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2008年10月

2008-10-31

本当に失われたのは何

火曜日…。

バブル崩壊時の7600円を割ったことで、

日本メディアばかりか海外にまで取りあげられ、

コラムや特集までされちまう始末だ。

首相が変わっても世界の大手メディアは関心

なかった癖に、内需崩壊と空前の落差には

ご丁寧に特集を用意してくれる。なんだかな。

      

散々このニュースは読み飽きているだろうから、

いつも通り違う角度から見てみよう。

バブル崩壊後、日本は小泉&竹中による新時代

経済を打ち出し、徹底した親米路線と、

年次改革要望書の徹底実行をやった。

おかげで日経平均は18000円台に乗って、

内情をよく知らないその他の国からは、

極東の奇跡ともてはやされたのだ。

勿論、実質はここの読者にはわざわざ書くまでも無く、

‘失われた十年’がビンゴだ。

            

が、その後たった13,4ヶ月足らずで、

月曜日に記録した7600円割れだ。

これは本当に悲しかった。

日経平均を過去と比べてどうこう言ってじゃない。

日本人が失われた10年でどれだけの犠牲を

払ったかをよくよく知っているからこそ、

それがたった一年ちょっとで泡と消えたことが、

なんだか無性に空しくなったんだ。

しかも、その要因の一番が、国民の消費意欲の

消滅だなんて、救われないにも程があるよな。 

            

反騰した18000円をベースにすると、

この一年で市場の六割もの大金を失ったことになる。

額にして三十六兆円。

天文学的すぎて逆に分からない数値だ。 

このビッグバーンは早くから予見されていたが、

実態がわかってきたのはほんの数ヶ月前だし、

正直リーマンの破綻前のホワイトハウスの対応が

指標になっていたこともあって、 

具体的な道筋を書けたのは、おれが書いたような

日が最短だったはずだ。

(新総理はまだ何も知らないようだったが・・・)

         

だけど今思えば企業はこの状況を薄々気づいていて、

そのために必死だったと言わざるを得ないかもね。

それを裏付けるものとして、

ここ一年、テレビCMの審査基準がかなり甘くなっている

ってことが挙げられる。

「新しい車はエコ」

「地球に優しいエネルギー」

「世界ナンバーワン~」

「美しい映像を美しい○○で」

普通に考えれば遺法文言だが、消費触発を最優先した

国は、ほとんどオールOK。

それだけ必死だったんだろう。

自分らがぶっ壊した内需が、

今になって必要になることを知って、

取り繕おうとしていたんだな。

         

だが、おれはそれがいけ好かない。

国内を見捨てたのは経済界の勝手だし、

国民生活を逼迫させてでも競争力をと言ったのも

自民党と経団連の合意のはずだ。

国民が反対する中、散々その路線を貫いてきて、

困ったらメディアでまた騙せばいいって魂胆が

異常に腹が立たないか。

もっとやり方があるはずだし、謝罪とは言わないが、

せめてやり方が間違っていましたって言葉くらいは

あっても良いんじゃないの。 

「小泉改革は間違っていました。

国民生活の成長を消し、その分を身内にだけ波及

させるのでは、限界がありました」

それが筋ってものだろう。

日本人ならいつでも騙せる。

そう思われているんだよ、やつらに。

         

失われた十年は、決して平坦な道じゃなかったし、

失ったのは時間だけじゃなく、尊い命が大量に犠牲に

なった。

労働者の三分の一が貧困層なんて、馬鹿げた状況

を作り、救われないことに、そのワーカー達は

世界一の長時間労働を強いられているのだ。 

結婚できるのは半分。

子供作れるのはそのまた六割。

そういう社会を作っておき、あまつさえ財源に勝手に

手をつけておいて、高福祉を望むならもっと金を寄越

せってんだからな。

それだけの犠牲を払って仮面だけ奇麗に

18000円という日経平均を作ったが、

結局それも14ヶ月で塵に消えたのだ。

思うにさ、結局自民党の新自由主義による

弱者の命を金に変えるやり方は、

はなっから砂上の楼閣だったんじゃないだろうか。 

G8に入りたいんだか、軍国主義にしたいんだかは

知らないが、その為に無理やり体裁だけ整えた所で、

土台は消費マインドも購買力も、政府への信頼も

未来への希望もない、スカスカの砂の土台だったのだ。

勿論、水分を奪っちまったのもまた支配層だが、

それでも尚、砂をかき集めて土台を作れと命令出来る

彼らの脳が、おれには到底理解出来ないよ。

もしかしたら日本人は、世界で一番冷酷になれる

化け物なのかもしれないー。

            

          

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2008-10-30

ブレイクマネー&ダスト

今週は世界中が正念場になりそうだな。

この記事は、月曜の昼休憩に書いているんだけど、

日経平均が8000円を割り込むかどうかって

状態で、東京全部が地に足がついていない。

笑っちゃいけないんだろうが、薄いすみれ色の

空に向かって、どいつもそわそわソワソワ。

おれたちがいくら焦ろうと、マーケットは何も変わり

はしないんだけどな。

それに心配するなら、進行中の案件の予算より、

すぐ先の生活についての方が大事だ。

         

トリガーはやっぱりソニーの大幅業績下降修正。

好調時なら「ソニーザマないな」という声も聞こえそうだが、

大恐慌手前ではそうはいかなかった。

海外の主な投資家は、ソニーの同行を指標に

使っていたようで、赤い数字はそのまま日本円の

諦めに繋がったのだ。 

これは確実に連鎖するし、厄介なことに来週は

かなりの企業が中間決算を迎える。

最悪のタイミングだが、仕方がない。

輸出事業以外にも、下り坂の見込みが続くようなら、

バブルの7600円割れも確実だろう。

いざなぎ超えの好景気は、

庶民に全く還元されなかったが、

バブル超えの不景気は、弱いやつから順に

切り捨てられるからご用心だ。

おれも勿論その弱いやつの筆頭だ。

         

日本の円高は、針の上数ミリを浮かぶ風船状態。

最悪の足場で担がれた御輿に、蒼白になりながら

座っているのだ。

不良債権の少なかった日本が、なぜこんな目に

あっているのか。

実はそこが一番大事なところだ。

    

「内需の弱さ」

一様に経済誌にはそう書かれている。

国内の消費力、購買力共に弱く、

輸出に頼らざるを得ない状況が、

ここにきて致命的な脆弱性として露呈されたのだ。

だが、これは全部せいふと経団連の方針だったはず。

国内は露骨に搾り取ったせいで、

消費自体が半死してしまい、それでも利益の

極大化を求めて、手を緩めなかったのは政府だ。

競争力の為、成長の為と

国民生活に皆殺しの定数を打ち込んだだろう。

それが今になってガタが来ている。

輸出に頼るも、その輸出先が混乱じゃ

成果は出ないし、そもそもメインの家電や車は、

市場に無関係で不調だったのだ。

-内需は捨てた。

トヨタを揶揄する為に聞かれた言葉だが、

もはや多くの企業がその路線を辿りつつある。

だけど、その路線は、ゴールまでの道が途切れていて、

奈落の底に落ちることがわかっている道なのだ。

不安材料が出尽くすのは、来週から二週間ばかりの

中間決算の出揃いだろうが、

そこからまた浮上するかと言ったら、

要因は経済の仕組みそのものにあるだけに、

元の数値に向かうとはちょっと考えられない。

アメリカ市場をなんとか持ちこたえようと、

刹那の反発はあるかもしれないが、

もしもそうなれば逆に危険信号だ。

いたちの最後っ屁なんだからな。

      

内需を自らの手によってぶっ壊して、

「国内が駄目なら海外で売ればいいだけのこと」

なんて平気で抜かせる日米資本主義に、

世界は大きく否定を下したのかもしれない。 

      

麻生の定額減税や公共事業連発では、

絶対に景気は回復しない・・・じゃないな、失礼。

一瞬のGDP0.1~0.2%を回復して終わりだろう。

絶対に国民生活は良くならない。

結局建前だけだ。

自公の選挙がぐっと有利になるっていうオプションが

勿論つくんだけどね。

      

思い出してくれ。

とんでもない不景気の前に、対応も発覚も後手後手に

なり、結局公共事業と国の金を大量出動させるだけ。

特定の業界だけが潤い、国民生活は悪化の一途。

これはバブル崩壊後の小泉改革の出来事だ。

全く同じことを、麻生はやろうとしている。

総裁選のせいで、問題認識は圧倒的に遅れ、

資本主義に亀裂が入った音に地球が恐れている

ときに、彼は壇上で

「日本は景気が悪くなって来ている」

なんて所信表明している男だ。

滑稽だとか無知だとかのレベルじゃない。

今この瞬間にも倒れそうなやつが国には溢れている。

まずはそいつらから救ってやる必要があるんだ。

この不況に、更にセーフティネットの崩壊が相乗効果

で裏ドラで乗ってくるんだぜ。

迫る暗闇のでかさがわかるだろうか。 

前にも言ったけど、まだ解散したくないのは

とりあえずわかったから、

せめて麻生を辞任させてくれ。

もはや奴の庶民感覚とか、極右思考とかも放って

おくとしても、この難局にあの素人では絶望的だ。

これほど焦っていない首相は日本だけだし、

それが自信からじゃなく、危機感の無さからなのは

いい加減ばれてきた。

(そもそも自信があるなら見せて欲しいもんだ。

庶民がこれだけ将来が見えずに困っている状態で、

どんな素晴らしいビジョンをお持ちなのか、是非とも)

      

「日本はダメージが少ない」

と言っちまう素人には現況は無理だし、

日銀が均衡を保つために何兆使ったかを見てから

もう一度話せって感じだ。 

内需を壊した要因は、弱者切捨ての自民政治だし、

結果それが今を最悪の状態に陥れている。

      

