うよ。

       

小泉自身、既に求心力がなくなっていることは

自覚していたし、総理を辞めたときに、既に二度と

官邸の椅子に座ることはないのは、各人が指摘して

いる通りだ。

「一期のみで、やれることは全てやってしまう」

その覚悟があるからこそ、

選挙で堂々と

「痛みの後に幸福が来る」

なんて誰がどう考えてもありえない嘘をつけたし、

「ニート救済法案を作る」

と言って、選挙が終わったあとに無かったことに

するなんて真似も出来たのだ。

      

時間の経過と共に、有権者も彼に、そして自民党に

騙されていたことを知り、その結果、今日がある。

小泉が名ばかりでも重職を断る理由はそこだ。

だけど、そんなことは彼にとってはどうでもいいこと。

何故ならホワイトハウスに行けば、いつだって彼は

英雄で、アメリカ国民にとっては、‘コイズミ’は忘れ

てはならないヒーローなのだ。

各種規制緩和、外資優遇システム、日本企業を買収

しやすい環境作り、派遣会社と政界のWINWIN構築、

郵政民営化、五十兆の上納金。

アメリカの要望はことごとく小泉によって実現された。

残りの戦争参加と、より多くの武器購入、そしてWE

を安倍に託して失敗したが、後任の無能さだけは

見抜けなかったらしい。だが、それでも十分過ぎる

ほどの実績だ。

日本人にとっては歴代最強のテロリストと呼んでも

いいくらいだが、ホワイトハウスにとっては最高の

友人だ。

         

だが、計算外だったのがアメリカ共和党政権の

没落。

自民党が国民の命まで切り取っては上納してい

た絶対的征服者が、イラク戦争以降、大きく力を

失いだしたのだ。

当然ながら小泉自身も力をなくし始めた。

さらに旧橋下派達自民党本体の押し返し、

後任の安倍は大きく期待を裏切る無能ぶり、

更に今回の総裁選でも、唯一台本にない登場人物

として出た小池も惨敗。

まだまだ小泉を支持するやつは多いものの、

麻生が公明党へ真っ先に参拝に上がったことから、

もう小泉路線は消えるだけだと確信したのだ。

         

とは言え、当たり前だが、議員を辞職するほど

力がなくなったわけじゃない。

想像してみるといい。

派閥は無理にしても、自分や慕っている上げ潮中川

達なら、どの選挙区から出ても当選するだろう。

ブッシュだって完全に終わったわけじゃないし、

何より総理時代に、経済界へ売りつけた貸しは

いくら掃き捨てたって余りあるほどだ。

にも関わらず、きっぱりと議員を辞めた。

    

同じ文句だが、ここまでの前提が大事なんだ。

ちょっとだけ考えてみてくれ。

         

         

答えは次男の進次郎氏にある。

彼はまだ27歳。これからいくつもの政局を見てい

ける歳だ。

そして彼に、自分が築いた地位と人脈を全て渡して

やれる時期的リミット。

それが今だったんだ。

これ以上遅くなれば、息子を担ぐ御輿はさびしくなる

だろうし、逆に早ければ、何を今更と一層の批判を

買うだろう。故に今なのだ。

全ての利権を次男にくれてやるのに、どれくらいの

時間をかけるのかわからないが、イコールそれは、

小泉が政界自体から消え去るわけではないことを

意味する。

       

ブッシュの衰退の波を見極めて、

今この瞬間に身を引く。

彼は最後まで、魔術師の如く時代を読む天才だった

ってことだ。

日本を戦後最大の危機に陥れた首謀者だが、

能力は間違いなくピカ一。

もしもその能力を、自民党議員としてではなく、

もっと別のベクトルに使っていたら・・・と思うのは、

おれだけなのかな。

       

おまけ。

次男の進次郎氏には何の罪もないが、

彼が政界で生きていく以上、その道は欲まみれの

拍手か、憎しみの視線しかない。

経済界の引きつった賞賛と、国民の恨みの声。

どちらにおぼれることも無く、そして可能であれば、

父とは違う道を見つけてくれるといいんだけどな。

       

補足。

本人は総理の座を降りたときに引退を決意して

いたと言っているが、それは本心とは違うと思う。

今日書いたように、おれが予測する小泉は総理

になった時、いや、もしかするとなる前から、

一任期中に全てやりつくして、議事堂からは去ろう

と思っていたはずだ。

だけど、思った以上に国民の‘痛み’がひどく、

加えて反発が想定よりも強かったこともあって、

すぐに議員を辞められなかったのだろう。

      

だけど、最後まで打算的だったのは、

後任の安倍があれだけ無茶苦茶をやっていようが、

独裁政権状態だったのが祟って、国民に大反撃され

いていようが出てこなかった小泉が、

いきなりメディアの前に現れだしたことだ。

勿論、あれはカメラの前に出たかったのではなく、

支持基盤を少しでも繋ぎとめたかったからで、

その後公演をやたら増やしたし、最近じゃ、あれだけ

国民を欺く糧にしていた森グループや谷垣ら派閥の

懇親会にも参加していた。

あれは本人もプライドが許さなかっただろうな。

「自民党の派閥政治を、何一つ変えられませんでした」

と言っているようなものなのだから。

だが、そんなことを微塵も感じさせずに遣り通すあたり、

やはり彼は、人を騙す天才だったのかもしれない。

           

                   

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2008-09-27

麻生総理 記念すべき一発目の失言

別に時間がないわけじゃないんだけど、

今日は短いので、一分で読めるよ。

簡単だが、これは書いておかないと、と思ってね。

       

麻生総理は、総裁就任後に、民主党を批判して、

「総裁選を行わないような、開かれた政治をしない

ところに、国政は任せられるのか」

と言った。

まぁ自民党の出来レースもどうかと思うが、

確かに一理ある。

         

で、このニュース。

『公明党太田氏は、24日の党大会において、他に立候

補者がいなかったことから、代表就任が決まった』

         

さあ、麻生総理。存分に批判してくれ!

一刻も早く記者会見を開いて、

「こんな開かれた政治をしない公明党に、行政を

任せることは出来ない」

と明言して、直ちに連立を解消して、総選挙しなくちゃな。

行政を任せられないと自分で言うような政党に、

重要な大臣のポストをくれてやっちまったんだから、

責任問題だって当然あるはずだ。

宗教による麻薬票も返上して、次の選挙は

自力で挑まなくちゃいけないが、自分で言ったんだもんな。

さあ、早くしてくれよ。

          

それともまた二枚舌か? 

それともお得意の、政府(支配者)は良くて、

野党(国民)は駄目とかいう、特別ルールかい。

やれやれだぜ。

         

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2008-09-26

総裁選後の報道

麻生総裁就任後のメディアのまとめ集。

複数人の読者が送ってくれたものをまとめた。

       

NHK『ニュース7』

・30分のうち15分が総裁選関係のニュース

・最初に麻生氏が新総裁に選ばれたことを伝える

今朝の麻生氏のコメント

「地方票はいけてると自分なりに感じています」

・麻生氏は地方票で石破氏の地元・鳥取県を除く

46都道府県で1位

・地方票全体の95%を獲得

今朝の麻生陣営の選対本部長・鳩山氏

「地方票の結論が出ております。時代が麻生太郎を

求めていると確信を致しております。」

         
総裁選挙の模様

開票の結果、全体の3分の2の351票を獲得した

石原37 小池46 麻生351 石破25 与謝野66

         

麻生氏の発言

「この国の再生を成し遂げ、改革を成し遂げ、さらなる

一歩を進めなければと決意を新たにしていおります。

それを実行に移す力が我々以外の政党のどこにあろう

かと。その政党は民主党ではない、断じてありえないと

思っております」

   

各候補(石原・小池)、閣僚(伊吹・谷垣・加藤紘一)の声

一般市民の声、福岡・飯塚、大阪

自民党本部前の麻生応援団の歓声

      

麻生新総裁、就任後初の記者会見

「総裁選始まる前、約10ヶ月間、私はたまたま無役と

いう立場にありましたので、全国を遊説する機会をい

ただきました。感じたことは不景気、私は不景気とい

う感じを強くしました。

老後・景気に対する不安、解消できない政治に対する

不満が多く聞かれた。

これをいかに解消するかが私に与えられた大きな使

命だと思っております」

         
補正予算案については野党を牽制

「今景気が悪い、これは誰でも感じている。

特に年末の資金繰りなどに頭をかかえている中小零

細企業など、一般の生活を考えるうえで、補正予算成

立を阻止・反対するのは常識的に考えにくい」

      

党役員人事について

公明党、野党の反応

         
麻生氏の紹介VTR

初当選からの道のり

クレー射撃でオリンピック出場

英語、漫画好き

今回の総裁選

         
政治部・吉住記者の解説

新総裁の課題、補正予算案、農水省問題など

今後の政局の焦点は解散・総選挙

         

      

朝日新聞 23日朝刊

自民党の総裁選挙にて、投票用紙に、

「自民党はもう終わり」

「小沢一郎」

「民主党」

と書かれた票があったことがわかった。

       

自民党内にも、現体制のあまりの所業に心を痛め、

反旗を翻す分子が確実に出てきていることを

裏付けた結果となった。

            

フジテレビ23日 夕方ニュース

    

麻生VS小沢の特集。

それぞれの婦人で比べるというもの。

      

麻生氏の夫人を、外務相婦人として活躍し、

素晴らしい人物だと延々称え、

対して小沢婦人には、

「まぁしっかりはしていると思う」

のワンコメントで片付けた。

勿論、主婦層へのサブリミナルで、

公明党としっかり連携したことを確認して

安心したのか、フジサンケイも、

麻生担ぎに乗り出した証左である。 

          

■筆者より■

メディアの大方が自民党の手先なのは、

今にわかったことじゃないし、

政権をひっくり返すと言うのは、

そういう意味も含めて難しいのだ。

      

国民が六十年ぶりに主権を取り戻すのに

倒さなければならない相手は、政府だけじゃなく、

大半のテレビ、新聞、雑誌などのメディア、

当然経済界、軍、警察、官僚も含まれる。

      

更に、長年続いたしがらみもある。

子供の未来の為に野党に入れたいが、

経済界によって統制され、大企業などでは

特定政党への投票推奨(かなり優しく言うとね)

も現実に行われている。

それらをひっくり返すことが出来て、

はじめて政権交代と言う、日本では革命的な

一ページが開かれるのだ。

麻生の実質支持率が、どの程度で落ち着くのか

わからないが、厳しい戦いではあるのは間違いない。

         

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2008-09-25

ホセイヨサンを通す也

麻生新総理の会見で、

えらく凹んだことがあった。

消費税や海上給油の件じゃない。

もっと逼迫した大事なことだ。

         

事故米についての対処。

米サブプライムについての対処。

         

自民党の出来レース劇場のせいで

ここ10年で最大の規模になるかもしれない

食の問題と、世界で唯一何も対策に取り組んでいない

経済対策について、何一つ触れられなかったんだ。

          

おれは知人から記者会見のメモを全部もらったが、

その二つについては本当に薄皮一枚かすってない。

稀代の英雄の口から出てくるのは

民主党との対決についてだけだ。

    

この国のおめでたさ加減と、

政府もマスコミも腐っているっていういい証拠。

民主党に対してやたら過剰反応していたが、

国民が今一番大事なのは、

食の安全と、すぐそこまで来ている大不況への準備。

やくざの跡目争いの仁義なき戦いじゃない。

違うかい。

Photo_2                

      

          

補正予算について、何が何でも通したい自民党と、

それに反対する野党。

この構図が今の状況だな。

    

会見で麻生は言った。

「今不景気ですから、弱者を助けようという補正予算

に、反対する人なんているんですかね。

年末の中小零細企業の資金繰りだとかを、助けてあ

げる必要がある。それを邪魔しようと言うのは、理解

に苦しみますね」

麻生らしい、煙に巻くうまい挑発だ。

だが、それが通じるたのは小泉旋風までだろう。

       

中小企業を助けると言うなら、補正予算より先に、

中小企業限定増税を解除してやればいいし、

大企業への消費税キックバックを直ちに廃止して、

それを中小零細への優遇という形で還元してやれば

いいじゃないか。

それなら一般財源だって減らないし、一石二鳥だぜ。

Photo_2

   

   

            

もう追い詰められているんだろう。

いい加減、国民を欺いて押し通すスタイルは

やめにしないか。

自称、生まれ変わった自民党なんだろう。

やっていることは何一つ一緒じゃないか。

       

確か、前回の海上給油延長の時にも書いた

と思うけど、

アメリカのために海上での給油活動したり、

補正予算を多くとって、それでなんらかのホワ

イトハウスへの誠意が見せたいなら、

それをそのまま国民に発表すればいいじゃないか。

発表した上で、

アメリカ様に貢と、日本にとってこんないい事が

ありますという所を、全部教えてやればいいのさ。

それが自分たちにとって良いことだと思えば、

国民は自民党を支持するだろうし、

必要ないことだと思えば、野党を支持する。

民主主義ってこういうことだろう。

      

日本に限っては、民主主義は情報統制と圧力に

よる恐怖政治を指すようになったのは、いつから

だろうか。

Photo_2

   

    

         

それにだ。

肝心なことを忘れている。

自民党の補正予算案が作られたのは、

福田が辞任する前の話。

つまり、サブプライムが本格的に音を上げて

弾け飛ぶ前の話だ。

総理が政権を投げ出すことが予想外なら、

米政府がリーマンを救う体力さえなくなっていた

ことも想定外なのだ。

      

ということは、補正予算には、今回の不況の波

は考慮されていないのだ。

にも関わらず、自民党は誰一人補正予算案に

大幅な変更が必要だとは言わない。

・・・もう経済音痴とか、政治手腕どうこうとか

以前の問題だ。

やつらの頭の中は、このホセイヨサンを通せば、

ご褒美がいっぱいもらえる。

ってことしか頭にないのだ。

          

弱者を救うものだからと、メディアで麻生が

必死にアピールするが、

国民は三度欺かれるのかな。

      

自民の狙いは、野党が反対を通して、

三十日ルールを使って引き伸ばししている時に、

解散総選挙に突入して、

「国政を停滞させる野党」

のおなじみのキャッチフレーズを使い、

日経と産経にも協力を煽って情報統制していくん

だろうが、自民党そのものの信頼が地に落ちている

今、その戦術もどれほど有効なのか、

ちょっと不透明だ。

         

                  

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2008-09-24

波間に揺れる思惑

台風の季節。

13の不吉なラベルをつけられた熱帯性低気圧は、

各地に冗談みたいな大雨を降らし、

麻生内閣の誕生を演出して、太平洋に消え去った。

         

台風が来ると喜ぶのはサーファーだ。

ビーチの熱気と人影が失せたアフターサマーは、

波乗りたちの刹那のヘブン。

死なない程度に楽しむといい。

         

