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2008-09-21

NHKスペシャル 第二夜

「NHKスペシャル」

【戦場と心の傷 ②ママはイラクへ行った】

      

アシュレイさん

4年前イラクに行った

仲間と同じ方向を撃ち、誰を撃ったかも分から

なかった

戦場で人を殺した自分が良い母親になれるか不安

    

5年前から始まったイラク戦争

イラク人の死者は少なくとも15万人

アメリカ軍兵士も4000人死亡

1万人を超える女性兵士が送られている

女性兵士の3人に1人は母親兵士

帰還後、我が子を愛せない母親が増えている

      

ジュリア・ケリーさん(47歳)

今回が2回目の派遣となる特務曹長、陸軍で26年

夫と離婚し2人の子を育てる

昔は女性が戦場に行くことはないと考えていた

3年前、派遣命令

帰還後、3ヶ月母親としての感情がもてなかった

2回目の派遣が決まってから子供たちとの関係が

ぎくしゃく

来月から1年間イラクに行く

息子は「どうしてイラクに行くの?」と何度も質問する

彼女は兵士としての大義を語ることしかできない

話す度につらくなる

       

陸軍では女性が歩兵など直接の戦闘行為は許されて

いない。

しかし、どこからが前線かあいまいで戦闘を避けられ

ない。

    

女性の兵士採用はベトナム戦争の泥沼化から始まった。

兵役の拒否や反戦運動の高まりで男性兵士の確保が

維持できなくなった。

73年、志願制に移行、女性の獲得に力を入れた。

ベトナム戦争では2%以下だった女性兵士を、湾岸戦争

では11%にまで増やし、戦場にも送るようになった。

後方支援に限定していた任務をイラク戦争では事実

上戦闘地域にまで拡大した。

         

復員軍人医療センター

PTSDの女性の回復プログラム


マーシーさん

5年前、多くの人の役に立ちたいと思い州兵に登録した。

入隊後半年で派遣を命じられた時は、イラクの人たち

のために働けると前向きに受け止めていた。

薬品を届ける任務の合間にイラクの子供に触れること

に喜びを感じていた。

子供が呼びかけてきたのでキャンディをあげたら喜んで

いた。

ある日、少年が手を振ってきたので手を振り返したら、

突然銃で撃ってきた。

反射的に応戦して気が付いたら少年を殺していた。

自分の命、少年の命、自分の命をとった。

平和のために戦っていると思っていたのに何のために

戦っているか分からなくなった。

16ヶ月後に帰国、PTSDの症状が出たがレストランで

働いていた。

ある男性と知り合い1年後に結婚、出産

毎日、子供を見るとイラクのことを思い出し苦しむ、P

TSDは悪化した

物音に敏感になった、機関銃の音に聞こえる

医療センターで治療中

息子に優しく話しかけられない

イスラムの服を着た人を見て息子から離れ隠れる

夫と離婚について話し合っている

      

ケリー・クリスチャンセンさん(35歳)

3年前、イラクから帰還

夫と2人の娘がいる

外出の誘いをほとんど断る

人ごみや知らない場所に行くと不安になる

家族の外出後、イラクを思い出し泣いてしまう

PTSD、フラッシュバックがある

17年前、祖国のために働きたいと州兵に登録した

週末だけの訓練と災害救助の任務で月30万円の

収入は魅力的だった

4年前、派遣命令、拒否すると罰せられる

武装兵力の反撃が増えていた時期で緊張が絶えなか

った

       

帰還後、以前のように子供に愛情を示せなくなった

短気になった、悪夢を見る

子供が花火を楽しむ後ろで音に動揺し周囲を警戒する

            

      

(ナレーション)

多くの母親兵士が銃を手に戦う史上例なきアメリカの

戦争、それは母親たちから子供を愛する感情を奪い、

家族の絆を断ち切ろうとしていました。

開戦から5年、今も軍が撤退する目途が立たないイラク、

母親兵士たちは今日も戦場に立ち続けています。

(番組終了)

            

      

■筆者より■ 

戦争って一体何のためにやってるんだろうな。

殺し合いによって笑顔になれるのは、結局その国の支

配者であって、国民はどんな形にせよ不幸になる。

今のアメリカを見ているとそれが顕著だ。

そしてこういう番組を作ることが出来る唯一のNHKも、

度々右翼団体に圧力をかけられ、

メディアの影響で戦争を望む連中も僅かとはいえいる。

昨日、たまたま新宿で友人にあった。東大卒で夜の世

界を渡る変わり者。やつが言ってたことが実に興味深

かったから紹介しとく。

「今の●●や△△(テレビと新聞)はうまいと思う。中国

人や韓国人がまるで違う世界のモンスターのように書か

れている。あれを見続けたり読み続ければ、戦争しよう

とか言い出す馬鹿が現れても不思議はない。

でもあのコントロールって、戦争中に政府が国民に施す

洗脳と一緒なんだよな。そういう意味では、もう日本は

戦争へのカウントダウンに入っているのかもしれない」

               

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