おれたちがどれだけ焦っても変わらないが、

総理はもっと焦れよ。

毎日ホテルでディナーをだらだらと食っていられる

余裕が、この国にあるとは思えないんだけどな。

値段じゃなく、危機感の問題だ。

あんたらが屍にして経済のベッドに使っている連中は、

数万分の一の所得であんたより働いてたんだぜ。

               

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2008-10-29

年次改革要望書報道 続き

読者が送ってくれたフジ系列の「サキヨミ」のまとめ。

結構な反響があったようだ。

ここだけじゃなくて、日本全体にね。

苦情窓口から右翼団体っぽいやつらからの電話が

入りっぱなしだったってのも聞いたし、

それが本当なら手を回したのは政府だろう。

テレビ局に勤める知人(製作じゃないけどな)曰く、

自民党側も編集等でかなり外圧をかけたはずだが、

おそらくプロデューサーが本番用とでテープを

入れ替えたんじゃないかと言っていた。

だとしたら、かなりのやり手だな。

名前を晒して日本全部で守ってやる必要もある。

      

投稿してくれた読者が、更にVTR明けの

討論までまとめてくれたんで、それも一緒にUP

するよ。

         

   

10月26日放送 フジテレビ「サキヨミ」

VTR明けのスタジオトーク内容メモ

    

伊藤利尋アナ

「直近では小泉政権が強力に推し進めた構造改革

ですけど、この構造改革を是とするか非とするかと

いう立場によってこの要望書をどう捉えるか見方も

違ってくるようですけれども、

ただ、戦後、そして日米の貿易摩擦という経緯を

考えると、アメリカと日本の関係ウエンツ君、

なんとなく、うーん、これに従っちゃったんじゃな

いかという見方は自然に湧いてきちゃいますけどね」

      

ウエンツ瑛士

「これ初めて見たんですけど、単純に、深く考えず

に単純に考えて、そういうのを送ってくるということ

はアメリカにすごく利益があるんだなというのは、

僕からしても分かる問題で。

でもそれがいろんな外交の問題でやらなければ

いけないこともあるんでしょうけど、なかなかね、

全部こう飲み込んでしまうと…」

       

伊藤利尋アナ

「ただこうして見ますとですね、だいたい要望書

が出されて実現しているという、遅かれ早かれ

というとこなんですが。

ならばこれが日本の預言書ではないかという目

線で、今年の年次改革要望書を見てみたいと

思うんですが、アスヨミ参りましょうこちらです」

       

(スタジオの大きなテレビ画面に表示)

2008年「年次改革要望書」ニッポンはこうなる?

      

大島由香里アナ

「アメリカから今月届いた要望書にはこのような内容

がおもに書かれています、こちらです」

      

(画面が下記に変わる)
2008年版 年次改革要望書
金融→確定拠出型年金制度の拡大
農業に関する慣行→最大残留農薬レベルの緩和
医療→医療機器や新薬認証までの時間短縮

      

大島由香里アナ

「森永さん、どれに注目していますか?」

      

森永卓郎

「私は確定拠出年金制度の拡大が一番の注目点

だと思うんですけど、今回アメリカは日本の消費者

にターゲットを絞ってきたと思うんですね。

今、公的年金が崩壊に向かっているというのはほとん

どの国民は分かっているわけで。

日本でも確定拠出年金という、自分で、あるいは

企業にお金を出してもらって積み立てるタイプの年

金が導入されているんですが、

そんなに普及してないんですよ。これをどんどん拡

大しろと。確定拠出年金は自分がどこで運用するか

選べるわけですから、そこにアメリカの金融機関

のビジネスチャンスがあるとみているということだ

と思います。

これ確定拠出なので、給付は全く保障されてないと

いうところが特徴なんです」

      

伊藤利尋アナ

「なるほど、たしかにアメリカを利する方向性の要

望が当然多くなるわけですけど、坂東さん」

      

坂東眞理子

「おそらく、お互いにそれぞれ要望を出し合って、

じゃあ日本もそれに沿った要望を向こうに突きつけ

ているかどうかということが問われると思うんですけ

れども、全体として私が一番問題だなと思うのは、

国益だけではなしに新自由主義が経済全体の資

源配分っていうんですかね、

弱いところには潰れてもらうんだ退場してもらうんだ、

強いところを伸ばそう、それが日本の経済を強くす

ると信じている人たちがけっこういた。

それはグローバルスタンダードという名前だったわ

けですけども、アメリカンスタンダードだったんだ、

ということを私たちはもう一度あらためて認識して、

例えば、経済の分野で競争が促進されていい分野

と、人間の生命に関わる分野とか環境とか、

規制しなければ人の命に関わるとか安全に関わる

とかという分野を峻別しなければならないんじゃな

いかなと、そこをやっぱり私たち日本人はどこを選

び、どこをグローバルで行くのかということを真剣に

考えなければいけないと思います」

    

伊藤利尋アナ

「そうですね、今回の金融危機はまさにそれを象徴

的に藤井さん、現しているよに思うんですけれども」

    

藤井清孝(LVMH会長)

「私はアメリカの要求してきていることはですね、

アメリカ人だったらやりかねない事ばっかりで特に

驚きはしないですね。

これをあたかも命令されてるように被害のように受

け取りながらですね、日本人は反応する必要はなく

てですね、ああこういうことも言ってるんだと思って、

それで意義のあることはやればいいだけの話であ

って、それに対してオーバーリアクションしてですね、

日本人は教育の時からどこかに正解が隠されてい

る、それを見つけるということが習性としてあるもの

ですから、やっぱりここに答えがあったというふうな

ですね、ここで言われていたことをやっていたのか

ということはですね、話としてはうけるんですけど、

そんなに過敏になる必要はないと思いますね」

      

坂東眞理子

「いい子ぶってね、すぐその言われた通りにやる、あ

るいは言われない先からからソンタクして、相手の意

向を空気を読んで行動してしまうっていうのは…」

      

森永卓郎

「でも、私、ある自民党の政治家にこれなんで聞くん

ですかと言ったら、おまえ日本は戦争に負けたんだ

というふうに言われましたけどね」

      

伊藤利尋アナ
「そこは田崎さん、さすがに方向転換するタイミング

だと思いますけど」

      

田崎史郎

「そうでうすね。やはり国民の利益に何がなるかとい

うことを考えてやればいいんで、アメリカから言われ

たかどこから言われたかというのは本題じゃないと

思うんですよね」

         

伊藤利尋アナ

「まあ少なくとも金融の世界においては新しい作ろう

とオーダーを作ろうというタイミングですから、

日本はそこでどういう立ち位置に立つのか考える

タイミングだと思います」

       

(特集終了)

            

            

テレビだってのもあるし、それにはじめての報道だし、

まだまだ浅い部分は多い。

派遣制度や郵政民営化の裏側や、

アメリカのあらゆる分野を日本を糧にして伸ばし、

自民党はそれを分っていて、国民の命を売り渡して

きたことが、この問題の本質だ。

とは言え、年次改革要望書って言葉が、

電波に乗って日本中に飛び散ったのはすごいことだ

し、あわせて、VTRに登場した天木氏は、ずっとこう

いうことを伝えたくて頑張ってきた人だ。

その為の一歩に、自らも参加出来たことは、きっと

嬉しかったんじゃないだろうか。

    

最後に、まとめをしてくれた読者に、心から敬意を

表しておくよ。

         

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関連:ついに年次改革要望書がメディアに


日本のように Byサルコジ

2007年5月に誕生したフランスのサルコジ政権

だけど、実は結構ややこしい状態らしい。

極右政権によって国を支配しようというサルコジ側と、

あまりに危険な発想だと抑止にかかるメディアで、

ヒートアップしているのだ。

       

フランス在住の読者からのメールでは、

「フランスは首相がニコラ※注 サルコジのファーストネーム

に変わってから、公言していた以上に親米、追米路

線をひた走っています。

新自由経済への舵取りや、武力による威圧政治など、

ブッシュ政権初期を思わせる徴候が垣間見えます。

御中も度々書かれている通り、欧州は他国に比べて

行政や国づくりが非常に進んでいて、適度な自由と

平等感、そして高福祉が売りであると思います。

ですが、あえて日米型にニコラが遡っているのは、

自分を含めた一部の支配層と、その他の間に、

逆転しようの無い壁を造るためです」

      

このメールが来たのは数ヶ月前なんだけど、

昨日大学助教授をしているっていう人と

食事をしたときに、こんな発言が出たことで

結びついたんだ。

      

「サルコジ氏はフランスで永くに渡る極右政権

を誕生させようとしている。

彼が昨年首相になれたのは、経済面での支持

や、治安悪化、それに福祉についてなんだが、

彼はそれを切欠にし、実質は自分の願望、つま

り極右思想による恐怖政治での統治に変えたい

わけだ。それをするために、彼は何を参考にし

たと思う?」

おれはうっすら冷たい答えが浮かんでいたが、

微かな否定への願いも込めて、首のスイングを

2Dの世界に抑えた。

だけど、やっぱり予感は的中。

「日本だよ。約60年間も自民党の方針はぶれて

いない。これだけ永くに渡って政権を握っていら

れるのは、主要国では日本だけだ。

これは単純に国民が未来への関心が薄いという

点もあるだろうけど、それだけじゃない。

権力を監視する力、反対する力、正しい道を見る

力を失っている…正確に言うと、失わされたかな」

ワインを飲んで一呼吸。真昼間だが、徹夜明けの

その先生には、仕事終わりの一杯なのだと言う。

「一人を洗脳するのも、国民全体を洗脳するのも

あまり変わらない。

疲弊させて、考える力を弱めればいいんだ。

疲弊させるのに一番効果があるのは何かわかる?」

それなら簡単だ。現在の日本人の労働状況を

考えればいい。

「長時間働かせて、余裕と思考を奪ってやればいい」

「正解だ。フランスの会社員の平均労働時間は、

昨年から徐々に増えている。まだまだ日中に比べれ

ば少ないが、競争力や成長という言葉で、サービス

残業を強いるシステムはそっくりだ。

更にサルコジ政権は、新自由主義への第二段階へ

移行しつつある。それは底辺の切捨てだよ。

システムから転げ落ちた連中を、徹底的に切り捨

てていく。安い労働力として搾り取って、それさえ

出来なくなったら見捨てるのさ。日本と全く同じだ。

派遣業界なんてものが認知されていないだけ、

かなりマシだけど、それも時間の問題かもしれない」

          