台風が来ると喜ぶのはサーファー。

これは丘でも同じこと。

荒れ狂う数字の海原に挑むサーファー達が、

日々、歓喜と絶叫を繰り返し、

何人かは奇跡の大逆転ゴールを決め、

多くはマーケットの‘餌’になって、

60兆の経済の深海へ沈んでいく。

       

株価と金の流れを体内に叩き込んで、

数ヶ月に一度のビッグウェーブを見極める。

一度波を掴んだら、可能な限り波と一体化して、

心音と数字のリズム、二つのランダムウォークを

シンクロさせるのだ。

    

口で言うのは簡単だが、実際は見えない針に

透明の糸を通す作業だ。

「市場では誰もが平等」と一昔前は言われたが、

今はそうじゃないからね。

世界のマーケットはでたらめに巨大なひとつのパイに

統合し、個人投資家は情報を司る支配層とも戦わな

ければならない。

そいつらにひたすらついて行く戦術もあるが、

そんな連中をあざ笑うかのような偽情報が

飛び交っている中で、本当の波だけを捉えるには、

とびきり優れた目が必要だ。

予知能力でもない限り、数字のチャートを金に変

え続けるのは、ちょっと難しい。

適度に、確実に勝てる勝負だけ一枚噛む程度が、

おれみたいな三下には限界かな。

          

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バブルと全く同じ構図が、今ここ、同じ日本で再現されよ

うとしている。

灰色のベンチの読者からは、早くもそれについての言及

も出ていた。大分鍛えられてきたね。

最近読み始めた読者も、辛抱して半年おれのコラムを

読んでみてくれ。

必ず同じことが出来るようになるからさ。

               

バブルの泡が極限まで肥大したとき、

日米で何が起きていたか思い出してくれ。

アメリカは日本へ援助を要請し、日本は表向き断りながら、

実際は米国債購入や投資をしまくった。

不良債権の山を、丸ごと引き受けたのだ。

アメリカ様の為にね。

          

勿論、誰もが口を明けてしまうおろかな行為。

結果だってちっとも面白くない筋書きドラマ。

アメリカの助言は当然嘘で、最後まで円高で終わり、

日本はアメリカのダメージを、国民の命を使って

軽減させ、自国の傷を一層深いものにしたんだ。

世代だった人は記憶に残ってるだろう。

         

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それと同じことが、また起きようとしている。

アメリカは欧州と日本に、経済的‘考慮’を要請。

要は金を寄越せってことだ。

建前があるんで、はいわかりましたとはいかない

だろうが、サブプライムの衝撃の軽減に、

日本は色々努力することになるだろう。

   

米国債の購入を1兆円吊り上げるのか、

思いやり予算を久々に拡大するのか、

WE可決に向けて動くのか、

ともかく、間接的にアメリカに誠意を見せる

チャンスだと、なぜか自民党は捉えている

ようだし、最低条件として、海上無料ガソリン

スタンドはやらせていただきたい所なんだろう。

   

「自給率の為に農家を守らなきゃ」

「弱者の為に運送業に目を向けなきゃ」

「燃料高騰で漁業がピンチだ」

言うには言うが、実際やっていることは、

貴重なガソリンを大量に、ホワイトハウスへ

無料献上する。私欲の為にね。

          

これが自民党だ。

海上給油については経済界は満場一致で

賛成票を入れてくる。

去年を思い出してくれ。

生活者の総意として野党が、無料GSに反対した

時に、メディアは一斉に野党、特に民主党を

「日本の国益を損ねる」

「成長を止める」

と悪魔の如く報道しただろう。

あれがまた行われるわけだ。

    

さぁ、国民は再度、支配者の手の平の上で

騙され踊るのか、それとも…。

       

いずれにせよ、目が離せない。

               

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灰色のベンチ 129号 本日19:00配信。

右派の麻生から創価の麻生へ   


2008-09-23

メディアを制する者が永田町を制す

日本の政治は国民が介在する余地が

でたらめに少ない。

村や町役場までもが利権の対象になっていて、

各政党が推薦だの派閥だとの気をかけ、

予測外の分子の出現を抑え、極力コントロール

出来るようにしてある。

これは国民の四割が浮動票という無関心を元に

なせる業で、当然他国ではこんなことは不可能だ。

       

欧州諸国は市町村の役員は持ちまわり制だし、

故に派閥だの宗教だのを持ち込むことが出来ない。

スピードもある。不正がしずらい。

国政への影響も大きくなるし、何より一人一人の

政治への関心が高まるのだ。

    

だけどそれが出来ないのが日本。

六十年もかけて、国民を政治から遠ざけた理由

はただ一つ。

永田町で何が起きようと、何もわからず世界一の

労働をこなし、世界で二番目に豊かだと言う幻想を抱

いて、死ぬまで貢いでもらう為だ。

         

財政が逼迫している市の長を決めるのに、

十億も使って宣伝し、政府から送り込まれた素人が、

「一円たりとも無駄にしない政治」

なんて言っちまうかと思えば、それに拍手しちまう大衆。

こんな阿呆な国は他にはないさ。

    

第一、日本国民が他国のように、政治について

意見するようなったら大変だ。

政府は誰ひとりまともに答弁出来ない。

だってそうだろう。

おれたちからどれだけ搾取するかは考えていても、

どう幸せにするかなんて、考えたこともないんだから。

政治家のあり方そのものが違うのだ。

            

Newspaper        

          

                  

そんな国でも、政界がほんのひと時、国民に関心を

払ってくれる期間がある。

それが今。選挙前だ。

       

考えてみるといい。

国会審議中に、

「道路税がこれだけ無駄使いされているのに、

どうして余剰などないと言えるんですか」

「海上給油が必要だと言っているのは、世界でなくて

アメリカだけじゃないですか」

質問している記者はいるが無視され、報道はされない。

だけど、この一瞬の期間だけは、

「民主党は政権交代と言っていますが」

「消費税は上げるんですか」

こんな質問にも、総理自ら答えてくれる。

勿論、逃避と同意の含みとやらを持たせてね。

            

Newspaper         

            

                   

新体制の情報収集の為に、昨日はテレビとラジオを

つけっぱなしにして、机には雑誌と新聞の山だった。

そんな中、テレビ朝日がニュースの中で、面白いキー

ワードを使って報道していた。

      

メディア戦略でみる自民党VS民主党。

         

政党はそのふたつだけじゃないんだが、

視点はなかなか愉快だ。

自民党を『劇場型』とし、

民主党を『小沢流』と比ゆして、

出来レースの総裁選で、注目を煽った自民党と、

国新との合併や、有森氏への出馬要請などで

情報を錯綜させた民主党。

それぞれのメディアを使った戦略が伺えるって代物

だった。

         

ちょっと甘すぎる捉え方だけど、悪くない。

何故なら、今の政治において、

残念なのか、喜ばしいかは別として、

    

メディアを制するものが永田町を制す

       

って状況だけは、ガチだからだ。

小泉旋風。

これについての説明は、多くの国民が後悔している

この単語で十分だろう。

日本全土が、政府とマスコミに完全に騙された事件

だもんな。

            

Newspaper         

            

                        

メディアを制するものが永田町を制す。

そんな第三者的な要素が多分に含まれているなら、

何故日本は六十年もの間、一つの勢力が独裁を

続けているのか疑問に思うかもしれない。

    

でも答えは簡単だ。

その一つの勢力が、六十年間ずっとメディアを上手く

利用してきたに過ぎないんだ。

      

勿論、活用の仕方は変化を見せている。

一昔前までは、国民は政治などに関心を持たず、

投票日は家で寝ていたり、外出するように仕向けた。

しかし今は、国の未来を真剣に考える自民党と、

政権を取りたいためにそれを邪魔する与党という

構図を打ち出すことに変わっている。

            

Newspaper         

            

                  

どうしてこんなことが可能なのか。

      

表向きに言えば、大手マスコミは、

所詮は経済界の一端だからだ。

二院制廃止の主要部分をすり替えて、

自民党が自在に政治を出来るようにするために、

新聞で一斉に参院廃止を訴えてみたり、

世論は海上給油に賛成なんて言い出すのも

その証拠だ。

テレビや新聞も、企業であって、

経済界の土俵に乗った団体。

この法則がある限り、経済界をバックにした

自民党に、根底から立ち向かうのは厳しいのだ。

       

そしてもっと掘り下げた所にある理由。

それは最終的な報道のルールは、

政府が決めることが出来るってところにある。

勿論、日本は表現の自由の認められている国で、

報道の自由だってちゃんとある。

だけどな、年次改革要望書って言葉を、

どれだけの日本人が理解している?

自民党のバックに巨大な宗教団体がいることを

どれだけの有権者が認識している?

それが政治上最も犯してはならない違法行為だって

ことは知ってるか。

派遣制度や郵政民営化が、アメリカと日本が遥か以前

に計画を練っていたと、有権者は共有しているのか。

答えは全部NOだろう。

何故なら報道の根底部分にのみ、未だ政府の

情報フィルターが存在するからだ。

       

この点がある限り、自民党の絶対優位は

変わらないし、このネックがある限り、

自民党が国民の生活の為に動くことは許されない。

自民党は経済界を支持基盤にし、

民主党は労働者から票を集めている。

民主主義の原則だろ。

支持者の意見を実現するのが仕事。

自民党がどれだけ圧勝しようが、

心を入れ替えましたと言おうが、

やつらに意見できるのは日本を牛耳る

支配層なのだ。

         

勿論、麻生総理が、

『生まれ変わるために支持層を一新しました』

と言い出して、

年次改革要望書の取り交わしを直ちにやめて、

外交をまじめにやるようになり、

中小企業増税を止め、

大企業への消費税キックバックを廃止して、

米国債を買っている金の半分でも、

一般財源に還元するなら、話は別だけどね。

22日にそう言うなら、国民も自民党への信頼を

少しは取り戻すんじゃないか。

      

「何を馬鹿な」

と言ってる自民党関係者のあんた。

そう思っているようなら、有権者の心は、

あんたと秋の雲よりも距離があるってことだ。

税金を数億も使った紙芝居総裁選で、

国民が何度も騙されると思うなよ…。

                  

       

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2008-09-22

閣下の憂鬱

自民党の総選挙を乗り切るカードは麻生に。

蓋を開けてみれば、麻生以外は支持議員以外は

誰も入れていないと言う完璧なまでの出来レースだった。

更に小池を除いては全員閣僚入り。

つまり、この総裁選は、麻生内閣の早期お披露目前座

だったってことだ。

      

福田が任期中にも関わらず逃亡していたおかげで、

アメリカで経済が弾けたことになんの対策もしていない

先進国唯一の国になったが、

その辺は全く報道されない。お見事。

      

おかげで日本国民はサブプライムの爆弾だって、

遥か離れた太平洋の向こう側だけの出来事だと思って

るし、今週から常駐する企業の人間も、

「買戻しで株価が上がって、ひとまず安心」

なんて真顔で言いやがる。

大不況の門が、数ヶ月先まで迫っているってのにな。

         

   >>>

      

ただ、麻生の圧倒的勝利ではあるが、

今までの彼の感覚とちょっと違う点がある。

360票。

麻生が取った圧倒的な票にそれが現れているんだ。

      

各派閥の票を除いた全てが麻生に集まった。

実質的には票は全く割れず、自民党の総意として

彼が選出された。

これが意味することは実に大きい。

つまり、麻生は自分の思い通りにやるためには、

何としても総選挙を勝たなければならないってことだ。

小泉の時と違い、町村派さえも麻生にまとめている。

小池以外の候補者も内閣内定ありきの出馬。

つまり、麻生の票は実質479票だったってこと。

      

自民党は総選挙のために麻生を選び、

麻生は唯一のチャンスをピンチによって得た。

故に、彼にとって本当の意味で‘総理’となれるのは、

総選挙に勝ってからだろう。

それを裏付けるように、彼は就任後のインタビューで、

あれだけ言ってきた海上給油延長法案について、

回答を避けた。

国民にマイナスになることは選挙が終わってから

好きなだけ言えばいい。

メディアが「国民目線」とひらすら持ち上げる総理も、

結局今までの連中とやることは変わらないわけだ。

         

   >>>

       

メディアの反応を注目していた。テレビを四台並べて、

リモコンで忙しくチェンジしながら、各局の麻生に対す

る反応を比べてみた。

       

NHK

淡々と。総裁選で経済対策が遅れたことに含みをも

たせた。

   

日本テレビ

神様麻生様。当然か。

ベランメェ口調で国民に大人気。国民目線で政治を

考えてくれる人だと、特集を組んで報道。

   

TBS

様子見と感じた。視聴率が取れるか否かを見計らっ

ている感じ。内容は使いまわしと当たりさわりのない

ことばかりだったが、ブロードキャスター最終回で、

キャスター陣が国民に向けて、もっとちゃんとした目で

自民党を見ろという暗示をしていたらしい。そりゃ打ち

切りになる。

      

フジサンケイ

ここのところの産経は求心力を落としている自民党に

苦言を呈するシーンが多いが、麻生就任についても、

冷ややか。

「自民党だけが盛り上がっていたが、国民は極めて

冷めている」

「結局、消費税は?給油は?」

      

テレビ朝日 

どちらでもない。淡々と。報道ステーションを見てみた

いが、時間がないので、誰か見れる人がいたらまとめ

よろしく。

            

こんな感じだろうか。

読売が自民党を持ち上げるのは当然だが、注目はフジ。

サンケイグループは消費税アップと給油延長、うまくいけ

ば核保有して欲しいのだろうが、自民党の影響力低下に

苛立っているのが伝わってくる。

経済界と政府の距離感がわかるいい事例だ。

         

      >>>

       

当分は海上給油についてばかりが論点になるだろう。

麻生が取ると予想される戦術は二つだろう。

ひとつは、今までのあらゆる選挙と一緒で、

具体的な名言は避けて、選挙に勝ったらどんどん強硬

採決していく。国民は文句を言えば、

「我々を選んだのは国民だ」

「民意は我々に改革をしろと言っている」

と言うだけ。

    

もうひとつは、前回よりも海上給油についての詳細が

出回らないことから、影響を最小限に留めて、可決し

てしまうって方法。

勿論、後者の方が、政府はアメリカからより多くの褒

美をもらえるからね。

          

経済対策については、各国が大騒ぎする中、

日本はドルを救うために動くのだろうが、

命令が出るまでは、

「経済対策を進めます」

とでも言って、実際は何もしない期間が続くだろう。

指揮命令権の問題もあるが、能力の問題としても

こうなるのだ。

         

    >>>

       

とりあえず今はこんなところかな。

やたら時間がかかったが、結局福田辞任から英雄

麻生の登場という自民党の紙芝居を見せられただけで、

状況は何も変わっていない。

支配層が独裁を続けるのか、はたまた初めて労働者側

から正式政権が生まれるのか。

決着は、大不況の扉を開ける直前に着くだろう。

楽しみだ。

            