      

フランスだけに限らず、支配層は日米型の経済を

目指したいのは当たり前だ。

利益の独占、情報コントロール、そして長期政権。

良いことづくめだもんな。

先生さんの意見に付け足すなら、更に親米っての

が欠かせないんじゃないだろうか。

新自由経済&右翼政権の集大成は、

やっぱり戦争にある。

それも他国の戦争に適度に首を突っ込んで、

武器を売ったり利益のおこぼれに預かるのが

ベストなわけだ。

失う命は庶民だけだし、国民の命を金に変える

のは日常の出来事だしね。

それをうまくやらせてくれるのが、戦争を生業にす

るアメリカなのだ。

現に、サルコジは分りやすいほどの新米路線を

打ち出している。

自民党は既にそれを実現する最終段階まで

こぎつけているし、ある意味フランスより大分

先輩なわけだ。

サルコジが日本を見習うってのもわかる気がするな。

       

            

サルコジの今までにやった主な政策や発言だ。

    

極右政権に反対する若者の暴動に対し、

「社会のクズだ」

「クズは排除すればいい」と発言。

    

残業促進政策を実施。

残業手当には所得税がかからないという法案

だが、新自由経済が進むにつれて、残業代そのも

のが払われなくなってきた。

          

日本で言う中学生に対し、‘お国の為に働こう’

という刷り込みを行う授業をすることを義務付ける。

         

イランの核開発問題で、散々交渉してきた経緯を

無視して、「武力行使も辞さない」とアメリカをよいしょ。

このことは、欧州各国の新聞などで、

「欧州の雄、フランスは死に、アメリカの犬が生まれた」

と書かれた。

          

移民受け入れに対して、今までの受け入れ体制を

全て無にし、体制にとって都合の良い人間のみ

受け入れいるという前代未聞の政策を実施。

簡単に言うと、右翼政権への投票や献金が条件。

            

            

まあこんなところかな。

歴代はじめてフランスがアメリカの足の裏をなめた

わけだが、プライドがないわけじゃない。

逆に考えれば、そうまでしても右翼思想と日米型

資本主義のコンビネーションは、支配者層に絶大な

利益を及ぼすってことだ。

      
         

最後に。

覚えているかはわからないが、サルコジと最後まで

首相を争ったロワイヤル氏。

彼女はずっと、

弱者の救済とより平等な社会つくりを訴っていたのだ。

しかし、メディアを使った国内を巻き込むサルコジ旋風

で、彼女の意見は消された。

だが今となっては、

「あの時ロワイヤルを選んでいれば…」

という声が多いらしい。とき既に遅しなんだけどな。

・・・・なあ、この話、どっかで聞いたことあるだろう。

      

         

フランスには三度ほど行ってるけど、

そこまで大した思い入れはない。

だけど、美しい国であることは事実だ。

街も空も未来も、そして人も。 

サルコジは本当にわかっているんだろうか。

日本は確かに日米資本主義によって、空前の

好景気を実現したが、内情はひどいものだったって

ことを。そして今も国民は窮地に陥っていることを。

         

このまま日本を見習って突き進む先に、

暗く淀んだ花の都があるかもしれないんだ。

無事統治を終えた後に、国を見渡したら、

一面黒い瓦礫じゃ、意味なんて無いんじゃないだろか。

日本と違い、フランスはアメリカの奴隷でいる必要は

ないし、年次改革要望書も届かない。

今ならまだ後戻りは可能だ。

パリの街に、陰気は似合わないぜ。絶対に。

         

          

そう言えば、前に紹介したパリのタイショウケンの

従業員だった人とこの前会った。二カ国でたまたまの

出会いをするのって何か不思議なものがあるよな。

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2008-10-28

シンクロノーズディプレッション

崩壊の音はやっぱり不良債権多数の欧州から。

ホワイトハウスブランドに魅せられて、

山ほどの紙屑を抱え込んじまった欧州主要国は、

軒並み銀行が値をあげている。

中でもイギリスは絶望的なダメージだ。

ノンバンクを除く大多数の企業が白旗状態で、

政府の救済案に一理の望みをかけている。

日本に過去起きたものと同等のバブル崩壊が

訪れたスペインも他人事じゃない。

おれが今年の始めに訪れた日系人家庭曰く、

国全体に節制ムードが漂っているそう。

それでも、人生を切り詰めて働けと国民に

強制しないあたりは、流石と言えば流石なのかな。

日本だったらとっくに‘24時間働けますか’という

キャッチコピーが刷り込まれている頃だもんな。

       

この序曲はそのまま数字に顕れて、

ユーロがとんでもない下降線だ。

先週半ばに書いたとおり、底値を模索している段階

で、不安材料が出きったことを皆が確信しない限り、

ユーロは地面で匍匐前進せざるを得ない。

だが、ここぞとばかりに騒がしいのが投資家達だ。

こんなチャンスは10年に一度。

利益を極大まで増やそうと、今こそ底値と言う

瞬間を待ち、獲物を待つ蛇のように、静かな圧力で

広くて小さなマーケットを睨み付けているのだ。

これは日本人も同じことだけどね。

おれも久々のトレードを片手間にやったけど、

落差のおかげで三千円の儲け。

コーヒーを入れて持ち運ぶための保温水筒を

買った。これで冬場は手製の弁当とコーヒーで、

貧しく豊かなランチがいただけるってわけだ。

      

だが、投資を生業にしているやつらは、

そんなものじゃないだろう。

利益はおれの数千倍以上だろうし、突っ込んだ金

も同じく比例するだろう。

当然、リスクも負っているんだけどな。

ホワイトハウスお抱えの大企業があっさり潰れたり、

検索メジャーサイトが簡単に窮地に追い込まれる

事態で、ユーロって通貨が価値を無くすことだって、

ゼロとは言えないもんな。

    

とは言え、市場は猛烈な引き潮だし、

キャッシュで持つのがスタンダードになってきている。

円と元は比較的安全なんて言われているが、

どっちも怪しいものだ。

中国は歴史上間違いなくトップの急成長が、

労働の意識の変革や、全ての飽和によるマイナス

面も浮き彫りになっているし、

日本は自民党が支配している限り、アメリカより

必ず一歩前以上に沈むことを義務付けられている。

リスクで言えば破綻済みの国より厄介だったり…。

                  

         

日本は蚊帳の外じゃない。

それを裏付ける一部を紹介。

ユーロの下落と日経平均の比較だ。

       

まずユーロ。

Photo_4

      

      

図で見ると改めてすごい下落ぶりだが、

じゃあこれと日経平均を合わせてみようか。

         

Photo_5

         

どうよ。この見事なシンクロぶり。

これが何を表しているかわかるだろうか。

       

日本の大企業は国内を捨てて海外へ市場を求めて

いるが、流石にここまでの影響はないし、

お家芸の車も家電も、欧州ではかなり苦戦している。

ソニーが認知度13位。任天堂が2位だったかな。

この二つが大健闘だが、それ以外はまだまだこれから

だし、そもそもアジアにブランド製がないという壁も

あるみたいだ。

      

なのに何故ここまで不況が同期するのか。

答えは日本企業売りの連鎖にある。

ユーロが売りに売られてだらだらと下降線を下る

途中、日本企業も同じく売られていたのだ。

日本は輸出頼みの綱渡り状態。

そこへ米に続いて欧州までもが半壊すれば、

日本も当然手は無くなる。

これが見事にマッチして、ユーロと日経平均は

ここ数ヶ月完全なシンクロを見せているのだ。

ドルとはここまでマッチングしていないから、

世界は、日本はアメリカという市場抜きでも、

本来はやっていけると示していたんだな。

宗教の都合で無理だけどな。 

          

         

日本がこれから辿るのは、

短期的にはユーロの回復に乗じての

一時的な半回復だろう。

だが、長期的には、欧米の経済が次の時代を

模索し終えるまで、長くて暗いトンネルを、

底もみしながら這いずり回るんだろう。

次の時代の光が照らされたとき、一体どれだけ

の人が残っているのか。

おれみたいな底辺でも生き残れるのか…。

         

出来ることは、消費を抑えてひたすら耐える

ことか。

きっと経済界は、どんな手を使ってでも国民に

金を使わせようとしてくるだろう。

エコロジー詐欺やデジタル放送商法なんて

生易しいくらいのをね。 

消費は素晴らしい行為だし、消費は社会その

ものだが、今はそんなことも行ってられないしな。

きっちり見極めて、来るべき春を待つのだ。

         

       

消費マインドなんてことを、政府やお偉いさんが

心配すること自体お門違いなんですけどね。

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2008-10-27

ついに年次改革要望書が大手メディアに

十人以上の読者からメールがほぼ同時間に。

全部、テレビで凄いニュースが流れたって内容だ。

テレビ業界ではタブー中のタブー。

年次改革要望書についての特集が組まれたのだ。

年次改革要望書…いわゆる、

アメリカからの実質植民地である日本への命令書だ。

これを忠実に実行する為に自民党は存在し、

統一教会や創価学会がそれを監視し、

あるいは利潤のおこぼれに預かるという構図が

今の日本だ。

流石にそこまでは切り込まれなかったようだが、

派遣法や建築法改正なども流れたらしいし、

日本のメディアの歴史の1ページが変わった瞬間

かもしれない。

         

      
読者のメールより。

         

フジテレビ「サキヨミ」での「年次改革要望書」特集

メモです。テレビでは聞くことのない言葉だと思っ

ていましたが、こんなに早く聞くことになるとは…。

天木さんがVTR出演していたのには驚きました。

本来なら絶対に出さないはずなのに…。

関岡氏まで出てきましたし。

政治系ブロガーは驚愕したんじゃないでしょうか。

マスコミの中で何かが変わってきたのか??