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2008-09-21

NHKスペシャル 第二夜

「NHKスペシャル」

【戦場と心の傷 ②ママはイラクへ行った】

      

アシュレイさん

4年前イラクに行った

仲間と同じ方向を撃ち、誰を撃ったかも分から

なかった

戦場で人を殺した自分が良い母親になれるか不安

    

5年前から始まったイラク戦争

イラク人の死者は少なくとも15万人

アメリカ軍兵士も4000人死亡

1万人を超える女性兵士が送られている

女性兵士の3人に1人は母親兵士

帰還後、我が子を愛せない母親が増えている

      

ジュリア・ケリーさん(47歳)

今回が2回目の派遣となる特務曹長、陸軍で26年

夫と離婚し2人の子を育てる

昔は女性が戦場に行くことはないと考えていた

3年前、派遣命令

帰還後、3ヶ月母親としての感情がもてなかった

2回目の派遣が決まってから子供たちとの関係が

ぎくしゃく

来月から1年間イラクに行く

息子は「どうしてイラクに行くの?」と何度も質問する

彼女は兵士としての大義を語ることしかできない

話す度につらくなる

       

陸軍では女性が歩兵など直接の戦闘行為は許されて

いない。

しかし、どこからが前線かあいまいで戦闘を避けられ

ない。

    

女性の兵士採用はベトナム戦争の泥沼化から始まった。

兵役の拒否や反戦運動の高まりで男性兵士の確保が

維持できなくなった。

73年、志願制に移行、女性の獲得に力を入れた。

ベトナム戦争では2%以下だった女性兵士を、湾岸戦争

では11%にまで増やし、戦場にも送るようになった。

後方支援に限定していた任務をイラク戦争では事実

上戦闘地域にまで拡大した。

         

復員軍人医療センター

PTSDの女性の回復プログラム


マーシーさん

5年前、多くの人の役に立ちたいと思い州兵に登録した。

入隊後半年で派遣を命じられた時は、イラクの人たち

のために働けると前向きに受け止めていた。

薬品を届ける任務の合間にイラクの子供に触れること

に喜びを感じていた。

子供が呼びかけてきたのでキャンディをあげたら喜んで

いた。

ある日、少年が手を振ってきたので手を振り返したら、

突然銃で撃ってきた。

反射的に応戦して気が付いたら少年を殺していた。

自分の命、少年の命、自分の命をとった。

平和のために戦っていると思っていたのに何のために

戦っているか分からなくなった。

16ヶ月後に帰国、PTSDの症状が出たがレストランで

働いていた。

ある男性と知り合い1年後に結婚、出産

毎日、子供を見るとイラクのことを思い出し苦しむ、P

TSDは悪化した

物音に敏感になった、機関銃の音に聞こえる

医療センターで治療中

息子に優しく話しかけられない

イスラムの服を着た人を見て息子から離れ隠れる

夫と離婚について話し合っている

      

ケリー・クリスチャンセンさん(35歳)

3年前、イラクから帰還

夫と2人の娘がいる

外出の誘いをほとんど断る

人ごみや知らない場所に行くと不安になる

家族の外出後、イラクを思い出し泣いてしまう

PTSD、フラッシュバックがある

17年前、祖国のために働きたいと州兵に登録した

週末だけの訓練と災害救助の任務で月30万円の

収入は魅力的だった

4年前、派遣命令、拒否すると罰せられる

武装兵力の反撃が増えていた時期で緊張が絶えなか

った

       

帰還後、以前のように子供に愛情を示せなくなった

短気になった、悪夢を見る

子供が花火を楽しむ後ろで音に動揺し周囲を警戒する

            

      

(ナレーション)

多くの母親兵士が銃を手に戦う史上例なきアメリカの

戦争、それは母親たちから子供を愛する感情を奪い、

家族の絆を断ち切ろうとしていました。

開戦から5年、今も軍が撤退する目途が立たないイラク、

母親兵士たちは今日も戦場に立ち続けています。

(番組終了)

            

      

■筆者より■ 

戦争って一体何のためにやってるんだろうな。

殺し合いによって笑顔になれるのは、結局その国の支

配者であって、国民はどんな形にせよ不幸になる。

今のアメリカを見ているとそれが顕著だ。

そしてこういう番組を作ることが出来る唯一のNHKも、

度々右翼団体に圧力をかけられ、

メディアの影響で戦争を望む連中も僅かとはいえいる。

昨日、たまたま新宿で友人にあった。東大卒で夜の世

界を渡る変わり者。やつが言ってたことが実に興味深

かったから紹介しとく。

「今の●●や△△(テレビと新聞)はうまいと思う。中国

人や韓国人がまるで違う世界のモンスターのように書か

れている。あれを見続けたり読み続ければ、戦争しよう

とか言い出す馬鹿が現れても不思議はない。

でもあのコントロールって、戦争中に政府が国民に施す

洗脳と一緒なんだよな。そういう意味では、もう日本は

戦争へのカウントダウンに入っているのかもしれない」

               

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2008-09-20

NHK 戦場と心の傷 

読者の人がまとめてくれたんで、見逃した人はどうぞ。

         

「NHKスペシャル」

【戦場と心の傷  ①兵士はどう戦わされてきたか】

          

海兵隊の新兵訓練の様子

「KILL! KILL! KILL!」(殺せ!殺せ!殺せ!)

と連呼しながら訓練

       

イラク帰還兵の青年

・大学の奨学金目当てに海兵隊に入隊しファルージャへ

・夜になると神経質になる、悪夢を見る

・PTSD

・アルコール依存症

             

帰還兵に多い特徴

・銃を持ち歩く

・フラッシュバックが起こる

・何かから逃げるように猛スピードで車を運転する

            

第一次世界大戦

初めて心理面に注目された

・戦場にいるかのような錯覚

・怪我をしていないのに麻痺したり足をひきずる

・シェル(砲弾)・ショックと呼ばれた

・臆病者だとして処刑されたりした

       

第二次世界大戦

病床日誌の記録

・幻視や幻聴に悩む兵士

・多くの兵士が戦争神経症に悩まされ送り返されて

きた

・電撃療法、電気を流して治療する

・戦えなくなるのは一人一人の問題であるとされていた

         

アメリカ軍は戦場における戦士の心理を研究

マーシャルは兵士にインタビューし「発砲しない兵士

たち」を書いた

・発砲率、最大で25%に過ぎなかった

 マーシャルは訓練の改良を提言した

・実際の戦闘に近いリアルなものにするべきだ

・丸や四角の標的から人型の標的に

・心理的な抵抗を乗り越えるため

          

朝鮮戦争

・再びマーシャルに要請、彼は表彰された

・発砲率は第二次世界大戦の2倍になった

            
ベトナム戦争

・ゲリラ戦、泥沼化

新兵の基礎訓練、ブートキャンプ

・「KILL」が使われるようになった

・心理的な条件付け

・敵は人間以下だと教える

・敵も同じ人間だと感じた瞬間に殺せなくなるから

・人型の標的をポップアップ式に改良、反射的に発

砲できるように

・何も考えずに反射的に撃つ

・現在のイラクに似た誰が敵か分からない戦争

            

ソンミ事件

・米軍が老人や女性、子供500人を殺害

19歳の兵士の話

・25人殺した

・命令で女性を殺した、何かを抱えて走って逃げていた、

私は爆弾だと思った

・撃った後に見たら赤ん坊だった、そこで何かが壊れて

しまった

・1人を殺してしまえば2人目は簡単になる

・精神病院に入院し、何度か薬で自殺を図り、ショット

  ガンで自殺

・母親「すっかり変わってしまった。元の生活に戻る訓

  練は受けていないのです」

      

ベトナム戦争で兵士の2人に1人が何らかの精神的

トラブルを抱えたとされている

ベトナム戦争後、新たな診断名、PTSDが加わった

・生身の戦闘を避け、接近戦を避けることに

・ハイテク兵器

・トマホーク・ミサイルの開発

      

2001年の同時多発テロをきっかけにテロとの戦い

2003年イラク戦争

・民間人に紛れ込んだ武装勢力との戦闘

・民間人の犠牲が報道され反戦の声

武器の使用に厳しい規制

・「交戦規定」の書かれたカードを持つ

・民間人は保護する、モスクは狙わない

ファルージャで戦闘した兵士の話

・退去命令に従わない住民は武装勢力と見なし発

 砲してよいと言われた

・撃った後に確認したら杖を持った老人だった、民

 間人だったのではないかという疑念、一生確認できない

・睡眠薬で自殺を図り、今も精神科に通う

・働こうとしたが全然続かなかった

         

兵士の心のケアに62億ドル

・事前に予防接種して戦場へ、それを繰り返す

・兵士はテストをパスすると戦地に戻る

・スクリーンに映される映像の民間人に紛れ込んだ

 テロリストだけを選んで射撃できるか

               

■筆者より■

NHKは何だかんだ言って番組制作班は優秀だよな。

内容が濃いし、時間をかけて丁寧につくっているとい

うのが伝わってくる。

全然関係ないけど、金曜か土曜の深夜に、歴史のひと

コマをタイムスリップして見てくるみたいな番組がある

んだけど、一度みたら面白かった。あれはNHKじゃな

いと作れないな素直に感動したな。 

      

第二部もまとめてくれたんでお楽しみに。      

            

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HHS「果実のKING 後半」本日19時配信。

http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/67/P0006758.html


2008-09-19

歴史のゲートウェイの上で

地球の上のシーソーが、その傾斜角を徐々に大きくし

ていってる。

核の悲鳴は収まって、今度は収縮の波を逃すまいと、

投資家たちの刹那のサバイバルがはじまるだろう。

ゴーサインはただ一つ。

ブッシュの「債権処理機構の始動」だ。

それを合図に買いの嵐が起きるに違いない。

けれどもどんなにその波が一方通行でも、

失った信頼が邪魔をして、どこか落ち着かない、

そわそわした、疑心暗鬼の黒いマーケットが続くのさ。

      

それでもきっと日本は見ているだけ。

歴史に残るインパクトの瞬間に、総理が職務放棄中。

候補者たちも自分の投票が大事と水面下の勢力争い。

ほんと、素晴らしき国だ。

         

   >>>

      

崩れたバランスは、ニューヨークやロンドン以外にも

現れている。

北朝鮮は、アメリカの力量と体力を見据えて、強硬策

で核施設を修復中だし、恐慌の本陣に備えて駆け込み

合併した企業たちも、軒並み株価を落としてる。

アメリカの残り体力を、世界中が注視している。

そして、後ろで必死に支えている日本の挙動もね。

      

おそらく、今、日本が手を離せば、アメリカはぶっ倒れ

ないまでも、片膝を地面につくだろう。 

世界大恐慌時にはなんとか踏ん張って耐えたが、

今度はそうはいかない。

不良債権の山を片付けて、国債をたんまり日本に売りつ

けるっていう計画が水の泡だからな。

後はもう一度貿易センタービルをぶっ壊して、

イラクごと核で吹き飛ばすくらししか方法がない。

         

でも大丈夫。日本はアメリカの背中を、これからも一生

懸命支え続けるよ。自国の国民がどれだけ死のうが、

一握りの支配層だけ利潤をもたらす、素晴らしい経済の

生みの親を、絶対に見捨てたりはしない。

もはや日本という国は、新自由資本主義という麻薬の

虜なのだから。

    

派遣規制を緩和したら、とんでもない数の労働者が

路頭に迷うことになる。郵政を明け渡したら、日本の

未来はぐっと明度を低くする。 

それは皆わかっていた。わかっていたが、

目の前の支配構造のメイドインUSAの王の椅子に

魅せられて、言われるがまま、

自らの国に鋼鉄の槍をぶっ刺したんだ。

極東の龍は、今も心臓に黒い怪我を負い、

流れる血は太平洋を渡って大陸に吸い込まれていく。

            

   >>>

          

ラビ・バトラ博士に、もう一度ご登場願おう。

    

彼の‘超客観的洞察による詳細な分析と予測’…予言

でいいか。そいつはまだまだあるみたいだ。

日本に関してのものを抜粋。

しつこいようだけど、予言と言っても別に信じろと

言ってるわけじゃない。ただ、彼の予測の精度は、

現時点まではえらい的確だ。 

          

「世界同時大恐慌の入り口は2005年。そして2010

年までに『搾取的資本主義』は崩壊するだろう」

               

「『自由貿易』が資本主義の崩壊を引き起こす。自

由貿易による国際間の競争の激化のために生産

者はコスト、ひいては人件費を削減することになる。

賃金を低く抑えれば、結局消費は鈍化する。『消費

の歯車』の停止が起こり資本主義は崩壊するので

ある。」

    

ここまでを言い当ててるのはすごい洞察力だ。

いや、台詞自体は、もはや経済の常識だし、グローバル

の意味を勝手に経団連が摩り替えてからは、日本のあち

こちに貧しさが蔓延って言ったかは、十分ご存知のはずだ。

      

日米が勝手に都合よく昇華させた資本主義は、もともと

国民総奴隷化主義でもある。

総の中に、一部のやつが入らないのは、

この経済においてはやつらは神だからだ。

神と民は滅多なことで入れ替われない。

ルールを作り、先導し、金をピラミッドの頂上まで運ばせる。

国民は人間であると同時に、金を運ぶベルトコンベアーの

部品の一つに過ぎないのだ。

これは現在の話だぜ。おれもあんたも、自覚症状が起こり

にくい、21世紀型のスードラだ。

       

考えてみるといい。

バトラ博士がこんな未来を危惧しているころ、

おれたち日本人は何をやっていたかを。

「24時間働けますか」

「世界第二位の大国、ニッポン」

「働きまくって死ねるのは幸せ」

「自分が死ぬときに、働いたなと思って死にたい」

「頑張れば必ず成功する」

全部、マスコミや学校の教師が教えていたことだ。

そして日本人はすっかり洗脳され、

今もまだ、その眠りから覚めないやつがたくさんいる。

いや、現実を見ない、見せられないことで、

それを当たり前として受け入れちまっているのかも

しれない。

         

他国の数倍働いて、人生のほとんどを仕事場で過ごし、

子供は減り、家族関係は希薄になり、

隣人の口癖さえ許せなくなり、

国が推奨する、子孫を残せる最低限の基準を

満たしている成人男性は、わずか27%。

       

そこまでボロボロになって働いて、

ふと自分を鏡で見てみたら、国民の生活の豊かさは

なぜか30位に急落していて、代わりに自殺率はぶっ

ちぎりの世界一位。

日本人の三分の一も働いておらず、ゆとりと心と仕事

を両立し、国民が政治に参加してきた国々のほうが、

ずっと豊かな暮らしをしていた。

それに気がついたときには既に遅し。

小泉はアメリカの年次要望の大半を完遂し、

安倍はそれを美しい国と呼びながら、

過労死という言葉が当たり前になった国を、

満足そうに見下ろしていたのだ。

おれたちは、自らの手によって、壁を築いていたのさ。

         

   >>>

         

バトラ博士の予言の中で、おれが一番引っかかったも

のがある。メールを読んでこれを知ったとき、体中の

動脈に、血液がめぐる音が聞こえるようだった。

         

「世界は大恐慌による混乱期を経てプラウト

義経済(均衡貿易、賃金格差の縮小、均

衡財政、自国産業保護、終身雇用、環境保

護、銀行規制など)による共存共栄の社会

へと徐々に移行して行くだろう。光は極東

の日本から。」

       

びっくりだろう。

日本に混乱を切り開く光があるってことよりも、

なぜかこの予言だけ、妙に抽象的なんだよな。

他の予言は、何年までに●●があると言ってい

るにも関わらず、光がとか、共存共栄なんてあや

ふやな単語がセレクトされている。

博士の答えを聞くことは適わないが、考察して

みるのも悪くないかもな。

          

よく言われるプラウト主義とやらは、正直どんな

ものか体験したことがないからわからないが、

まぁGNI上位国、つまり欧州各国が近いだろうな。

共存共栄なんて大層な言葉が似合うかは不明だ

が、少なくとも日米よりは、国の経済と国民の生

活の落差はずっと少ない。

      

なのにだ、なぜ博士は、鍵が日本にあると書いた

のだろうかってことになる。

    

はじめはシンプルに、環境問題がトリガーになって、

日本が資源の面から世界の覆すのかと思っていた。

ちょっとだけぶっ飛んだ話になるけど、日本が今しきり

にエコエコと言ってるのは、国民が緩いから、手っ取り

早く経済効果を狙った詐欺でもあると同時に、

将来の大きな一手の為の布石でもあると言われている。

つまり、石油から水素へってやつね。

水素技術の進歩は、日本が世界をリードしている。

水素カーの実用化も見えてきたし、電力面での活躍

も期待できることがわかった。

石油による環境破壊を植えつけて、水素エコロジー

への円滑なスライドを狙っているわけだ。

      

それがうっかり再来年あたりに成功しちまって、

石油の価値観を変えてしまうのかと思ったんだ。

でも、絶対違うよな。

そんなことをすれば中東とアメリカ、それにベルギー

あたりにも首を狙われそうだし、エコエコ詐欺と言っ

てる国は少なくない(日本のテレビ番組が、スイスか

なんかの子供たちを使って、氷が解けている。大変

だ。エコしなくちゃ!みたいな番組を作って、えらい

反感買ったとかもあったらしいからな)。

だとしたら・・・。

         

やはり、考えられるのはひとつ。

アメリカとの癒着を、精神的にも経済的にもやめる

ことが、世界にバランスを取り戻すんじゃないだろう

かって線だ。

円はドルを支え、日本国民はアメリカ政府の為に

働いて、自民党はホワイトハウスに国の舵取りを

任せているいるのが現在の構図だ。

それを混乱の中で、振りほどいて、実質的植民地か

ら、ただの友好国になる。勿論、貿易相手国でも。

    

その変化は、まずはドルへの価値観を大きく変え、

また、その時点で、日米型資本経済が消滅するこ

とになる。

なぜならアメリカは、一足先に、その経済からの脱出

を図っているところだったのだから。

(その矢先にNYのプライム津波は災難だったけどな)

つまり、積極的に格差進行資本主義を成長させている

のは、実は日本だけだってことになる。

その日本が、なんらかの形で、莫大な利権を諦めるの

と引き換えに、国民全員の生活レベル向上を選んだと

き、そこに新しい経済が生まれるんじゃないだろうか。

      

日本人は、間違いなく世界一ずる賢い。

これは褒め言葉だ。

だが、アメリカに首輪をつけられていることで、

今は間違った方向にその力を使っちまっている節が

あると思わないか。

その首輪を投げ捨てて、世界一の頭脳で新たな経済

を生み出す。

いや、首輪をはずし、ホワイトハウス出張所の自民党

が崩壊した時点で、日本は既に次世代なのかもしれ

ない。

共存共栄、極東の光。

なんだかフワフワした言葉だが、

苦しみ続けたおれたちいは、そう嫌な言葉でもないか

ら不思議だよな。

大丈夫、アレンジは日本の得意技じゃないか。

          

もしかしたら、バトラがこの一番大事な予言だけ、

やけにぼんやりと書いたのは、日本人の眠っていた

イマジネーションを呼び起こすためだったり・・・したら、

最高にイケテル博士だぜ。

               

         

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2008-09-18

歴史のゲートウェイ こちら側

ガキのころの歴史の教科書ってまだあるかい。

おれの世代だと、オレンジの小さな格子模様に、

歴史(上)みたいに書かれたロゴがテクスチャされた

やつ。あんたのはどう。

    

巻頭を開くと、人類が生物界のサバイバルを制し、

そこから資源と土地と金をめぐってひたすらに殺し合い

をした経歴が、たったの見開き一枚に収められている。

この世で一番重い紙さ。

         

そんな年表に、色分けしたカテゴリーが存在しただろう。

過去の時間を勝手にぶった切って、

そこに巨大な仕切りを置く。

右側が戦国時代。左側が安土桃山時代なんて具合に。

受験生に取っては何よりも大事な分岐点だが、

当然ながら、当時そこで暮らしていたやつは、

まさかそのタイミングで次の時代へ突入したなんて

思っちゃいないし、戦国なんてネーミングも実に馬鹿馬鹿

しい限りだろう。

この世から殺戮が消えた日なんてないんだからな。

         

その分岐点。

まさしくそれがまもなく訪れようとしているってことが

今回どうしても書きたかったことだ。

       

昨日配信したメールマガジンは、リーマンが潰れたこと

に端を発して、その背景のアメリカの力と世界のバラン

スまで触れた。

破綻を受けてすぐに書いた記事だ。

勿論、無数にあるメディアが、最低限の基本的なことは

報道してくれるのを見越してね。

ところが、そいつはおれの大幅な買いかぶりだった

みたいだ。

   

サブプライムの余波は収縮するなんて提灯記事を発

信し続けていた経済紙も、ちょっと前まで景気は徐々に

改善なんて根拠のない情報を刷り込んでいた有名新聞

も、今回のリーマンブラザーズの破綻で、ようやく現実

に引き戻されて、国民に正確に事実を報道すると思っ

ていたんだ。

         

しかし、日本は、一番やってはいけないことをやって

しまった。荒れ狂うビッグウェーブの映像を見ながら、

怒るでも驚愕するでもなく、ただただ指をくわえて眺めて

しまったのだ。

おまえらが散々大好きだと絶賛してきた自由資本主義

という弱肉強食の、最も象徴的な事態を前にして、

足を震えさせて、何一つ核心を探ることをしなかった。

これには呆れるばかりだ。

何を考えているんだよ、この国は。

価値観の根底が覆ろうって時にまで、弱者のことはどう

でもいいってことかと、ショックで目の前が暗くなったぜ。

          

ここの読者の反応は早く、報道を受けてすぐに、

経済の変革が来ましたねとコメントしたやつが何人も

いた。それには少しほっとしたが、それでも今のメディア

の報道では、十分じゃないのは確かだろう。

       

ちょっと長い話になりそうだが、

聞いておいて絶対に損はないはず。

少しだけ耳をかしてくれ。

ホワイトハウスの悲鳴は、あらゆる摂理を超越して、

飽和と迷走を続ける青い星に、新たな歴史をわける

プレートを打ち込んだのだ。

         

    >>>

            

馴染みの読者から、次のような文章が送られてきた。

ラビ・バトラって博士の予言ね。

聞いたことはあるけど、勉強不足でおれは読んでなかった。

信じる必要はないから、シンプルに意見として咀嚼して

くれればいい。

            

「どんなに遅くとも2000年までに共産主義は断末魔の

苦しい革命を経て崩壊し、2010年までに資本主義は

崩壊する。

私のこの予測は『経済60年周期説』に基づくものであ

る。貧富の格差が拡大する社会はまともではない。

資本主義は美味しい果実を食べ過ぎたのである。」

      

「世界同時大恐慌はアメリカ住宅バブル・原油バブル

の2つの投機バブルのW崩壊から始まるだろう。NYダ

ウは大暴落するだろう。搾取的資本主義は花火のよ

うに爆発する。それにより『貨幣による支配』は終了す

る。」

         

「わが恩師サーカー曰く、資本主義は『爆竹が弾ける

ようにして』崩壊する。世界同時大恐慌の発生による

『搾取的』資本主義の崩壊と共に、『貨幣による支配』

は終了するだろう。」

             

まだたくさんあったんだけど、とりあえず興味深いところを

抜粋した。

2000年までの共産主義の崩壊。

これはずばり当たっている。

アメリカが住宅と原油によって恐慌を巻き起こして、破滅

の道を歩んでいるのもドンピシャだ。

資本主義というのも、ここでは「新自由資本主義」、つまり

弱者を搾取して、一握りの強者が利益を独占する日米型

資本主義のことを指していて(Tさん補足ありがとう)、

そいつが再来年までに爆竹みたいにはじけ飛ぶのは

絶対と言えるだろう。いや、もう飛んでいるとも言える。

日本で自民党が求心力を失っているのも、その証だ。

自民党の独裁政権は、ちょうど60年。

不思議な一致だろう。

このバトラって人の言うことは、全部当たっていたとジャ

ッジ出来る。

      

   >>>

                

わざわざ予言を書いたのは、別に深い意味はない。

何度も書いているけど、おれは予言者じゃないから、

大して知りもしないこのバトラさんを賞賛するでも非難

するわけでもない。

ただ、事態の重さを手っ取り早く知ってもらうのに、一

番いい資料だと思ったからだ。

      

と言うのも、実はこの人の予言とやら、

おれが察するに予言でもなんでもなく、客観的事実に

基づいた、確実に想定できることを、あたかも予言の

ように言っている節がある。

例えば共産主義が廃れるのも、資本主義がアメリカ

の経済破綻をきっかけに終焉を迎えるのも、実は確

実に起こることだ。

勿論、それを洞察する力と、時間軸まで近似値を出す

ことには恐れ入るけどね。

    

つまり、こういうことだ。

身近な例で言うと、おれは一昨年タミフルについて書い

た。子供がタミフルのせいで異常行動を取るなんてニュ

ースが意図的に複数の大手マスコミから流された時。

覚えているかな。

あの時におれは、タミフルには別に異常成分はない。

タミフルがあっては困る連中による情報操作だと書いて、

更にはこんなものはすぐに収まって、国の指定薬の座

にタミフルはすっぽり収まるとまで言い切っちまった。

おかげでえらいバッシング(かわいく言うとね)されたが、

さぁ、蓋を開けた今、どうなってる。

         

インフルエンザの対処には、厚生省がタミフルの投与

を指定しているだろう。

この件や、公明党とKDDIの件、自公の内戦を書いた

ことで、未だにメールでは

「KENさんはどうなると予知しますか」

ってのが来るが、残念ながらこれは違うんだ。

予言でも予知でも、神でも悪魔でもない。

これは手元にあるデータと知識から、

高い確率でそうなるとわかることを書いているだけだ。

そして上のバトラって人も多分同じ。

アメリカで起きた住宅バブル破綻、原油バブル破綻は

必ず起きることで、それによって世界が新しい時代に

突入することも、絶対なのだ。

       

だが、リーマンの破綻を許してしまったことが、

アメリカの体力の底が近いことを証明していて、

それによってあらゆる市場、企業がドルへの信用を

でたらめなスピードで収縮させている。

スーパーギャンブラー自民党のおかげで、日本は

ドルに命までベットしていて、とっくに立つ力を失って

いるアメリカ経済を、「思いやり」によって必死に支え

てやっている。

起死回生で郵政まで差し出して、なんとかアメリカに

元気になってくださいと、毎日気にかけているのだ。

つまり、今回の世界大恐慌は、日本にとっても、

信じられないくらいの大ダメージを受ける波だってこ

とだ。アメリカとお手手を繋いだまま、過去になろうと

している新自由資本主義のピラミッドに埋まりながら、

深い太平洋に沈んでいくだけだ。

金と権力と宗教に洗脳されたジャンキーは、

母国を滅ぼしても、あの世に貨幣の山を持っていき

たいようだからな。

       

それを回避する手段を一刻も早く考えなくちゃいけな

いところで、国民に対しては遅まきながら、今月の

末までには資産の整理(つまり引き上げだな)をした

方がいいと言ってやるのが筋だが、それさえ出来て

いない。

世界経済の大変革よりも、自民と公明と経団連で

支配を続けることの方が大事らしく、総裁選のニュー

スばかりの毎日。

こんな国は先進国で間違いなく日本だけだ。

      

アメリカの次期大統領決定がおそらくトリガー。

それを機に、第一波、第二波なんて目じゃないくらい

の超絶のインフレが、今度は光の速さで地球を一周

するはずだ。

それは終わりでもあり、はじまりでもある。

ニューヨークの崩壊の音が東京に届くころには、

イラクで毎日人を殺している米軍の行為も、

アメリカにけん制を入れつつ動きを活発にする

ロシアも、不良債権が湧き出したEUも、

あらゆる市場の理の定義を変えるときがやってくる。

今回のリーマンの倒産は、そういう意味があるんだ。

               

   >>>

         

ちょっとややこしい話になってうざいだろうから、

初回はこの辺にしておこうか。

まとめを言うと、リーマンの倒産はアメリカの経済が

ギブアップをはじめて公式にしたってこと。

それを改めてわかった世界の市場は、大慌てだが、

日本はまだアメリカについて行くことしか考えていない。

もともとアメリカの命令に従うことしかしてこなかった

自民党は、新たな一手を考える力がなく、

おそらく

「経済対策を進めるだけ」

みたいなことを抜かすだろう。

たぶんそれしか今の日本には出来ない。

指をくわえ、沈没するタイタニックにくっついて、

涙を流しながらバンザイとでも言うのだろう。

マジで救われない。

メディアは当然それがわかっているはずだが、

「年次改革要望書の約束」・・・つまり報道規制が

邪魔をして、核心を報道できないのだ。

         

とりあえずここまでOKかな。

これが価値観の革命の‘こちら側’だ。

たぶん預言者の人には、また登場してもらうだろうが、

おれも負けじと偽予言をしておこうか。

「2020年までに、中東を中心とした第三次世界大戦

があるだろう」

    

これは偽予言。

つまり、客観的に見ると、このままだと絶対に起きてしま

う事態だってこと。

外れて欲しい推測だが、今のままの日米じゃ、絶対に無

理だ。

    

歴史のゲートウェイの上で  へ続く

       

      