       

新聞のテレビ欄には

「▽日本の"予言書"か?アメリカからの"指令書"

か…年次改革要望書をあなたは知っていますか▽」

と書いてあったそうです。

      

かなり正確にVTRのナレーションまで書き起こしたので、

これはぜひみなさんに見てもらいたいです。

KENさんのブログが無理なら他の人でもいいです。

よろしくお願いします。

      

      

10月26日放送 フジテレビ「サキヨミ」

「▽日本の"予言書"か?アメリカからの"指令書"か

…年次改革要望書をあなたは知っていますか▽」

(VTR開始)

「年次改革要望書」

1994年からアメリカの通商代表部によってまとめ

られ日本に送られてきた。

2000年の要望書

ナンバーポータビリティ制度の導入を求める

2006年「ナンバーポータビリティ制度」を導入。

         

1996年の要望書

外国産馬の出走を規制している残存規制を廃

止を求める今では日本競馬界には多くの外国産馬

が出走できることになっている。

       

いったい「年次改革要望書」とは何なのか?

      

ノンフィクション作家・関岡英之氏

「ここに書かれていることは、基本的にはアメリカの企業、

アメリカの業界が要望したことなんですね」

         

1997年 建築基準法改正
1998年 保険業法改正
1999年 労働法改正
2000年 時価会計制度導入
2001年 確定拠出金年金制度導入、医療制度改革
2002年 司法制度改革
2003年 公正取引委員会移管
2004年 ロースクール制導入
2005年 独占禁止法改正、郵政民営化法案成立

            

数え上げてみればキリがない。

コンビニでお酒が買えるのも、高速道路でオートバイ

2人乗りも、「年次改革要望書」に書かれて数年後に

その通りになった事例は10や20ではない。

つまり、これらはアメリカからの外圧ではないか。

「サキヨミ」はアメリカから「要望書」を受け取る

外務省に聞いてみた。

外務省北米第二課・四方敬之課長

「日本経済の成長を確保するということのために

やっているということですので、それがたまたまアメ

リカが要望していたものと一致するものもあるとい

うことだと思うんです」

      

アメリカの要望と日本の国益がたまたま一致しただけ

と言う外務省。

たしかにアメリカから来た書類を見ると、

「日本の消費者にとってより魅力的」

「日本の消費者が恩恵を受ける」

とある。

本当にそれが狙いなのだろうか。

要望書の中にはその細かさに驚かされるものもある。

      

例えば、

「一年を通してポテトチップス用のジャガイモの安定

した供給をはかり、日本の製造者と消費者が恩恵

を受けることとなるポテトチップス用のジャガイモの

輸入に関する特区提案」

なんと「日本人が安定してポテトチップスを食べるた

めの提案」の一文まであった。

これまで病害虫の侵入の防止のため輸入が禁止

されていた生のジャガイモだが、

港に工場を作りそこでポテトチップスにしてしまえ

ば問題ないと記されている。

さすがにそのリクエストには応えていないだろうと

調べてみると、ある菓子メーカーが広島で生の

ジャガイモを輸入しているらしい。

本当に港に工場が存在するのか?

半信半疑で尋ねてみると、驚いたことに本当に港

には工場が立っていた。

やはり「年次改革要望書」の賜物なのか?

直接工場を訪ねて聞いてみた。

すると、日本でジャガイモの収穫のない期間だけ、

この工場で輸入ジャガイモからポテトチップスを作っ

ているという。

         

では、生のジャガイモの輸入はアメリカの要望で

決定したものなのか?

農林水産省食物防疫課・岡辰男専門官

「もちろん輸入を解禁する場合には、相手国の政府が

関与せずに輸入解禁ということはできないものですから、

相手国の政府が要請してくるということは条件になります」

農水省はアメリカからの要請であったことをあっさり認めた。

      

ノンフィクション作家・関岡英之氏

「アメリカの国益、あるいはアメリカの企業の利益が

要求のもとになっているわけですから、どうしても日

本の利益にあわない部分とか日本の実情に合致

しない部分があるわけですね」

      

では、なぜアメリカの要望に日本はいとも簡単に応

えてしまうのか?

34年に渡り外務省の実態を内部から見つめてきた

天木直人氏に聞いた。

外交評論家(元外務官僚)・天木直人氏

「日本の外交の9割9分が対米関係ですよね。

その対米関係を損なうような仕事をすると(その人に)

マイナス点がつくわけですよ。

象徴的なのは、北米担当をしている幹部が、もうアメ

リカの言うことはまともじゃないと、誰も本気でこんな

無理な要求を聞くようなやつは外務省ではいないと、

こう言いながら、へき易しながら、それでもアメリカに

譲歩せざるを得ないっていう」

       

実は要望書の中で、アメリカが絶賛している政治家

がいる。そう、小泉純一郎元総理。

アメリカからの要望の多くはこの人が総理の時に

実現している。記憶にあるものといえばもちろん

「郵政民営化」だ。

それは確かに悲願だったに違いない。

しかしその願いはアメリカも同じだった。

ただしアメリカの望む郵政民営化はこんなかたち

で書いてある。

「簡易保険制度の削除または廃止を検討すること

を強く求める」

つまり、アメリカの狙いは日本の郵便局が持つ巨額

の簡易保険だった。

          

天木直人氏

「(目的は)郵便局にある貯金であり簡易保険

である百数十兆円という莫大な国民のなけなし

のお金を民営化という形にしてアメリカの金融

資本に使えるようにしたと。

ここが一番大きなアメリカが期待していたところです」

          

外務省風に言えば、それは日本の国益とアメリカ

の国益がまたしても一致する瞬間だった。

一方でアメリカの要望には信じがたい狙いが隠さ

れていることがあると指摘する専門家がいる。

8年間アメリカ議会の調査局に勤めていた浜田

和幸氏は言う。

国際経済政治学者・浜田和幸氏

「日本人がとにかく1つの会社に縛られない、

もっと自由に才能をフルに発揮できるには派

遣法を改正しましょう、それが世界の流れで

すよと。

こういう口車にうまく乗せられた」

       

1999年・労働派遣法の改正

これにより日本はほとんどの職種において派遣

労働が原則自由化された。

実はその影にアメリカのある狙いがあったという

のだ。かつて日本経済に脅威を感じたアメリカは

徹底的にわが国を研究。

高名なアメリカの社会学者は日本の強さは終身

雇用と年功序列にあると分析した。

          

浜田和幸氏

「アメリカにそれをすぐマネしろといってもそんな

ことはできない。日本の強いところ、終身雇用、年功

序列、こういったものを壊せという報告書がまとまる。

それにしたがって労働者派遣の改正をしつこく要求し

てきて…」

       

そして現在。

年々増加する非正規雇用者。

この日もまた、彼らはメールで知らされた場所に集い

静かに現場へと向かっていく。

だが、1996年の要望書を見ると、

そこには「人々に適職に就く機会を与える」とある。

まさに派遣労働者のための改革案だったはずだ。

終身雇用崩壊のための派遣法改正要求、それが真実

であろうとなかろうと、その後の日本がどのような道を

歩んできたかは誰もが知っている。

      

では、かつて政権の中枢にいた野中広務氏はどう感

じていたのか?
元官房長官・野中広務氏

「私たちも不勉強でね、それを知ったのは、郵政問

題が少し問題になってきた頃に。

一部の優秀な政治家は知っていたんでしょうけど、

私たちは全く報告されたわけでもなければ見せられ

たこともない」

         

与党の幹部でさえ、郵政民営化が盛り上がるまでは、

そんな文書があったことすら知らなかったという。

そもそも、日本の規制改革はアメリカからの「年次改革

要望書」で行われているわけではないと主張する学者

もいる。

       

経済財政諮問会議議員・八代尚弘

「アメリカは我々経済学者が言っていることを当たり前

のように要求しているわけで、ニューヨークと東京がい

わば東京と大阪のような関係になっているわけで…。

お互いに制度を統一化していくのは、お互いのビジネ

ス、消費者の利益にとってプラスになる」

      

今月15日、今年もまた新たな「年次改革要望書」

がやってきた。

泥沼の金融不安でガタガタのはずのアメリカ、

今年はいったいどんな要望が書かれているの

だろうか?

   

(VTR終了)

    

(スタジオ)

2008年「年次改革要望書」ニッポンはこうなる?