■補足■

上の預言者の人は、鍵を握るのは日本だと予言してい

るそうですが、解釈の話になってしまいますが、私の推

察も、考え方によっては当てはまるかもしれません。

サブプライムによる恐慌の年数は私は五年くらいだと

思っていますが、経済誌などではもっと長い予測になっ

ていますね。

平均して7年くらいでしょうか。

いずれいせよ、その恐慌が終わる鍵が日本にあって、

その向こう側に、今とは全く違う世界があるのは間違い

ないことです。

       

            

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2008-09-17

シナリオにない発言

次の総理の座がほぼ約束されて、えらくご機嫌な麻生

氏が、ついつい口を滑らしたんだな。

            

        自民党の麻生太郎幹事長は14日、名古屋市で行われ

た自民党総裁選の街頭演説会で、8月末に愛知県など

を襲った豪雨災害に触れ、

「これが安城、もしくは岡崎だったからいいけど、

この名古屋で同じことが起きたら、この辺全部

洪水よ」

と述べた。

「公共工事は、都市部でもきちんと行うべきだ」とい

う趣旨の演説の中での発言だが、今後不謹慎だと

の批判も出そうだ。

         

読売新聞より抜粋

         

アメリカからサブプライム第三波が出たって時に、

何やってんだ次期総理は。

これは揚げ足取りでも、魔女狩りでもなく、

普通に最悪の発言だ。言葉もない。

やつのキャパの限界なのかもしれないけど。

         

ついでに発言の趣旨も違うだろ。

どうしてメディアは趣旨を濁すんだ。

「おれがもうじき総理になるから、そうしたら公明党に

命令して、公共事業バンバン入れてやるから、おまえ

らも社員にちゃんと自民党に投票させろよ」

ってことだ。

自民党の選挙前お得意の赤紙配布。

            

あんまりふざけてると、出来レースと言えども、

小池や与謝野に持っていかれるぞ。

って誰か言ってやれよ。

    

麻生が失言なんかで転がり落ちて、

うっかり与謝野なんかが総理になったら、

大連立の可能性が一気に高まって、

自民、民主、国新が混ざるなんて事態も十分あり得る。

そうなれば、また民意を無視した政治が四年も

続く羽目になるんだ。

それだけは勘弁して欲しいからね。

シナリオ通り麻生が椅子について、

きっちり独裁政権最後の総理として名を残してくれ。 

                  

アメリカ経済崩壊の方がビッグニュースだろうけど、

メールマガジンで書いたから、今日はパス。

      

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組織票移動の記事をちょうど書いていて引っかか

ったんだけど、天木直人氏の昨日のコラムがかな

りいい線突いていると思う。

HHSを購読している人は、次週の予備知識として

読んでおいてもらえると、かなり助かる。

http://www.amakiblog.com/blog/

            

                  


2008-09-16

農水省テロ

なぜ大田が毎日テレビに出続けられるかわからない。

日本じゃなければ、とっくに逮捕されて、

懲役200年みたいな重刑を言い渡されるところだが、

自民党の力ってすごいんだな。

ちょっとした失言。

いい間違え。

記憶違い。

国民全体にどれだけの脅威を与えているかも

うまくベールに包まれて報道されて、

消費者の認識は、

「三笠フーズを経由した米にちょっと有毒なものが

混ざってたんだけど、毒餃子の何百分の一くらい

だっていうし、まあ大丈夫か」

ってところ。

どんなことだって、情報統制された国じゃ

赤にも青にも色づけ出来るってことだ。

            

            

三笠フーズという社名が勝手にフューチャーされているが、

流通経路から考えるに、日本のスーパーや病院食、給食

の米は全部疑ってかかったほうがいい状況だ。

もうあの会社がどうなるかなんて、話の主題からとうに過ぎ

ている。

       

そして自民党が必死に隠す最大の要点は、

メタミドホスよりもカビ毒の方がずっと甚大な被害が出る

ってことだ。

「毒米」と言われて、ニュースも報道規制でメタミドホスの

ことを言っているように持っていっているが、カビ毒が人体

に溜まっていくことの方がずっと危険で、致死量もずっと

ハードルが低い。

         

で、なんでカビ毒には触れないかと言うと、

ご存知アメリカから買っている家畜飼料に、大量のカビ毒が

混じっていて、それを家畜の肉を食べたり、牛の乳を飲んだり

することで、日本人がカビ毒の被害にあっているからだ。

これが表沙汰になれば、消費者のウィルはアメリカからの家畜

資料輸入禁止に動くが、BSE問題でさえ、莫大な金を積んで

ようやく格好だけつけさせてもらっている状況で、日本がアメリカ

に、「家畜飼料も輸入規制します」なんていえないわけだ。

      

そんな背景があるからこそ、

今回の正式名称「カビ毒米」を、毒米に縮めて、

メディアではそれがあたかもメタミドホスだけのことを言ってい

るように錯覚させるわけだ。

      

ついでに、選挙前の閣僚の不祥事はご法度だから、

これだけの消費者に対するテロをやっておきながら、

自民党は、総裁選に必死です。というアピールを続ける

だけ。

他の先進国なら、すぐに総裁選なんて中止して、

事件の操作の緊急対策チームが作られるんだけどな。

まぁ、それだけ日本の有権者がなめられていて、

現実に自民党は他人事だろう。

日本国民の食の安全より、

アメリカ軍様の海上給油が大事だとさ。

      

救われない話だ。

          

         

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2008-09-15

ネオンロンダリング

この土日はえらい大変だった。

寝不足はここのところ慢性だが、それよりも夜のネオン

のシャワーを浴び続けることが、どれだけ体に毒なのか

を改めて認識させられた。

      

と言うのも、今度の有料マガジン用に潜入取材している

場所が、某所のホストクラブなんだ。

どうしてそうなったのか、おれの方が不思議だが、

とにかくおれは27にもなって、人口的な発光ダイオード

が降り注ぐ中で、酒を作る羽目になったんだ。

まぁ、多分次の話はこれでいくだろうから、

素直に笑って、そして考えてくれたらいい。

これだって社会のパーツのひとつには変わりはない

んだから。

            

それでだ。

ちょっと面白い話を耳にしてね。

休憩時間に色んなクラブを渡り歩いているやつに聞い

た話だが、金の流れがある時期に来ると変わるって

ものだった。

      

「普通は、裏の世界の金は、流れるルートが決まって

いるだろう。

       

ホストだとかヘルスだとかの風俗関係は、

店→バックの団体→一部を警察、大半を暴力団→その背後 

パチンコなんかは、

店→胴元(大体がなんとか興業)→警察と北朝鮮→その背後 

      

まぁこんな感じだ。

その背後ってのは、誰から送られるかによって決まるが、

最も手広くやってらっしゃるS会なら当然自民党。

みなし法人の妙な漢字の団体や新宿のJなら朝鮮関係の機関

を巡って最後は公明党。

    

でも、選挙の前になると、それが変わる。

上の胴元から、仲介を経て、直接政治家へ献金として渡された

り、S会直営の店でとんでもない値段で遊んだことにして、事実

上の献金にしたりする。

一晩十人くらいで適当に遊んで、会計が三億なんてあるわけ

ないだろう」

               

アンダーグラウンドだって、当然金の流れの呪縛からは

逃れられないんだな。

そんなことに着目しているその男にもちょっと感心した

けどね。

      

前にその手の話を書いたと思うけど、

因みにおれも十八くらいのときに、

完全違法のカジノバーに騙されて働かされていて、

何度か売り上げを、なぞの事務所に献金として

持って行く仕事をやったことがある。

今にして思えば、あれもどっかの政党か宗教だったん

だろうな。じゃなければ、献金なんて単語は使わない

ものな。

       

      

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2008-09-12

総裁選の行方

一回くらい真面目に自民党総裁選について触れようか。

新聞は当然ながら五人の争いをおもしろ可笑しく書くだ

けだし、おれが書いてもいいんじゃないかと思ってね。

      

麻生には町村派(森んところ)が全面支持を表明して

いるのと、地方の六割が麻生に流れているらしいので、

まぁほぼ決定だ。

小池は中川ら上げ潮・・・このネーミングはわかりにくい

よな。そもそも発言者の言ってる上げ潮と、中川達が

小泉改革続行と言ってるのは、似てるが全然別物だ

しね・・・とにかく小泉一派がバックについているが、

おれが昨日関係者に聞いた限りじゃ、現時点では

かなり劣勢らしい。

小泉は当然ながら、小池支持を半ば言わされる形で

発言したが、思いの他反応が鈍かったんだろうな。

      

あとは与謝野か。

おれは自民党の中じゃ、あのおっさんと二階が

有能だと思っていて、言ってることもやり方も似ているから、

あの二人が組んだらなと少しだけ期待していたが、

残念ながら二階は麻生支持に回ったからね。

中身は別だが、五人の中で唯一具体的な政策を明言して

いるが、精力的に厳しいだろうな。

日本は政策なしでも、家柄と金があれば総理になれる

数少ない国の一つなんだから。

      

石破は、まぁいいや。

やつが二十人の推薦を集めたのは、おれの唯一の計算

違いだったな。

    

あとひとり、誰かいた気がするけど、まぁ割愛。

      

以上を元にすると、97%麻生だろう。

小泉の求心力が思いのほか落ちているのがビックリ

だったけどな。各候補に散ったチルドレン達も、勇み足の

踵を返せずに困っているようだ。

            

で。麻生になったときを考えると、

大連立の目はこれで完全に消えたわけだ。

与謝野が総理になれば大連立ほぼ確定とまで

騒いでいたが、統一教会の広告塔の麻生が着任した

ことで、その目はほぼゼロになった。

             

             

とりあえず海上給油したいんだろうし、

ブッシュも引退前に日本にWE導入したんだろうし、

それができるやつってことでやっぱり麻生の道か。。

でも、ブッシュも強欲だなよな。

郵政解体だけでもロックフェラーと統一教会の

英雄だろうに、WEまでやってのけたらそれこそ

歴史に残る人物になる。

         

残念ながらこの国じゃそんな一大事さえも、

単なる「郵政民営化」で済まされているけどな。

年次改革要望書も、アメリカ国債購入も、

日本人だけが知らない間抜けな状況だ。

自分の国が売り飛ばされたことも知らずに、

「郵便局って名前変わったんだ」

と平和ボケしている、救われない国。

これで、麻生にまた人気が集中して、

小泉改革の二の舞をするようなら、正直もう

愛想をつかすぜ。。。マジで頼むよ。

      

もちろん、そうならない為に全力を尽くすけどさ。

          

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2008-09-11

痛みに耐えたらこうなった

読者からのコラム

            

            

福田首相の辞任会見以降、連日メディアでは総裁選の

話題がニュースのトップで扱われ、またその時間も長い。

まだ総裁選が始まっていないのに、こんなに時間を割く

ことだろうか。

自民党は小泉フィーバーの再現を狙っている。

       

華々しい総裁選を勝ち抜いた小泉元首相は、2003年

の郵政選挙で「痛みに耐えろ」と言った。

その後、安倍、福田と2度も首相が替わったけど、痛み

に耐えた後に訪れるはずの好景気を庶民が実感するこ

とはなかった。

俺の知る限りでは、友人知人その他を含めて好景気を

実感した人はいなかった気がする。もっとも金持ちの知

り合いはいないんだけどね…。景気に敏感な商売をやっ

ている人たちは異口同音に景気はよくないって言ってた

よ。景気が低迷していることは俺も含めて庶民の誰もが

分かっていたことだけど、先月ようやく政府も景気後退を

認めた。庶民にとっては幻の「いざなぎ越えの好景気」が

完全に終わった。

         

その間、庶民はどれだけの痛みに絶えてきたか。

発泡酒増税、たばこ増税、配偶者特別控除廃止、定率

減税廃止、国民年金保険料の値上げ、住民税の引き上

げ、平均給与の下落が止まらない中、どんどん負担は

増えた。さらに、今後も増えることが決まっている。痛み

の消える気配はない。

      

つまり、大多数の庶民は貧しくなった。ワーキングプア、

格差社会、貧困層、これらの言葉が一般的になったこ

とも証明している。これらの言葉は10年前には日本で

は使われていなかったからね。言葉は正直に時代を表

すんだ。

    

要するに、ずっと失政が続いているということ。いつまで

経っても痛みに耐えっぱなし。

その一方で、金持ちは増えた。高額納税者の税率は引

き下げられ、ごく一部の富裕層が恩恵にあずかった。し

かし元々金持ちだった人がより金持ちになっただけで、

べつに庶民が急に富裕層の仲間入りをしたわけではな

い。簡単にいうと、庶民が貧しくなった分のお金が富裕

層に移転した。痛みに耐えている間にそういう社会のシ

ステムになったということね。

       

今日もテレビでは「次の総裁は誰がいいか」というアンケ

ート調査を街角で行っていた。いくつかそれを見ていたら、

麻生氏に続いて小泉元首相が多くの票を獲得していた。

この2人以外は票が少なかった。今でも小泉元首相を

支持する人がこれほど多くいることには驚いた。彼らは

みんな金持ちなんだろうか?料金が軒並み値上がりし

簡易郵便局がばたばた潰れた「郵政民営化」で何らか

の恩恵にあずかったとでもいうのだろうか?街角にいた

サラリーマンや主婦は、とてもそんなふうには見えなか

った。

         

富裕層が「改革路線」を支持するのは分かるんだ。でも、

そんな人は人口の1割もいない。庶民は痛みに耐えすぎ

て感覚が麻痺してしまったのか、それともよほどのマゾな

のか。

      

福田首相は辞任会見で「国民に迷惑がかからないように

時期を選んだ」と言った。原油高騰や食料品の値上げで

国民生活は待ったなしで景気対策を必要としているのに、

せっかく取りまとめた総合経済対策の実施は実行まで時

間がかかることになってしまった。彼の言う国民がどこの

誰のことか俺には分からないけど、庶民は迷惑している。

       

「私は自分自身を客観的に見ることができるんです。あな

たとは違うんです」

      

後半のフレーズは有名になりTシャツにもなって、流行語

と化している。たしかにあなたは一般庶民とは違うよ。全

然違う。

      

すぐに解散するつもりの「選挙管理内閣」を作るために、

いったいどれだけの金と時間を浪費すれば気が済むんだ。

小泉フィーバーの再現は難しいと思うけど、小泉元首相の

人気は健在なようで。それもどうなんだと思うけど、支持率

は多少は上がるんだろう。俺はもう痛みから開放してほし

いんだけどね。それは総選挙にかかっている。

            

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サンケイパワー全快

産経新聞全部を否定するわけじゃないが、

やっぱり政局の節目の産経はすごいよ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080911/plc0809111942011-n1.htm

          

バックに自民党がいる新聞社だし、

そもそも自民党議員が国民洗脳のために政治力を使って

部数を伸ばした新聞だから、内容がぶっとんでいるのは

それも売りってことで笑えるが(東スポにこの記事本当か?

とクレーム入れたりはしないだろ)、この記事はちょっと

驚いたな。

       

産経曰く、自衛隊がイラクから撤退したことや、

国民を騙してはじめた海上給油を止めると、

国際的な発言力が著しく低下するらしい。 

         

逆に聞きたいんだが、

いつから日本は発言力が強くなったんだ?

    

国の運営方針をアメリカに大半を決められる、

戦後の日本人が汗水垂らして作り上げた

最大にして最高の財産の郵政まで献上する。

稀にエコロジー商法と言うぼろ儲けの手段を考えたら

欧米主要国に詐欺だとばらされる。

六カ国協議ではいくら「拉致問題が・・・」と総理がつぶ

やいても、「何か言ったか?」と無視される。

なあ、これのどこに発言力があったんだよ。

笑わせてくれるのは社説だけで十分だぜ。

            

      

別に海上給油が駄目だと言ってるんじゃない。

アメリカとイラク、どっちが正義なのかなんて、

見方が変われば意見も変わるし、

イラク市民がどれだけ虐殺されていようと、

日本政府がアメリカの命令に絶対のなのは

日本国民なら今更ってなところだろう。

         

だからこの際、イラク戦争の云々を除いたとしよう。

だとしてもだ、日本がプカプカと海で待機させられて、

何十億も使って無料ガソリンスタンドになる必要は

どこにもないんだよ。

       

忘れちゃいけない。

日本はいままで散々と世界のために貢献してきた。

ODAしかり、国連負担金しかり、アメリカ国債強制

購入しかり、いつだって身の丈に会わないでたらめな

金を払ってたし、企業だって中国やロシアをはじめとした

国々を最速の勢いを持つほどに支援してきたはずだ。

      

それなのに、たかだかイラクでの市民虐殺に加わらない

のと、海上でガソリンをくれてやらないことくらいで、

どうして大問題になるってんだよ。

この件に関してはメディアは嘘ばかりだ。

アメリカは日本が給油出来ないなら仕方ないと言っているし、

そもそもアメリカは日本のことなどもうほとんど眼中にない。

事実上の植民地くらいにしか思ってないさ。

証拠に、総理が二連続で政権を放り出したにも関わらず、

新聞の扱いは信じられないくらい小さかった。

中国の経済成長率や政府の動きはやたら気にするくせにな。

   

右手に日本、左手に中国を乗せて、

終わらないシーソーゲームをさせる。

大きく傾いたときにだけ、支配層にマネーの雨が降り注ぐが、

国民はいつだってなぶられるだけだ。

アメリカの外交が上手くて、日本人は奴隷根性丸出しなだけ

だと言われればそれまでだが、それでもいいやと納得が

いくのは、莫大な富を約束されている自民党や経済界だけ

だよな。

おれたちはどう情勢が転んだって、涙を流しながら、

命と子供の未来をチップに変えた椅子取りゲームを

続けるだけなんだから。

             

日本はいま苦しい。

国会中継の要所をチェックしていない一般のおっさんら

でさえ苦しいと叫んでいるだろう。

18兆あればなんとかなると野党が言い、

その財源はと自民が責める。

そんなやり取りをしている横で、

年金が意図的に改ざんされていたことが

(はなからわかっていたことだが、やっと証拠がでた)

わかったり、来年はアメリカ様の国債をどれだけ買おうか

と補正予算なんて名目の悪巧みを、これから税金をじゃぶ

じゃぶ使って永田町でやるわけだ。

この状況でさらに、ガソリンを無料でくれてやると自民は

主張して、自民党新聞の産経はそれをやらないと日本の

発言力が弱くなると扇動するわけだ・・・ざけんなよ。

       

どんだけ国民を欺けば気が済むんだ。

おまえらが欲しいのは戦争利権と、中国よりホワイトハウ

スにかわいがってもらえる権利だろう。

そんなものはこれっぽっちも国民は欲しくないし、

その金で、おまえらの私欲のために死んでいった弱者の

命を、どれだけ救えたと思っているんだ。

         

やつらの大好きなデータを見せたらいい。

時代遅れのGDPばかり掲げて、日本はセカイニイだと

いつまでも言い続ける。

GNIは30位だが、なぜかそれは放送してはいけない

ことになっている。

いいか、30位だぞ。

国民生活はもう先進国でもなんでもないんだ。

確かに政府や資本家や経済界は世界二位だか三位。

でも国民はでたらめなスピードで毎年生活レベルを

落としていっている中、なぜか日本だけが世界一金を

出し続けている。

         

「30位でもまだ豊かなほう」

ああ、その通りだ。経済レベルは別にそれでいいさ。

内政の問題を片付けるのは日本人の役目だ。

だけどな、

「日本はかつてほどもう豊かでないし、

中堅レベルの金しかもう出せないんだ」

となぜ言わない?

発言力ってのはそういうことじゃないのか。

国民の生活より、軍事利権を取るのが発言力か。

               

どれだけ好景気になろうが、自民党が天辺にいる限り、

国民にはビタ一文回さないことは、この十年間で証明

されたわけだ。

だったら、罪もない人を殺すための手伝いまでして、

何十、何百億とするガソリンをくれてやるのが正義か、

遂に餓死する人まででて、将来も経済の先も見えず、

とにかく今は国を挙げて無駄使いをするのを止めた

から、パスさせてくれないかと言うのが正義か、

なあ、どっちだい。

                   

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2008-09-10

おばあちゃん

読者からのコラム…じゃないんだけど、すごく考えさせられる

内容だったんで、紹介。

       

KENさん、こんばんわ。

私は秋田県のある市に住んでいます。

先日おばあちゃんが亡くなって、お葬式をあげました。

8年前におじいちゃんを亡くしてから、一人暮らしで、

築50年のおんぼろ家に住んでいました。

ずっと貧乏で、でも働き者で、きっと贅沢なんて一度も

しないで亡くなったおばあちゃんでした。

               

町内の活動には掃除でもボランティア活動でも、

なんでも積極的に参加して、小学生の通学路を防犯の

ためにパトロールするのも、他の人が忙しいからと嫌がる

のですが、毎回引き受けて、班長までやっていました。

脳卒中で倒れたのですが、その日も学校は夏休み中にも

関わらず、自分でパトロールをしていたそうです。

本当に子供が好きで好きで、いつもやさしい目をしていました。

いつか帰省したときに、おばあちゃんももう年なんだから、

若い父兄さんにまかせたら?と聞いたとき、

「いまの若い人たちは大変でしょ。すごく苦しい社会をわたって

いかなくちゃいけないから。わたしができるのはこれくらいだけ

だから」と言っていたのを覚えています。

         

そんなおばあちゃんなので、町内会では必ず何かの役員に

選ばれていて、そしてどんな係りになっても、役員会では

主役でした。

なので、子供にとってよくない決まりは絶対に反対していた

そうです。

近所にゲームセンターみたいな施設ができるかもしれない

と言われれば、「町にお金が入るかもしれないけど、治安

も悪くなる」と断固抗議したり、事故が続いた交差点に、

信号を作ってもらおうと市に働きかけて、予算がないと断ら

れると、町内会の予算やなけなしの自分の貯金を役場へ

もっていったりしました。

本当に優しくて勇気があって、自慢のおばあちゃんでした。

       

だらだらとすみません。とにかく私はそんなおばあちゃん

が大好きでした。

そのおばあちゃんにまつわることで、どうしても私はKEN

さんに知ってほしいことがあります。

            

おばあちゃんのところには、選挙があるたびに、自民党の

議員さんや党員のえらい人が尋ねてきて、おばあちゃん

に応援を頼んでいたそうです。

      

おばあちゃんは町内でも人気者だったからだと思います。

なので、みんなに自民党に投票するようにお願いしてくだ

さいと必ず頼まれていたんです。

おばあちゃんは政治のことなんてあまりわからない人で

したし、本人もちょっとの年金をなんとかやりくりして、生

活していたので、少しでも生活がよくなるならと引き受け

ていました。

    

でも、おばあちゃんの性格ですから、自民党の人がくると、

いつ景気がよくなるの?とか今の子供がわかいそうだと

か言っていたそうです。

私がちょうど帰省していたときも、ちょうどちらしみたいな

ものを持って自民党の議員さんだか係りの人が庭先に

きたのを覚えています。その時に、

「なかなか生活がよくならないね。本当に頑張ってるの?

商売している人はどんどん潰れちゃってさ。××(地名)の

○○(企業名、日本人なら誰もが知ってる大企業)のところ

ばっかり儲かってるみたいじゃない。駄目だよこれじゃ」

とおばあちゃんが注意してました。

すると、はっきりではありませんが、

「そんなことないよおばあちゃん。自民党のおかげで景気は

すごい回復したんだよ。まだ○○さんみたいな大きな会社

しか儲かってないけどね、すぐにおばあちゃんとかにもわか

るようになるから。

テレビでも総理が言ってるでしょ。痛みに耐えたら、必ず

豊かな時代が来るって」

というようなことを言っていました。

するとおばあちゃんは、

「よかった。もうみんなじゅうぶん苦しんだよ。儲かってるな

らはやくお金をわけてあげてよ」

と安堵した顔で言っていました。

私もそのときは、それが本当なんだと思っていましたし、

まさかそれが本当に苦しい時代のはじまりで、

政府に献金する大きな会社ばかりが優遇されて、

弱い立場の国民はどんどん貧しくなっていくなんて、

全然想像していませんでした。

そのころの新聞には、頻繁にもうすぐ好景気を実感

できるようになるから、もう少し我慢しましょうみたいな

ことが書かれていましたしね。

               

結局、おばあちゃんがさんざん町内を飛び回って

票をかき集めていた党が、おばあちゃんたちが住ん

でいたような、あまり裕福ではない町のひとたちを

切り捨てて、お金持ちの人たちをもっと儲けさせる

ことで日本を栄えさせようとしていたのですが、

でも、わたしはおばあちゃんを責めませんし、

自民党がひどいともあえて言いません。

日本という国は、KENさんがマガジンで書いていた

通り、世界一巧妙な騙しあいがされていると思います。

だから、どんなに文句を言っても、騙された方がわるい

んでしょう。年金だって、ガソリン税だって、中小企業

増税だって、保険料のことだって、結局いつも騙される

のは弱い立場の人で、わかってから文句を言うと、

そのとき賛成したじゃないと言われてしまいます。

         

小泉総理に騙されたのは、国民の大半の人も同じ

ですし、おばあちゃんと違って、毎日、日経新聞を

読んでいるような都会の会社員だって、ちゃんとマニ

ュフェストを読まないで、自分たちを搾り取って経済

界に回しますよという政策に賛成していたんですから、

おばあちゃんが騙されても、仕方ないと思います。

だけど、子供たちのために頑張っていたことを思うと、

本当に悲しくて、悔しくて、泣けてきてしまいます。

          

だから、おばあちゃんの気持ちだけでも、わたしは継

ごうと思います。

いきなり誰かに投票を呼びかけたりはできませんが、

いま一番苦しい人生を歩んでいる、子供も含めた若

い世代のために、自分でできることをやっていきたい

と思います。とりあえずは、KENさんの新しいブログ

を応援するくらいしか出来ませんけどね。

ですが、二度と騙されないように、少しでも政治の動向

は気にするようにしています。その手助けをしてくれる

サイトとして、KENさんのコラムはすごく助かります。

       

中身のない、愚痴のような内容ですみません。

他の方の、もっと情報とか、KENさんが読むべきメール

はたくさんあると思いますが、もしも目に止まっていたら

うれしいです。

                     

       

読者のおばあちゃんは、ほんの一例に過ぎない。

あの時日本で、何千万人という弱者が、信じていたカリス

マに欺かれたんだから。

そしてそのツケは、未だに清算出来ずに、墜落していく

日本経済を覆いつくして、全ての光を遮っているのだ。

             

まぁ、メールの送り主が自民党には何も言わないとしている

から、おれもコメントはこのくらいにするよ。

本当は山ほど言いたいことがあるけどね。 

         

※ おばあさんには、心からご冥福をお祈りいたします。

               

今日は面倒だったらクリックは要らない。

そのかわり1秒でもいい。合掌でも十字でも構わない。

ばあさんを祈ってやってくれ。

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2008-09-09

60年の差

全国規模はよくわからないが、関東は今日から秋。

暦だとか統計、気象庁は異論を唱えるだろうが、

おれの中のちっぽけな肺のタンクのセンサーは、

玄関を出てひと呼吸目の酸素の成分が、

こげ茶と黄色と心地よさの季節だと告げた。

      

昨日までの振り切れた湿度と、雷雨を予感させる

濁った積乱雲はどこかにふっとんで、

東京は霞んだ青の街へ変身している。

Yシャツから背伸びして風を感じる首筋も、

日々悪化する日本経済を追うことに疲れた目も、

適度に乾いた風に撫でられて、ひどくご機嫌だ。

ローテーションが大変だったポケットタオルも、

明日からはハンカチに戻れそうだ。

それひとつ取っても、秋は軽い。

駅へ急ぐ会社員の集団が、

いっそう早足に感じるのは、きっとそのせいに違いない。

         

  >>>

      

十一月頭をK点に見据えて、決戦が迫る永田町。

今日は朝から仕事で市ヶ谷、隼町、平河町と忙しかった。

一様に平等にカリフォルニアブルーを注ぐ秋空は、

60年ぶりの主の交代の可能性を含んだはじめての戦いを、

高みの見物をするように眺めている。

六十兆の金を生み出す経済を司る国会だって、

出来レースよりも真剣勝負がみたいに決まっているものな。

          

自民党は本当に慌しいみたいだ。

全派閥、全グループが総裁選に巻き込まれている。

いや、正確には、演劇「次期総理」のキャスティングに、

議員や党員幹部、職員を含めた誰もが組み込まれている。

メディアを占拠して、多くの候補者が出揃って、

国民の関心を一気に茶の間から奪い去る。

実に賢いね。。

          

福田が政権を放り出したこと。

太田が犯した失脚もののアクシデントを忘れさせる。

そしてあわよくば農水省の毒米のテロさえも、

ちょっとした食の問題の事件として闇に葬ろうという作戦だ。

勿論汚いが、これが政治。

国民の大半が政府の都合に合わせていつでも踊りだす国では、

他の先進国じゃ馬鹿馬鹿しい手だって、

チェックメイトになりかねないんだ。

         

対して民主党。

小沢が事実上の選挙なしでの党首続投。

これには呆れた。

いや、内情はよくわかっているんだ。

鳩山が出たって結果は一緒だし、

自民右派に操られている前原だって、今のタイミングでの

台頭は誰も得はしない。

ネクスト内閣として各ポジションのキーマンも準備中で、

今更体勢を変えるわけにもいかない。

だから、小沢しかいなかった。

そんなことは時事を追ってる奴ならすぐにわかるよ。

だけどな、多くの国民はそう見ないんだよ。

なぜそれがわからないのか。

          

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読売も産経も、ここぞとばかりに小沢の無投票続投を

叩いている。

「独裁体制」、「こんな政党にまかせていいのか」。

参院選以来どうも様子がおかしい二誌の政治班は、

もはや最近は新聞記事としての体裁させ

保たなくなってきてるな。

「核武装して戦争利権に与りたいんだ。

自民党右派に政権を回せ。国民は選挙に行くな」

もう回りくどいから、そう書いちまえばいいのに。

歴史の変わり目なんだ。

本音である限りなんでもアリだろう。

私欲にまみれてたって、ノストラダムスの予言なんかよりは、

百倍イケテルぜ。

         

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おれは別に民主党に、ガチで党首選をやれといってる

わけじゃない。現時点なら、やったとしても結果は変わらない。

だけど、少しは自民党を見習ったらどうだ。

小泉安倍の復興、継続を狙う中川が送る小池は例外だが、

その他のやつらは単なる芝居でしかないじゃないか。

はなから自分が総理になれるとも思っちゃいないし、

なった後に何がしたいかなんてビジョンは何もない。

ただ、知名度という出演料と、政党のプライドの為に、

雑魚キャラ役を買って出ているのだ。

結果、福田への怒りはずいぶんと中和されたし、

太田のインシデントなんて消え失せただろう。

そして農水省のテロも、中小企業皆殺しの方針だって、

見事に息を潜めさせた。

これが60年間、独裁政権を築いてきた自民党の巧さだ。

            

野党に国民の追い風が吹いている?