    

2008年版 年次改革要望書
金融→確定拠出型年金制度の拡大
農業に関する慣行→最大残留農薬レベルの緩和
医療→医療機器や新薬認証までの時間短縮

      

森永卓郎氏

(フリップ)
確定拠出年金
公的年金崩壊
年金も自分で運用する時代

      

「私は確定拠出年金制度の拡大が注目点だと思うん

ですけど、今回アメリカは日本の消費者にターゲッ

トを絞ってきたと思う。

今、公的年金が崩壊に向かっているのはほとんど

の国民は分かっているわけで。

日本でも確定拠出年金という、自分で、あるいは企業

にお金を出してもらって、積み立てるタイプの年金が

導入されているが、そんなに普及してないんですよ。

確定拠出年金は自分がどこで運用するか選べるわ

けですから、そこにアメリカの金融機関のビジネス

チャンスがあるとみているということだと思う。

確定拠出なので、給付は全く保障されてないという

ところが特徴」

      

(メモ終了)

      

正面から「年次改革要望書」を扱っていましたね。

その後のスタジオでも「女性の品格」の坂東さんも

田崎史郎氏もまっとうなことを言ってました。

アメリカの言いなりになるのではなく、

日本の国益に叶うことをやっていけばいいと。

       

「アメリカの要望と日本の国益がたまたま一致した

だけ」なわけないですからね。

あんな細かいポテトチップスのことまであるということ

は、いったいどれだけ数多くの要望に応えてきたん

でしょうか?

たまたまで片付けられる数ではないです。

アメリカは自国の利益の確保のために書いているん

ですから。

外交は国益の確保のための争いということ。

       

野中が知らなかったはずはないと思いましたよ。

あれはとぼけているだけでしょう。

八代は相変わらずなこと言ってますね。

日本の消費者の利益にプラスになったことってどれ?

って聞きたかったですね。

民間議員ってこんなのばっかりですね。

      

派遣労働法の改正について踏み込んでいたことは

大きいですね。

日本の強さは終身雇用と年功序列にあったのに、

それを日本はアメリカの言いなりに自ら破壊してしま

いました。なかなか元には戻らないでしょうね。

      

とにかく、今回の放送は大きな反響になるでしょう。

画期的でした。

         

         

勿論、背景にはブッシュ政権の力が弱まっているのと、

自民党が手本にした、ブッシュ政権そのものである

新自由経済が衰えを見せていることもあるだろう。

ブッシュ政権は側近がオバマに寝返ったり、

ブッシュ批判がネットでされない日は無いなど、

崩壊の一途だ。

これに乗じて日本も一秒でも早く、

植民地的支配から逃れるチャンスなんだが、

親米という金のなる木で作られた麻薬の中毒で、

麻生は一層のアメリカよいしょ状態だ。

単独で海外訪問しても、アメリカを担ぐお世辞ばか

り言っているくらいだからな。

       

やっぱり、時代を変えるのは自民党には

無理なのかな。

          

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弁当持参のサラリーマン

食に関することを二つばかり書こうかな。

      

一つ目。読者から送ってもらった赤旗のスクープ。

やっぱりというか、想像通りというか、

事故米については霞ヶ関や政府もグルになってい

た可能性がでたらめに高くなってきた。

         

事故米 「極力主食用に」

農水省が通知していた

売却方法も定める

    

紙議員入手

残留農薬やカビなどが混入した(輸入)汚染米転売問

題で、農水省が「事故米穀」(汚染米)を「主食用」とし

て売却することを容認していたことが二十四日までに

わかりました。

同省が日本共産党の紙智子参院議員に提出した総

合食料局長通知「物品(事業用)の事故処理要領」に

明記されていました。

三笠フーズなどによる汚染米の食用転売は、同省の

方針にそったものだった疑惑が浮上しました。

同局長通知は二〇〇七年三月三十日付。政府保管

の国産米と輸入米(ミニマムアクセス米)などの「事故

品については、極力主食用に充当する」と明記。残留

農薬やカビなどで汚染され、「主食用に充当できない

もので分任物品管理官(地方農政事務所長ら)が主

食用不適と認定した米穀(事故米穀)」については、

「品質の程度を勘案上、用途決定」するとしています。

「病変米のため主食用不適認定された米穀」は

「非食用に処理する」としたうえで、工業用のり用途な

どに売却すると記載しています。

その一方で、「事故米穀を主食用として卸売業者に売

却する場合」の処理方法を詳しく定め、食用売却を容

認していました。

      

同省消費流通課は、「事故米穀」まで主食用として売

却することについて、「極力主食用に充当することにな

っているから」と説明。〇四年以降、事故米穀を含む

「事故品」を食用として六百六十一トン売却したとして

います。

          

三笠フーズへの厚生省の対応と言い、

その後の今に至る拡散の為の食の危機報道連発

と言い、おかしいとは思ってたが、やっぱりだ。

全てはこれを隠すために、春雨、カップラーメン、いん

げん…と毎日のように「微量ながら混入」のニュース

を作り上げていたってことだ。

共産党もここまで追い詰めたなら、その先の黒幕ま

できっちり晒してくれよ。

      

         

二つ目。

これも読者からの情報が元。

デパートに勤めている人で、業界全体としては

売り上げ下降線が急すぎて冷や汗が止まらない

らしいが、唯一急成長している市場があるそう。

それは弁当箱だ。

お節なんかの重箱や、子供用のアニメプリントつ

きのじゃない。

大人が使う、それも男性用のやつがとかく売れて

いるんだって。

一昨年から比べると700%の売り上げ増ってん

だから、確実なんだろう。

      

理由は言うまでも無く、国民生活の逼迫だ。

昼食に外でランチどころか、社食に行くのもまま

ならず、弁当持参で可能な限りエンゲル係数を落と

しているのだ。

焦った業界は、メディア広告をたらふく積んで、

外食ブームをこの秋から来春に向けて仕掛けると

言っていたが、もう庶民は騙されないだろうな。

国の為に10年を費やしたご褒美が今の世界じゃ、

光が無さ過ぎだ。

儲かったら長者達で分けちまって、不景気になれば

頭の悪い国民を扇動して金を使わせる。

いくら日本人でもそろそろカラクリを学習する頃だ。

                      

さあ、おれも今から昼食用の弁当を作るよ。

昨日の晩飯の残りとおにぎりで締めて40円ほど。

五時間後の自分の為に、自分で作るランチ。

弁当箱って、一番身近なタイムマシーンなのかも

しれないな。

恋人からの愛情のエッセンスが入ってないのが

ひどく残念なんだけど。

          

          

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2008-10-26

テロリストは誰

パキスタンでのいわゆる‘テロとの戦い’について、

麻生は小泉、安倍、福田と続いてきた例の台詞を

やっぱり当たり前のように吐く。

「テロとの戦いは今が正念場だ」

正念場は何年続くのか…なんて野暮な質問は

しないが、答えなら知っている。

アメリカが中東の資源を支配したら終了なんだろう。

正念場はテロや中東各国にとってじゃなく、

アメリカにとってなのだ。

日経によると麻生はこうも言ったらしい。

「アメリカとの連携がパキスタンには必要だ」

      

テロとの戦い。アメリカの介入受け入れ。

全く同じシチュエーションと理念で始まったイラク

戦争が、実際はどんなもので、どれだけの損害が

出たかを考えれば、どっちがテロリストなのかは

怪しいものだけどな。

事実、イラク政府とテロがにらみ合いをしていた

時期より、アメリカが介入してからの方が死人も

経済も最悪により近いづいた。

アメリカ政府が発表しなかったり、

「間違った」で終わらせた一般市民の殺害だって、

十分驚異的な数値なんだけど、頭に正義を冠する

と、何でもありなのが今の地球だ。

         

国連は日本にインド洋で海上給油を求めているし、

インド洋を通る石油が日本に回ってきているのも

嘘じゃない。

まあ、国連はアメリカの犬だと言われてしまうと、

元も子もないんだけど。

ただ、それにはちゃんと裏がある。

日本が戦争放棄の国であることも、

武力行使をしないと決めていることも、

世界中とは言わないが、少なくとも国連に出張ってくる

各国首脳はちゃんとわかってる。

にも関わらず、何故日本に武力行使を求めてくるのか。

そこがポイントだ。

答えはなんてことは無い。

日本からやってくる安倍だとか麻生だとかが、

しきりに幾度も

「テロ対策はお任せあれ。自衛隊という軍隊を派遣しま

すよ」

と言っているからだ。

これは日本じゃおおっぴらには絶対報道されないが、

それでもこぼれだまをいくつか見ているはずだ。

最近じゃ麻生が就任してすぐ。

やつは国連で当たり前のように

「自衛隊をテロとの戦いに派遣する」

と口走っている。

国民との約束もまだなら、国民投票もしていないが、

目先の利権の為に、新総理は勝手に世界の真ん中

で口走って、これをやらないと日本の信頼が・・・って

状況を作っちまうのだ。

原因を知らない国民は、じゃあ仕方が無いと納得し

てしまう。愉快なトリックだろう。

         

別に日本が国際貢献することに反対しているんじゃ

ない。グローバル社会になればなるほど、個体とし

ての国から、地球という星の中の一人って考え方は

出てくるし、星そのものの広さもどんどん縮まってい

るもんな。

だけど、日本が現状どういう空気の中に立たされて

いるのかを認識することは悪くないんじゃないか。

自民党がしきりに国民を煽るように、

「日本は全く国際貢献をせず、権利ばかり主張する

空気の読めない奴」

と思われているわけがないじゃないか。

むしろ逆さ。

身の丈の数十倍のODAと国連負担金を出し

(国民経済33位の国が、アメリカを除いた世界トップ

クラスの金を毎年平然と払ってるのだから!)、

国内金融市場を海外から荒らされても、

唯一ちっとも怒らないし、あまつさえずっと守り続けて

きた家宝で、地球で三本の指に入る財産の郵政まで

抽選で差し上げてしまおうっていう太っ腹。

しかも労働者の三分の一近くを、世界を牽引するアメ

リカの労をねぎらう為に、奴隷にして献上するほどの

忠信ぶりだ。

これだけ世界に貢献している国が他にあるかって話。

そして世界が日本に対して思っていることは、

「空気が読めないひどいやつ」

ではなく、

「アメリカの骨の髄までしゃぶられた哀れな犬」

だ。

            

よく考えればわかること。

本当のテロリストは誰なのか。

中東、北朝鮮、韓国、ロシア、そして今は中国。

透明な架空の敵は何度も現れるが、

散々扇動しておいて、いつだって政府と経済界だけが

得をしている。

いい加減この国は、見えない敵より身近なテロリストに

気がつくべきだぜ。

          

                        

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2008-10-25

デリート ライフタイム

都内の某イベント運営会社。

求人募集には、

「芸能界のお仕事です。

情報を発信し、時代を作っていきましょう」

とうたわれ、従業員は最新のトレンドを抑えた

ハイコストな服で身を飾る。

営業がスーツじゃなくちゃいけないなんてことはない。

金髪も長髪も社会人じゃないなんて時代遅れ。

新たな時代を走るわけだ。

      

私服も見た目なんて関係ないってのもおれは

大いに賛成だし、求人の過大広告はどこも一緒。

咎める気なんてこれっぽっちもない。

だが、経営者の思惑は最悪なようだ。

      

通信会社で働く知人が、この会社からの要望を

受けたんだが、ダイレクト過ぎて笑えた。

「定時を過ぎた時間のメールの履歴を、

自動で消去してサーバに残さないようにして欲しい」

これでこそ日本企業の発想だよな。

新自由経済万歳ってなアイデアだ。

      

その会社は正社員3割、派遣社員7割で構成

されていて、正社員はサービス残業を強制して

いるが、派遣社員は対外的なものもあり、月に

10時間程度の超勤手当てを出していた。

勿論、実際の労働時間は泊まりも土日も当たり

前のヘビーワークなんだけどな。

そこで会社は考えたわけだ。

残業代を一切払わないようにしたい…と。

だが、メールの履歴からサービス残業の実態が

証明されてしまうケースも裁判では増えてきた。

そこでサーバ側で履歴を残さないために、

細工が出来ないかと問い合わせてきたのだ。

      

犯罪者と警察はイタチごっことよく言うが、

残業代と偽装派遣もまさにそれだよな。

規制緩和はアメリカの要望通りにあれだけ

完璧にやった自民党なのに、

セーフティネットを張る作業は意図的とも思え

るほど脆弱性だらけ。

派遣業を問題視するなら、まずは献金を

受け取るのを止めればいいと思うんだけどな。

          

因みに知人は返答書にこう返したらしい。

「そういったサービスを提供している会社はありま

すが、ご紹介は致しかねます」

日米資本主義に馴染めない、優しき負け犬が

おれ以外にもう一匹。不自由な生き物だな。

         

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2008-10-24

世界同時食糧危機 2

NHKスペシャル

「世界同時食糧危機(2)食糧争奪戦

~輸入大国・日本の苦闘~」
2008/10/19 21:00 ~ 2008/10/19 22:00

      

【番組概要】

うどんもミソもピンチ大豆を探せ!

穀物争奪兵士とマネーで囲い込んだ農地

      

【番組詳細】

コメを除く穀物のほとんどを輸入に頼り、

遺伝子組み換え作物を拒否し続けながら、

年間九百万トンに上る食糧を廃棄している

日本の取るべき道を考える。

安定価格で輸入できる国外産地の確保、

そして遺伝子組み換え作物の導入による

生産力の拡充など、必要な食糧を確保しようという

各国の動きが加速しているが、いずれも壁は厚い。

一方、遺伝子組み換え作物にも新たな課題が

見え始めた。

遺伝子組み換えトウモロコシの導入を推進した

南アフリカ共和国では、農薬などのコストが高くつく上、

気候に合わず収量が落ちてしまうという事態が多発、

伝統農法に回帰する動きも出始めている。

       

(メモ開始)

      

食料争奪戦 ~輸入大国・日本の苦闘~

    

世界の食料危機が起きたのは、中国やインドなど

新興国で急速に消費が伸びたこと、世界最大の穀

物生産国アメリカがトウモロコシのバイオエタノール

利用と言われていて、さらに投機マネーの穀物市場

流入で価格が高騰した面がある。

根本的には、世界の穀物生産量に対して人口が増

えるペースが早く、そもそも食料が手に入りにくい時

代が始まっている。

では、日本の食品メーカーはどうしているのか?

      

ハナマルキ
・コストカットの限界で17年ぶりにみその値上げ
・業界第2位のみそ会社
・日本は大豆の95%を輸入
・世界的な大豆不足
・大豆の高騰で例年の3分の1しか確保できていない
・ハナマルキ副社長、岡本氏
・リーマン破綻で国際相場が下落すると予想したが、少し下げただけで再び上昇し入手できなかった
・アメリカ農家と契約し日本のみそに合った大豆を栽培
・農家が契約更新に応じなくなった、トウモロコシに転換
・そこで南米に注目
・ブラジル、世界第2位の大豆生産国に各国が群がる
・外国企業の開発を制限する方針・パラグアイに注目
・基準の数値を下回りみそには不適格と判断
・品種改良には4・5年かかる
・そこで中国東北部・黒龍江省に注目
・即戦力になると判断した
・農業局を訪問
・幹部は国内向けが優先としながらも輸出を容認
・トウモロコシの輸出を制限したので大豆も不安
・来年用のまだ半分以上を入手できていない

    

アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、中国
・この4カ国で世界の9割を生産
・その3分の1しか輸出に回っていない
・中国が輸出しなくなったので一気に大豆不足に必要な食料を安定的に確保する方法はふたつある。
ひとつは農地を増やすこと、もうひとつは畑からの収穫量を増やすことだ。
国土は限られているから世界中で各国が農地獲得合戦を繰り広げている。
カナダ、ブラジル、トルコ、、中でもウクライナに熱い注目が集まっている。

      

ウクライナ
・先月、日本企業38社が農業政策省を訪れた
・副大臣は農地への投資を呼びかけた
・世界有数の穀倉地帯
・ソ連崩壊後の混乱で多くの農地が放棄されたまま

・昨年から現地で農業を始めた青森の大豆農家、木村さん
・肥沃な黒土で完全無肥料、農家にとっては天国みたいだ
・木村さんに日本の商社も関心を持ち尋ねてくる
・大豆協会から300ヘクタールを借りる予定だった
・ところが、突然5ヘクタールしか借りれなかった
・理由を尋ねるともう全部買い手がついたという

・イギリス企業、ランドコム社
・使われていない農地を買い集めている
・日本向けに大豆を輸出する計画
・買ったらすぐに測量、GPSで会社のデータに登録
・12万ヘクタール、東京都の半分以上を確保した
・300億円の利益を目指している
・オンラインで24時間フル稼働
・資金は欧米の投資家から集めた150億円
・輸出先は自給できないがお金をもっている国、アラブ諸国、中国、日本
・灌漑施設や農地を自ら整備、拡大
・課題は治安の悪さ、相次ぐ犯罪
・自動小銃で武装した傭兵を雇い24時間巡回、地元のマフィアから守る進出が遅れる日本を尻目に欧米企業は競うように農地を広げている。

      

世界最大の穀物商社・カーギル社(アメリカ)
・次々と農地やサイロを入手
・ヨーロッパに輸出

      

スイスのルイ・ドレイファス社
・14万トンの巨大サイロを買収
・これは日本のみそ用大豆1年分が入る大きさ
・インドに輸出

      

カナダのユニレム・アグロ社
・6000ヘクタールの農地を確保
・最新のサイロを建設
・輸出先は中東の産油国、ドバイ

   

ランドコム社
・世界中の穀物商社から商談が舞い込む
・ルイ・ドレイファス社とグレンコア社との商談
・日本向けの大豆を自分たちに売るように交渉
・新たに作る大豆を全部買いたいと要望
・結局、ヨーロッパに売られる見込みとなった

    

国連の予測では2000年からの30年で
・世界の農地面積、8%増
・世界の食料需要、56%増

      

農地の拡大ではとても追いつかない。

そのため世界では遺伝子組み換え作物に

注目が集まっている。

      

遺伝子組み換え作物
・アメリカではトウモロコシの80%、大豆の92%

・主食ではまだ使われていないが、日本でもサラダ

油のように既に使われている食品もある

      

南アフリカ
・既に遺伝子組み換え作物を主食に導入している
・この10年で人口が700万人増
・主食はトウモロコシ
・7年前遺伝子組み換えトウモロコシ導入
・トウモロコシ畑の6割が遺伝子組み換え
・害虫を寄せ付けない特別な品種
・取材先の農家では5割収穫量がアップ
・倉庫にはアメリカから買った種
・全体では4割収穫量がアップ
・遺伝子組み換え作物で成果の上がらない地域もある
・それは南部の乾燥地帯
・自治体の補助を受け購入したが以前の半分の収穫量
・遺伝子組み換えトウモロコシを次々とやめている
・遺伝子組み換え作物への不安もある
・自治体の補助金が削減された
・政府は遺伝子組み換え食品に表示を義務付けた
・政府は補助金を出してさらに普及を目指す

    

モンサント社
・世界最大の種子メーカー
・売上は1兆1000億円
・世界18ヶ国で遺伝子組み換え作物の種子を販売
・主力商品は除草剤に強い品種
・除草剤に強い土壌菌の遺伝子を組み込んだ

      

香川県の讃岐うどん
・県内のほとんどの店で値上げ
・大半がオーストラリア産、コシが強くうどん向き
・ここ2年で小麦価格が7割近く値上げ

      

オーストラリア
・これまで遺伝子組み換え作物には慎重だった
・遺伝子組み換え小麦の開発に着手
・国家プロジェクトの一環で乾燥に強い小麦の研究
・きっかけは異常気象
・5年干ばつが続き小麦の収穫量が半分に減少
・これが世界の小麦高騰を招いた
・研究開始から3年、数十種類の試験栽培が進む
・7年後の商品化を目指す

    

日本でも遺伝子組み換え作物の研究はされている。

土地に合った作物の普及には10年20年かかる。

開発されたとしても消費者が受け入れるか壁は大きい。

新しい技術で収穫量を上げるのは難しい、

農地を広げるのも難しい。

では、日本はどうすればいいか?