それがどうしたってんだ。何を慢心しているんだか。

相手はホワイトハウス、経済界、メディア、軍や巨大宗教団体

まで味方につけているんだ。

多少の支持率の差なんてないも同じだ。

もっと狡猾にやらなきゃいけないんじゃないのか。

ルールを司り、いくらだって仕事を入れられるディーラーに、

半そでのシャツを着て真っ向勝負したっていいカモでしかない。

      

国民第一、弱者の為の政治、生活第一。

それをしたいなら、自身は泥に塗れなきゃいけない。

朝日にまで、きつく批判された民主党。

少しは目が覚めたか? 

            

良かったら応援を。

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2008-09-08

パイプスタンドの男

過去の記事で、反響が多かったものを少しずつUPしていくよ。

要望も多いからね。

とは言っても、全部Wordベースでしか残っていなくて、結構

面倒な作業なんで、本当にちょっとずつな。

一度読んだことがあるって人は、今日はスルーしてくれ。

               

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あんたの仕事はひたすら薄汚れたストリートを

眺めていることだ。

職場は24時間人気が途絶えることの無い、

JRのターミナルステーションから徒歩1分の広場。

生きるために汗だくで歩き去る会社員を見てるもよし、

携帯のストラップに成り果てたガキを見てるもよし、

なんだったら平家物語の暗誦なんてのも悪くない。

盛者必衰の理を顕す。

エッジの効いたいい時間潰しだ。

            

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やってもらうことはただ一つ。看板を支えてくれりゃいい。

安手の細長い角材と薄さ2センチの平たいプレートを

接合しただけのひどく質素な看板をね。

何が書いてあるかなんて気にする必要は無い。

借金が焦げ付いたやつをさらにカモにする闇金、

誰も進んでは買わない曰く付の不動産、

違法風俗店の割引チケット。

どの道まっとうなやつなら興味無しの闇のガイドだ。

平和のつもりでいるやつとブラックゾーンとの

境目に立つ仕事。悪くはないだろう。

日常と非日常はいつだって紙一重なのさ。

                  

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ずっと宙高く上げている必要なんてないし、

疲れたなら座り込んで方でればいい。

これで日給五千円。 

九時から十七時が定時で、残業なんて滅多に無い。

一日五百円ばかりで寮だって用意してくれる。

どうだい? 良い仕事じゃないか?

ちょっと手取りは少ないが、

弱者が自殺が樹海旅行の順番待ちをしてる今の日本じゃ、

こんな仕事でもあるだけマシだ。。

それさえありつけないやつはごまんといて、

日米型資本主義のスイサイド待合室には、

今だって人が溢れているんだから。             

                         

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おれが会った看板持ちは三十六歳の男。

ユニクロのブルーのフリースにスーパー売りの

すり切れたジーンズ。

髪は半年散髪に行ってないというだけあって、

肩まで伸ばし放題だ。

             

『おれの仕事は椅子の代わり。しかもバイプ椅子のね。

道路交通法上、看板を道路には立てて置けない。

だから人間に持たせているのさ。夢も希望も無い。

このまま野垂れ死ぬまでこいつを持って、

ここに立ち続けるんだ。』

そうひとりごちる彼の目には、

彼を蔑んだ目で見ながら通り過ぎる通行人が、

只々映し出されていたっけ。

本質はちっとも変わらないのにな。

看板持ちのおっさんと、おれやあんたの差なんて、

いい加減に並べられた都会のペンシルビル同士の

隙間ほども無い。

看板おやじだって、ついこの間までは、まさか自分が

こんな生活をしているとは夢にも思わなかったそうだぜ。

               

え、自分は大丈夫だって。 

疑問を持った時点で世の中を、日本って国を過大評価しすぎだ。

国民を守る方針から、切り捨てる方針に変えてからのこの国じゃ、

誰もがデッド オア アライブの境界線を綱渡りしてるのだ。

今回の話だってその中の一例に過ぎない。

          

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そのおっさんは1年半前まではごく普通の会社員。

大きくは無いが、そこしか作れない精密部品を持っていて、

中堅メーカーとして頑張っている企業だ。 

         

ところが片親だった母親が痴呆症になった。

不運なことに乳ガンも同時期にかぶって要介護状態。 

彼の当時の手取りは三十万で、妻と6歳の息子が暮らす

金は当然必要だ。

ベッド代に何度も続く手術費は、相当なダメージ。 

加えて不動産屋の口車と、住宅金融公庫の縮小と地価

の底値なんていう、経済界発の購買扇動によって買った

マンションのローンがいっそう首を絞めた。

週に二十時間の残業をして、妻がパートに出たりで何とか

介護費用を捻出していく。

勿論、合間を縫って、母の見舞いだって駆けつけた。

だけど、そんな生活は長くは続かなかったんだ。

            

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介護費用は負担が重く、

かと言ってすぐに入れる老人ホームは、庶民にはとても手が

届かない値がつけられている。

比較的安い所も、でたらめな順番待ちで、何故か金持ちから

優先して抽選に受かる始末。

彼が早々に母親を施設に預けるには、然るべき所へ

然るべき額の裏金が必要だったが、彼には…いや、

ほとんどの国民には、とてもじゃないが捻出不可能な

馬鹿げた額面なのだ。

               

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母親の病状は悪化。。

出来る限り家族が付き添うことが、この世に繋ぎとめる鎖に

なるとドクターから釘を刺された。

(おれだって出来れば毎日でも見舞いに来たい。でもそれが

出来ないんじゃないか)

男の叫びは声帯を振動させることはなかったが、

その分、下唇にはたくさんの傷が出来た。

柔らかくて熱い傷跡だ。

                        

彼の家は狭いのと、昼は誰もいない為、かえって危険だ。

仕方なく毎日仕事が終ってから、

埼玉の東川口の実家に寄って、

深夜に練馬の自宅に帰っていた。

当然限界点は訪れる。

その生活をして4ヵ月後、彼は職場で倒れた。

質量の小さな発砲スチロールが落ちるように、静かに…重く。

               

日本国民全員が既に承知済みだろうけど、

必要なときに、国はあんたに何もしてくれないし、

医療費も介護負担も保険料も、経済や国民生活なんて

置いてけぼりで上昇していく。

当然彼にだって救いの手は差し伸べられなかった。

               

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彼は仕事を休んだ。 

溜まっていた有給を目一杯とって、介護にあたった。

          

一部の大手企業や公務員で無いなら、

長期の休暇が終って帰ってきたときに、席が無いことに、

あまり驚きは感じないだろう。

彼はあっさり失業し、僅かな退職金も病院の支払いに当て、

母の実家近くの零細企業に再就職した。

             

ところがそこは更に悪条件。

朝の九時からはじまる仕事は、夜の九時までの

十二時間拘束がスタンダード。

残業代なんて支給されないし、隔週での土曜出勤もある。

それでも母の介護を怠るわけにもいかない。

金が無くて施設や病院に入れてやれない分、

毎日深夜まで働いてから実家に寄り、母と終わりの時間に

向けての時を過ごした。

更には足りない分を稼ぐために、日曜は建築現場の鉄骨

運びのバイトをした。それでも徐々に家計は悲鳴のトーンを

上げていく。

彼はまた倒れた。

そして終に借金した。 たった五十万だった。 

            

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何も障害が無いやつなら、五十万の借金は頑張れば1年も

あれば返せるだろう。

だが、ちょっとでも悪条件が重なったやつはそうはいかない。

この国でなら、諭吉五十人は人を殺すには十分な重さ。

人よりも金。それを選択したマーケットの上では、

ワーカホリックに働くことを止めた瞬間、例えどんな理由で

あろうとも、脱落を意味する。

「動かないロボットは廃棄するだけ」

残酷だが、それがおれたちが選んだ社会だ。

                        

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後はとんとん拍子に下り坂だ。

借金は徐々に増えていき、首が回らなくなった。

毎日のように、サラ金から債権を売り飛ばされたやくざ

もどきから脅迫めいた電話が続き、

妻は息子を連れて出て行った。

最終的に、母親は乳がんの再手術が受けられず、

かなり苦しみながら息を引き取った。

               

そして彼も事実上全てを失い、

まだまだ寒い四月頭の新橋で、闇金の看板を持ち続けている。

彼の瞳がどれだけ乾いていたか、書かなくてもあんたなら

容易に想像つくだろう。日本は狂っているのだ。

            

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35歳で手取り三十万。

妻と小さな息子が居て、都下に三千万後半のマンションを

買い、ローンを払って生活している。

なぁ、これは特殊なケースか。 

彼がおかしいのか…違うだろう。

         

日本でならごく当たり前にあるであろう、

メディアと政府の言いなりに沿ってきた平凡な家族だ。 

そんなやつでさえ、身内の病気一発で人生にピリオドを

打たれる。この意味がわかるだろうか。

そしてこの国が目指す美しい国が何なのか、

正体が掴めたかい。 

               

介護費用は年々負担が増し、保険料も同じ。

年金の信用だって、地に落ちきっている。

WEが可決されるまでも無く、労働組合も無い

会社ははなから残業代なんて満足に出ちゃいない。

小さな企業では、上司に逆らっただけで辞めさせられる

なんてデタラメな状況だって現実に起きているんだ。

民間の保険会社も政府への献金のおかげで

組織上げての払い渋りを堂々とやってくる。

(※現在は一部摘発されている 筆者注)

それなのに、政治家は年金で豪遊し、血税で野球拳をし、

永田町では道路利権と海上給油利権にすがりつくことに

必死な面子が大騒ぎだ。

            

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彼より待遇の悪いやつがこの国に何人いると思う。 

それに彼よりちょっとくらい境遇が良い程度では、

今回の結果が変わらないのは明白だ。

         

…これがこの国の実情、いや、この程度じゃない。

これからますます格差拡大のスピードは上がっていく。

あんた自身だけじゃない。

妻や息子、両親まで含め、何か一つでも重大なトラブル

が起きればすかさずゲームセットの可能性だってある。

             

でも、自民党が悪いんじゃないぜ。

小泉は、

『こういう世の中にします。2割の人間を繁栄させて、

8割の人間が地獄を見る世界にします』

と言ってたし、 安倍だって

『小泉総理は甘い。 もっと奴隷層から搾り取って

支配構造を磐石にします。』

ときちんと言っていた。

それでも国民は、小泉はどうやらいい政治家らしい。

安倍さんが日本をよくしてくれるらしい。なんて出所不明な

情報を頭から信じて、弱いやつほど自民党に投票したんだ。

自民党が国民を馬鹿にするわけだろう。

無関心ほど、怖いものは無いのさ。 

                        

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看板もちのおっさんがおれに言ったこと。

       

『おれも2年前までこんな看板持ってるやつを馬鹿に

してたし、まさか自分がそうなるなんて思ってもなかった。 

この国じゃ何かあった時の為の貯金が最低五百万は

必要だな。だけど、子育てや結婚、介護なんて考えたら、

そんな金を捻出できるやつはそう居ない。おれだって

中堅どこの係長だったんだ。それでもこの様。 

会社の命令通りに、ずっと自民党へ投票していたし、

それで生活がよくなるんだと思っていた。

今に思えば自殺志願書みたいなもんだったんだな』 

            

再チャレンジをスローガンに掲げるこの国だが、

残念ながら彼はおそらく二度と這い上がれない。

それはあんたにもわかるはずだ。

          

あんたも毎日の通勤・通学で、ターミナル駅を通るなら、

看板持ちのおっさんを見るだろう。

彼らをどんな目で見るのも自由だが、

彼らとおれたちの間には、なんの差も無いんだぜ。

小石にでも躓けば、簡単にあんたもパイプ椅子デビューだ。

      

故に、彼らに冷たい視線を落として通り過ぎるやつを、

おれはあまり信用しない。

四月の日差しは、クリーム色に新橋を染めている。

今年の夏はとびきり暑くなりそうだな。

いや…熱くならなくちゃいけない。

                                            

※2007年春取材、同年四月下旬に公開した記事です。

            

クリックした分、たぶん読む人が増える。気が向いたら押してくれ。

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2008-09-07

支配ノ為ノ大移動

ここ数週間、仕事の合間にマークしていたのが

創価学会による集団組織票についてだ。

          

前回の参院選では、なんか色んな人から色んな話が持ちかけられて、

政界の人間とばっかり会ってたせいで、こういうフィールドワークが

出来なかったからね。

今回の衆院選は、出来れば単なる底辺の有権者として好き勝手

調べて、好き勝手に動きたいものだ。

(勿論、日本の未来のためになるなら、代筆でもコメントでも、出血

無料サービスするぜ。この国の生き血の値崩れはすごいから)

            

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まだレポートは全然まとまってないし、結構ブラックなことも触れてる

から、詳細はメールマガジンとかに譲るとして、ここでは簡単に

事態をレクチャーしておこうか。

       

あまり注目されなかったが、民主党が創価学会をマークしている。

理由は当然選挙に勝つためなんだけど、だからと言ってどうして

創価学会をチェックするとかと言うと、

学会信者は組織票として上層部の意思によって投票をしていて、

母体である公明党だけじゃなく、盟友である自民党へも決められた

数だけきっちり票を入れるからだ。

         

「こいつは政教不一致の原則と言って、宗教と政治団体が一緒に

なってはいけないというルールを破っている疑いで監視している」

・・・なわけはない。それが許されたら日本はどれだけ平和か。

そんなルールは建前だけで、

自民党の背後には統一教会、公明党の背後には創価学会。

この国を牛耳る二つの力は、きっちり怪しげな狂信で彩られて

いるのだ。

野党である民主がそこまでは力が及ぶはずがない。

もっと別のことを抑止しようとしているんだ。

            