      

日本は輸入に頼ってるから危機に弱い。
アメリカやヨーロッパなどは穀物自給率が

100%近いか超えているのに対して、

日本の穀物自給率は28%とかなり低い。

今、自給率を上げようとコメに注目されている。

・コメの新たな活用法、米粉
・田んぼの4割が減反で休耕田
・休耕田すべてを使って米粉を作れば小麦の輸入量に匹敵する

         

青森県藤崎町
・全国の米どころから視察
・目当ては飼料用のコメ、収穫量が多いのが特徴
・主食米の2倍取れる
・減反の対象にならない飼料米を休耕田で栽培
・地元の養鶏場が購入
・餌を輸入トウモロコシに頼っていたが穀物高騰で

価格差が縮まり利用できるようになった

・卵の脂肪分が良質で高値で取り引きされるメリットも

       

東京農業大学、信岡誠司准教授
・飼料米で家畜の飼料の大半は自給できる
・日本の水田は270万ヘクタール
・休耕田は100万ヘクタール
・全ての休耕田で飼料米を栽培すれば輸入トウモロコシが不要と試算
・アメリカに払っている4500億円を国内で循環できる
・国も力を入れ始めている
・飼料米の品種改良で普及を目指す
・もみの大きさが食用米の1.5倍の品種
・もみが稲穂につく数を増やした品種

       

経済評論家、内橋克人さん
「たくさんの使い道が考えられるわけで、これまでの

稲作の技術をもってすれば、不可能ではない。

米の持っている大きな潜在力をいかに世界的な

食料事情の中で活かしていくか、日本がなすべき

新たなモデル作りだ。」

       

ライスパワーは大きな可能性を秘めている。

最大の課題は価格。

飼料米は不通の米より価格が安いので、

農家が作りやすい支援の仕組みが必要になる。

食料危機という新たな時代を迎えた今、日本の農

業をどうするのか、あらためて考える必要がある。

これまでのように海外から安く食料を手に入れる

のは難しいことが分かってきた。

命に直結する食料をこれからどうするのか。

みなさんはどう受け止められたでしょうか。

       

京都市の家庭ゴミを京都大学と調査

・開封されないままの食品も多い

・生ゴミで手付かずの食品が28%

      

日本の食べ残し食品 年間900万トン

・世界の食料援助量 年間590万トン
・食事にすると160億食分が捨てられている計算

       

食料の6割を輸入に頼る一方で、大量の食品を

捨てる日本。世界的な危機が始まった今、食料を

どうするのか、あらためて考える時期にきている。

      

(メモ終了)   

          

石破が予算委員会でフリップまで作って言っていたが、

日本人があと米を一日に一口ずつ食べるか、

うどんを月にもう一杯食べるかするだけで、

自給率は1%上がるそうだ。

まあ、自民党に言われても、まずおまえらがアメリカに

行って、ミニマムアクセスの件を解決して来いって話

だが、親分には絶対逆らわず、B層の努力だけでな

んとかさせようとするあたりが、自民党らしいのか。

   

ただ、自給率についてはたくさんの嘘と情報コントロ

ールが紛れ込んでいる。

例えば日本は食い物を大量に無駄使いしているって

話なんて、あれは家庭の話じゃないぜ。

廃棄している内の8割以上は大企業によるものだ。

それに自給率現象の大きな要因は、若者が朝飯を

食わなくなったから。

そして朝飯を食わなくなった一番の要因は、労働時

間が長すぎて、朝一分でも多く寝ていたいからだ。

全部歪は経済と政治から来ているってわけ。

おっかないだろう。

            

          

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円高シンドローム

23日のチャート表に、とんでもない数字が踊った。

1ユーロ=122円 

瞬間、世界中から既に殺到していた買い注文が、

爆発力を一気に高め、高みを目指したスペースシャ

トルは、ロケットエンジンに火をつけた。

おれが九ヶ月前にフランス研修に行った時には

170円だったものが、下りに下って120円。

この坂道でどれだけの金が消滅し、

どれくらいのやつが黒い涙を流したかと思うと

ぞっとするよな。

ぶっきらぼうな顔で気ままに散歩するチャート線は、

往々にして冷たい金属質なのだ。

         

海外旅行を考えていたやつにとっては願ってもない

ことだろうし、新婚さんは神の粋な祝福だとピース

サインまで飛び出そうだが、そうも行ってられない。

株や為替なんて無関係と、間抜けなフリでやり過ご

せる事態じゃないのだ。

なんせ要因はこっちにある。

飛びぬけた円高だ。

急速な円高には、日本人はひどく臆病。

バブルといざなぎ終焉で、どれだけ痛い目を見たか

を考えれば当然なんだけど。

         

早くも市場は反応を示している。

輸出に業績を頼っている企業が、ことごとく赤い収益

予測を打ち出したのだ。

日本人を見捨てた車業界は元からだが、

家電関係も海外進出の出鼻をくじかれる形になり、

中でもソニーは6割減…流石に笑えない。

       

これはサブプライムが弾けた時に既に予測されて

いた事態で、当たり前のことが当たり前のタイミング

でやってきたに過ぎないが、それでもいざニュース

の映像や新聞記事として見ると、衝撃の爆心地の

近さに呆然とするばかりだ。

まだ実感がない読者がいるなら、わかりやすく言お

うか。残酷からしれないが、濁して真実を教えない

ことの方がよっぽどひどいし、あんたも後悔するだ

ろう。

例えば東京なら、現在の第一段階において、

全企業の二割近くがこれから数ヶ月で大幅な赤い

波を被ることになる。

そこから子会社、グループ企業、取引先と連鎖し、

末端の製造業に行き着く頃には、ネオ資本主義が

ぶっ壊れているか、自民党がまたもや大企業だけ

を優遇して飛び立つ準備をしているか。

いずれにせよ最悪の岐路ってわけだ。

      

とりあえず公共事業を打ちまくって、最も大きな支持

基盤のゼネコンだけは助けようとしているが、市場

のあまりの先行きの暗さに、内部からも全額定額

減税に回すべきって声がかなり出ている。

麻生がどこまで聞き入れるかだが、

「(減税をして)票としてきちんと形に残る保障はない」

という意見もあるんだと…。

減税するから票寄こせ。

愉快な国だよな。

         

2兆の減税がどこまで効くかわからないし、

現時点の企業の下方修正額を足しただけでも、

その数十倍ってところを見ると、あまり効果はない

ようだ。

別に民主党に肩入れする気はないが、

今は民主のマニュフェストを実行してもらった方が

庶民の生活は楽になるのは間違いないだろう。

財源財源と自民がうるさいが、

事態が事態なんだ。もう隠し事なしで、

突っ込んで話せばいい。

数人の議員が危険にさらされるかもしれないが、

今何かをやらなければ、とんでもない数の国民が

アスファルトに埋もれることになるんだ。

誰か切り込んでくれ。一言でいいんだ。

            

「創価学会と統一教会から税金を取りましょう」

       

実はこれで民主にマニュフェストを実行する為の

十分な財源が手に入るんだ。

宗教法人が非課税なのは先進国じゃ日本くらいの

ものだし、海外でカルト認定されているとこと、

アメリカの犬として日本を操っている自民のケツモチ

から税金を取っても問題ないだろう。

知人のライターがちょっと前に言ってたんだが、

「実は民主が言っている永田町埋蔵金は

このことだったりしてな。今国会で政教一致を民主

が追求しているのは、全部布石…」

       

だとしたら凄いことだし、やってのけたら民主党は

向こう10年国民の英雄だろうが、まあそう簡単には

いかないだろうな。

与党の二つのバックに課税するってことは、

日本の支配構造そのものをひっくり返すってことだ。

だけど、去年の夏までは、そんな空想すら許されなか

っただろう。

国民がたった一度与党に奮起しただけで、

これだけの光が差し込んだのさ。

あと、一発。

風穴とは言わない。直径一センチのボールが通る

ホワイトホールを、閉塞感全快のこの国の壁に

開ければ、きっとそこに未来が見えるはずなんだ。

         

         

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2008-10-23

世界同時食料危機 1

NHKスペシャル。

読者がまとめてくれたので、是非。

あんまり内容に関係ないけど、民法の収益がどん

どん落ちているせいで、NHKと民放の番組の質に

すごい開きがあるってなことを結構指摘する人が

多いね。

おれはあんまりテレビを見ないからわからないが、

NHKは昔から金と時間をかけて番組を作ってるし、

民放はいかに安いコストで視聴率を取れるかを追

求しているんだけどな。

だが、学会のCMを流したり、マルチやねずみ講

と紙一重の怪しい企業の宣伝を受けたりしている

のを見ると、テレビ広告の価値が急な下り坂なのは

間違いないみたいだな。

すまん。じゃあ本題をどうぞ。

      

NHKスペシャル

「世界同時食糧危機(1)

アメリカ頼みの"食"が破綻(たん)する」

2008/10/17 19:30 ~ 2008/10/17 20:45 (NHK総合)

    

【番組概要】
なぜ食べ物は値上がり続けるか
▽三食とれない公務員
▽急成長!穀物高騰にわく巨大商社
▽アメリカ頼み日本の食卓は?