    >>>

               

二つのニュースの抜粋。

一部はすぐに消されたらしいが、読者がコピーしてくれていて、

送ってくれた。

         

創価学会施設へ「監視隊」選挙利用にニラミ…石井民主副代表

         

民主党の菅代表代行は4日の記者会見で、公明党の支持母体

である創価学会の宗教施設を選挙活動に不当に利用している

ケースの有無を調査する考えを示した。

菅氏は「調査の結果、不当と判断すれば、何らかの対応をしなけ

ればいけなくなる」と述べた。石井一副代表は「創価学会の宗教施

設に『監視隊』を置き、ビデオや写真で人や車の出入りを記録に

取ることも考えている」としている。

(読売新聞)

         

         

創価学会の選挙運動調査へ=民主・菅氏

民主党の菅直人代表代行は4日午後の記者会見で、「言論活動

を妨害された」として創価学会などを提訴している矢野絢也元公

明党委員長の国会招致問題に関連し、「矢野氏は学会施設を使

って選挙活動が行われていたと証言している。そういう実態も調

査し、不当と判断すれば何らかの対応をしなくてはいけない」と述

べ、創価学会による選挙運動の実態を調査する考えを示した。

(2008/09/04-20:41)

               

ニュースだし、マスコミは二大宗教に逆らえないし、書ける限界も

あるんだろう。正直なにが言いたいのか伝わってこない代物だ。

でも、記事から学会の‘何か’を民主が異常なまでに警戒してい

るってことはわかっただろう。

その‘何か’とは、学会信者にたちによる民族大移動だ。

          

      >>>

            

言うまでもないが、自民と公明は選挙でも完璧なまでの連携

プレーでもって票を集めている。

例えば、自民と公明でどちらの議員も当選できるように調整

するとか、有効大量票同士をバッティングさせないとかね。

この時点で、議会制民主主義も何もないんだが、日本はそう

いう国なんだから仕方ない。

               

それでだ。公明党は信者を選挙の前に大量に住民票を移動

させて、目当ての候補者に投票させているんじゃないかって

疑いが持たれているんだ。

名目は色々だが、スタンダードは「修行の為」とか「施設研

修の為」とか。

「第●サティアンに移動して修行するぞ」

みたいな具合だ。そんな団体あったろう。あれとなんら変わら

ない。政権を取っちまった分だけ性質が悪いのかもな。

          

これをやられちまうと、当然自公は有利になり、それ以外の

野党は不利になる。

肩や投票数を計算出来て、効率よく候補者を立てられるのに、

政府以外は真っ向勝負で、全選挙区で真剣勝負しなくちゃ

いけないんだから、この差は圧倒的だ。

しかも政権交代のチャンスがある民主が、これに危機感を

感じないわけがないだろう。

       

   >>>

         

灰色の視点で見るなら、もうひとつ気がつかなくちゃいけない

ことがある。

それは、民主の発表の意味についてだ。

だって考えて見てくれ。

本当に政府の信者の組織票作戦をスクープしたいなら、

ずっと黙っておいて、それこそおれみたいな人間を大量に

使って、証拠とともに投票日直前に叩きつければいいだろう?

なぜそれをしないのか。

答えは不可能だと知っているからだ。

            

自公をなめてはいけない。

バックに巨大宗教団体を抱えていようと、やつらがこの国の

六十年間を支配してきたのは事実だ。

経済界は自民党の味方だし、マスコミだって未だに政府を

応援するスタンスが最も多い。有力新聞の一角は、自民党

議員によって拡販されているんだしな。

あらゆる力を掌握している相手に、こんなスクープを叩きつ

けても、もみ消されるか、誤魔化されるに違いないんだ。

だから民主はそこまではしない。

精一杯のけん制として、

「選挙法違反を監視しますよ」

と言うのが限界だってこと。。

            

そしてブログでおれが書けるのもここが精一杯。

頑張った方だろう。たぶん、この程度でも、またスパムメー

ルの嵐だろうけどね。。 

                

               

手始めに境界線を引いてみました。私の立場でブログという媒体

で今の時期で書ける線が、今日の記事じゃないかな、と。

パワーダウンしたと言われそうだけど、まだ時間はたっぷりある。

ギアの余力は残しておかないとね。

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竹中トライアル

親しい読者からのメール。
すごく参考になるから、是非。。
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KENさん、こんばんは。
T(メールネームだけど一応伏せ)です。
         
         
NHKで税金について生放送の特番をやっていました。
私は第2部の途中から見ていました。
            
         
ものすごく簡単なメモです。
分かりにくいと思いますが、番組の雰囲気だけでも感じてください。
       
       
4人のゲストは、伊吹文明、竹中平蔵、土居丈朗は新自由主義、
森永卓郎は社会民主主義です。
ゲストが3対1になる中、スタジオの一般パネラーと視聴者投票
は森永さんの意見と同じ人の方が多かったですね。
社会保障費の負担、財源の問題は見ていても難しかったです。
一般の人はみなさん勉強されていて議論の中身も濃かったで
すね。民放にはできない番組です。
       
          
これは蛇足ですが、途中で森永氏の発言に竹中が「社会主義
ですね」と言ったのに対して、森永氏が「社会主義ではなく社会
民主主義です」と言い直し、それに竹中がまた「社会主義です」
と言っていたのが印象に残りました。
       
         
竹中の発言に、あなたが大好きなアメリカに移住すればいいの
に、と思いました。最後に伊吹も竹中も選挙に行こうと言ってい
たのには驚きました。心にもないことをよく言うなぁ、と。
         
         
第1部を見たかったですね。
いったいどんな議論になったのか興味深いです。福田辞任のこ
の時期に放送されたのはよかったのではないでしょうか。
まとまりがなくて失礼しました。
                
(番組内容)
            
          
『日本の、これから』
                  
激論!どうする?税金
       
               
▽物価高が家計を直撃
国の借金は553兆円景気対策か財政再建かどちらを優
   先すべき?
▽金持ち優遇?高額所得者と大企業の税金は
▽膨らむ社会保障費を誰が負担?高齢者か?現役世代か
 ほか 
伊吹文明 竹中平蔵 森永卓郎 土居丈朗 三宅民夫 武内陶子

「とことん話そう 税金のこと 第1部」

「とことん話そう 税金のこと 第2部」
         
            
税金について徹底討論する。国の借金は五百兆円余り。
財政赤字を減らそうと、政府は「歳出削減」に取り組んでいる。
その一方で、医療や老後の生活など、さまざまな分野で悲鳴が
上がり始めている。
         
         
歳出削減を見直し、目の前の暮らしや経済を重視するのか。
それとも次の世代に借金の付けを回さないためには、増税を
受け入れざるを得ないのか。
今、大きな岐路に立たされている。
          
            
(メモ開始)
「高額所得者、企業の税率が下がった状態をどう思う?」
税金が高いから海外に出て行くか?
森永
出て行きたい人は出て行けばいい
納税の義務があるんだ
          
竹中
グローバリゼーションを軽く見てはいけない
グローバリゼーション化した企業は困らないけど、その地
の人は困る。東京の地盤が下がっている、金融で9位
            
土居
改革をしなかったらもっと悪くなった可能性がある
EUでは法人税の税率引き下げ競争が始まっている
海外に流出しないような税率にするべき
          
       
森永
大企業の役員の報酬は2倍になった
株主の配当利益は3倍になった
       
             
竹中
地方分権、税源移譲
地方の歳出は減ってないんですよ
改革をやっていなかったら、消費税は10%に上がっている
       
                  
スタジオの一般人
・大企業はいろんな控除で実際にはあまり払っていない
・中小企業は丸々取られている
・海外にいましたが、実際に海外に出て行く人はほとんどいま
 せんよ
安心と安全のコストという意味では高額所得者は上げてもい
 いと思
・企業は社会保険の負担を合わせると安い
       
         
         
「増え続ける社会保障費を高齢者が負担、どう思う?」
視聴者投票
・やむを得ない 56%
・反対 44%
            
現役世代と高齢者の負担
2025年現役世代の負担額
1人当たり3割、41万円増
貯蓄 70歳以上2400万円、全世帯平均1200万円
資産 70歳以上6000万円、全世帯平均3900万円
            
          
スタジオの一般人
・若者と高齢者の対立はよくない
       
       
伊吹
社会保障費の半分しか消費税は使われていない
         
         
森永
消費税でやれば庶民が困る
相続税でやればいい
1年間で90兆円、金持ちから半分取るだけで40兆円
         
         
竹中
年収が1000万円以上の人は、余裕のある人は払ってもらう
相続税引き上げには反対
累進税は世界標準並みだが、相続税は重い、取りすぎている
物的な資産より人的な資産の重要度が増している
         
             
「理想はどっち?」
大阪で漫才
結婚するならスウェーデン人の男性かアメリカ人か?
       
スウェーデン
公共サービス、医療費が二十歳まで無料
育児休暇が給与の8割
税金は高い、消費税25%
オムソーリ、痛みを分かち合うという意味
         
アメリカ
負担は軽いがサービスも軽い
医療サービスは金持ちはよい
中間層は民間の医療保険に入ってる
自己責任
各国の国民負担率(財務省)
アメリカ 34.5%
スウェーデン 70.7%
日本 40.1%
         
         
「あなたの理想の国のカタチはどちらに近いですか?」
視聴者投票
スウェーデン型 60%
アメリカ型 40%
         
          
竹中
設問に無理がある、人口が違う。
1億人以上の国ではスウェーデン型は無理だ
公務員が増える
公共部門は小さくして、みんなが自己責任でやればいい
            
         
スタジオの一般人
・払っただけのものがどれだけ返ってくるか、規模で判断しては
 いけない
・自民党の今までの政治はクズと言っていい
・みんなが国を信用していないのが1番の根本
・日本は公務員が多すぎる
・日本は中福祉、負担は小さい、均衡すべき
・北海道が大変になったのは国の政策のせい
          
            
伊吹
民主主義の社会では、何が無駄かは人によって違う、
不公平感も違う
政治がダメだと言うのではなく一票をしっかり使ってください
               
          
竹中
(伊吹に同調して)国民が政治家を選んでください
         
          
森永
私を政府税調に入れてください
(メモ終了)
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勉強になったろう。ここまで言えるのは、テレビではやっぱり
NHKのみだと素直に感心する。
          
忘れちゃいけないことは、今の日本は竹中の描いたビジョン
と政策の上を滑走しているってこと。
            
やつが参謀を外れて久しいが、政治の効果というのは時間
差で訪れるものだ。誰かが決定的な変化をもたらさない限り、
この路線は変わることはない。
         
       
そして補足するなら、竹中が散々愛して止まず、コピー&ペ
ーストした当時のアメリカ経済路線、通称日米型資本主義は、
見事にマーケットと自国民にNOを突きつけられ、今尚先の
見えないトンネルをさ迷っている。
             
       
サブプライムローンよりも、労働者の大半が家が買えないこと。
雇用と経済の絶望的なまでの格差。
国民がものを買わなくなったツケをどこから取るのか。
同じ道を走っている列車である以上、
アメリカに起きている地獄は、必ず日本にも訪れることだ。
それをわかっているやつが、永田町に果たして何人いるのかな。。
         
            
               
          
今更感もあるし、毎日更新もしないけど、次の衆院選までもうひと
仕事のためのふんばりになるかと思って再度登録してみた。
新しい読者はひとりでも多く歓迎したいしね。気が向いたら踏んで
くれ。
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2008-09-04

20世紀少年映画化

前にも書いたと思うんだけど、浦沢直樹氏の20世紀少年が

映画化されて、第一弾が先週末から公開になっている。

残念ながらまだ見れていないんだけど、これだけは時間を

つくって足を運びたいと思う。

出来れば最近主流の、ゆったりシートだとかドレスコードの

あるようなセレブ思考とやらのとこじゃなく、

色んな人がごった返していて、立ち見もいるような場末の

映画館で。。

もともと映画は大衆のもんだろう。

世界一のストレス国家はわかるが、混沌を楽しむための

風俗に、高級志向を持ち込んでもくだらないだけだ。

この国から音楽が死んで消えうせた原因の半分はそれだ

ろう?

          

20世紀少年は、宗教のクレイジーでネガティブな部分を抜き

取って、啓発する作品だ。

もっと直球で言おう。

統一教会と自民党。

創価学会と公明党。

反対するものは失脚させられ、

疑問を投げかけるものは消される。

まさに現在のカルト的だとの声が多い宗教が、

政治を操り、国を操って支配してしまう日本の様子が

描かれている。

人権擁護法案や教育が政府に都合よく変えられていく

ことも、きれいに比喩されている。

       

まあそれ以上の内容は、原作か映画を見てくれれば

いいんだけど、おれが言いたいのは、

「よくあの漫画を映画に出来たな」

ってところ。

20世紀少年の初期が、政教一致を批判している内容

なのは読めばわかることだ。

そしてそこに触れずに話を進めるのも正直困難だ。

演出によっては検閲は通らないだろう。

日本の表現の自由の力はとっくに半減している。

しかもテレビ局メインスポンサーは学会の色が濃い日本テ

レビ系列。

・・・これはなんかあるな。と疑っちまうのは考えすぎか…?

                   


2008-09-02

辞任劇について

なんかすごい勢いでメールが来てた。

ほぼ100%が福田の辞任劇についての質問とか、

今後どうなりそうかみたいなやつ。。

おれは預言者じゃないし、福田と自民への責任追及みたいな

論調は他でいくらでも読めるだろうから、

おれだけが書きうるようなことをまとめて、

次のメールマガジンを差し替えるよ。。

         

だから政権交代関係のメールへの返信は、

次のマガジンをもって変えさせてくれ。

         


2008-09-01

福田辞任

ふざけんな。

安部といい、福田といい。

プレッシャーがあるのは仕方ないが、散々金を使って新内閣だの

骨太方針だのと騒いでおいて、圧力がかかるとすぐに辞めちまう。

二人の首相が使った内閣改造関係の費用はざっと数億だ。

これだけの金をドブに捨てて、原因は内輪もめの圧力。。

おれたち国民はどこまでなめられればいいんだ。

こんなことになるなら、さっさと宗教団体なんて

手を切っちまえばいいことだ。

狂信の手を借りて与党に座り、

いつの間にか狂信のロボットになってりゃ世話ないぜ。

         

      

辞任会見も見ていられない。

「民主党のせいで辞めます」

という主張を終始一貫するよう命じられたのだろう。

最後に自民党の役に立ってから辞めろとね。

            

本当は株価のこと。アメリカとの関係。

すでに次の総理のシナリオがあるであろうこと。

ふざけた辞め方で二人も総理が代わったことでの経済打撃。

いろいろあるんだけど、呆れてものが言えない。

次回にパスさせてくれ。。

          


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