    

【番組詳細】

今年、世界各国で起きている食糧危機の本質を

明らかにしていく。危機は貧困層だけでなく、中

間層にまで広がっている。日本でも食品の値上

げが相次ぎ、餌代の高騰で畜産業などには深刻

な影響が出ている。その実態と原因を見ていくと、

戦後、世界に広がった「米国中心の食糧供給シス

テム」が破たんの危機にあることに行き当たる。

戦後、米国中西部の穀倉地帯の農家は、余剰

穀物の輸出を強力に推し進めてきた。そうした米

国の国益の先兵として、穀物メジャーは政府に貿

易障壁の撤廃を働き掛ける一方、日本をはじめ各

国に対し、安価な米国産穀物を大量に消費する

食生活や農業の普及を働き掛けた。食の「米国

依存」が進んだ結果、各国の食料自給率が低下。

その付けが今、一気に押し寄せているのだ。

            
(メモ開始)

世界最大の穀物輸出国、アメリカ

・世界の輸出に占める割合
・トウモロコシ 50%以上
・小麦 約30%

   

食料高騰によるデモや暴動が起きた国

(18ヶ国、住友商事総合研究所調べ)
・アルゼンチン
・ハイチ
・エルサルバドル
・メキシコ
・インドネシア
・フィリピン
・バングラディシュ
・イエメン
・エジプト
・南アフリカ
・モザンビーク
・ガボン
・カメルーン
・ブルキナファソ
・コートジボアール
・セネガル
・モーリタニア
・チュニジア

      

・穀物は食べるだけでなく家畜の飼料にも使われる
・牛肉1キロ作るにはトウモロコシ11キロ必要
・穀物が値上がりすると肉類や乳製品も値上がりする

穀物メジャー
・1位 カーギル
・2位 ADM
・3位 CHS(農協が合併した農家の穀物メジャー)

    

CHS本社での取材
・オーナーは全米35万人の農家
・以前はトウモロコシの安値に苦しんでいた
・穀物価格の高騰で状況が変わった
・史上最高の345億円を配当した
・10年で売上が6000億円から3兆円

      

大阪友の会
・主婦たちが家計簿をつけている
・昨年から食費が11%上昇した

      

30年ぶりの牛乳の値上げ
・原因は餌の高騰
・2年で50%上昇
・買取価格はようやく3%の値上げ
・乳製品の供給自体が危ぶまれる状況

      

エジプト
・人口7000万人
・家畜の餌となる飼料の高騰
・1年前と比べて鶏肉は2倍、卵は3倍の価格
・政府が価格を抑えて販売するパン売り場に殺到
・肉や卵を食べる回数が減った家族

      

エルサルバドル(中米)
・かつては食料を自給していた
・15年ほど前から価格の安いアメリカ産に切り替え
・公務員の男性は昼食を我慢することが多くなった
・食べたいだけ買うことができない
・米が1年前の2倍に高騰
・肉も月に1・2回しか食べれない
・養鶏場は餌を買えなくなり次々に鶏を処分
・肉類が売れない為アメリカ産飼料の購入を中止

      

穀物の消費拡大 アメリカの戦略

バイオエタノール
・今年6月、バイオエタノールで走るカーレース
・トウモロコシ農家団体が主催
・長年の低価格で農家は政府の補助金に頼っていた
・エタノールの普及のために普及前から工場を建設
・CHSは議員や農務省にロビー活動

    

2005年8月、包括エネルギー法が成立
・エタノールの使用量を2倍にすることを義務付け
・エタノールブームに火がついた
・全米で150を超える工場ができた
・トウモロコシの23%がエタノールに

      

トウモロコシを輸出国だった中国に売り込む
・大豆は輸出国から大輸入国になった
・肉を多く食べる西洋料理を普及させた
・牛肉の消費は20年で15倍に拡大
・牛乳の消費も爆発的に拡大
・ワンダーミルク、乳脂肪分が1.5倍、価格2倍
・穀物協会はこの牛乳を作る牧場をバックアップ
・大量のトウモロコシを食べさせ濃い牛乳にする
・あと数年で輸入国になるだろう

       

アメリカは自ら消費先を作り売り込んでいった。
輸出先を増やすため食生活まで変化させていった。

      

なぜ進んだ 食のアメリカ依存

   

・長年価格の安さで経営は厳しかった
・アメリカだけでは使いきれない量を生産してきた
・最初に売り込みに成功したのが日本
・1959年、伊勢湾台風で農家が大きな被害
・「豚空輸作戦」、種豚36頭、トウモロコシ1500トン
・トウモロコシを使った畜産を普及することが目的
・トウモロコシで生育期間を2ヶ月短縮できた
・養豚は普及、36頭は7万頭に
・アメリカ産小麦の輸入拡大
・1960年代、小麦生産1・2位を争った群馬県
・当時の収入は公務員を超えていた
・学校給食でパン食が普及、アメリカ産小麦を輸入
・アメリカ産に押され、小麦の作付けが激減
・麦わらの代わりに安いアメリカ産トウモロコシで畜産
・食料自給率、1960年の80%から10年で60%に

      

1980年代、世界50ヶ国に売り込み先を拡大
・日本で大成功した手法を世界で実践した
・まず最初にエジプトで家畜の飼育法を指導
・アメリカ政府の支援で大規模な養鶏場を建設
・乳が出ないため処分されていた水牛にトウモロコシを与え食肉として出荷

       

1980年代後半、「貿易自由化」を世界に拡大
・アメリカはトウモロコシ生産量が増え余っていた
・群馬のある酪農家は乳価の下落を多頭化で乗り切る
・30→200頭、飼料は全部アメリカ産

      

1990年代、エルサルバドル
・一時は輸出をしたこともある農業国だった
・工業製品輸出で発展を目指し、農業保護を中止
・いっせいに穀物の輸入、国内産の半額
・穀物消費のため米を使ったお菓子やスープを紹介
・費用の半分以上を農家団体や農務省が負担
・国内の米農家は崩壊、田んぼは4分の1に減った
・穀物を作らなくなった農村で栄養失調が増えた

      

日本での成功例が世界に広がっていった。

アメリカの政府と農家が一体となった売り込み、

貿易自由化の推進で、食料のグローバル化が拡大していった。

穀物が安いうちはメリットがあった。

戦後円高が進んだため安く買えた。

肉の消費が増えるのに併せて畜産を振興することに

重点が置かれていた。

その前提として餌となる穀物は安い輸入に頼る

方針が打ち出されていた。

ところが、穀物が高騰すると輸入頼みのリスクが

噴き出してきた。

      

進むグローバル化 高まるリスク
・売る側と買う側の立場が逆転、パラダイムシフト
・攻撃的に農業を保護
・投資家、ファンドが穀物の値上がりを見込み取り引き
・投機家のマネーが入りやすい金融商品になった

      

食の自給を取り戻せるか

・各地で自給率を上げようという試みが始まっている
・群馬のある酪農家、牛は30頭、餌の7割を自給
・アメリカと同じトウモロコシを栽培、経営は黒字
・群馬県は資料用のトウモロコシ栽培に適している
・群馬県のパン屋、国産麦を使ったパンが人気
・しかし肥料の高騰などで小麦農家は減り続けている

      

日本でも安い輸入に頼ればいいじゃないかという

声もあるが、エルサルバドルのような事態になりか

ねない。本当に困った時に国内の農家に頼ろうと

思っても、担い手が全然いなかったり手遅れになる

瀬戸際にいるのではないか。

一番心配なのは、輸出規制がたくさんの国でいとも

簡単に行われたことだ。

    

農産物の輸出規制(先月、農水省調べ)

15ヶ国

・ブラジル コメ
・アルゼンチン トウモロコシ・小麦など
・ボリビア 小麦・トウモロコシなど
・インドネシア コメ
・カンボジア コメ
・ベトナム コメ
・中国 コメ・小麦・大豆・トウモロコシなど
・ネパール コメ
・バングラディシュ コメ
・パキスタン 小麦
・インド コメ・小麦など
・キルギス 小麦など
・タンザニア 食用作物
・エジプト コメ
・セルビア 小麦・トウモロコシ・大豆など

         

「高いから買えない」

ではなく

「お金を出しても買えない」

価格が下がっても安心ではない。

需要と供給にショックが起きると簡単に輸出規制

が行われる。何か起こった時のために自国でまか

なえるよう準備すべきだ。

(メモ以上)

       

食料危機はおれももっと勉強が必要だな。

アメリカの政策で今の地球規模の食糧危機があるの

は周知だろうが、その改善はアメリカの力が弱まった

今こそ必要になってくる。

バランスが崩れておかしくなるのは、国同士の力関係

だけじゃない。

今まで常識だと思っていたことが、覆る日がやってくる

のだ。

第二部もまとめてくれたんで、続きは明日。

         

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2008-10-22

LAST HOME

天国へ向かう道ってどんなものだと思う。

光の絨毯に見たこともないメルヘンな花が脇を固め、

周りを先端に星をあしらった翼付きのベイビーが

飛んでいるんだろうか。

これはあくまでキリスト的な考えだけど、

仏教なら前に仏陀の化身が見えて、

ヒンズーなら芥子の花でもつくんだろう。

細かい部分はどうでもいいが、

とにかくこの世とあの世を繋ぐ縦の道は、

人間の脳のポケットに存在していて、

いつだってそれは光に満ちている。

    

だが、実際はなんてことはなかったぜ。

おれは実物を見たんだ。

道幅はせいぜい三メートル。

飾りもなければ花の一輪だって見えないし、

沿道の歓声も見送りも、エンジェルのガイドもない。

ただただ静かで琥珀色の道を、

ゆっくりと終わりの時間に向けて流されるだけだ。

30畳の中央広間には、記憶を分刻みに無くしていく

老人達が、残り少ない思い出との共同生活を送り、

木漏れ日と調整され過ぎた空気に溺れて、

天国への道を目の隅に映しながらも、

その先にある空間を疑うでもなく、恐れるでもなく、

日々番号札を確かめながら、乾いた瞳を細く滲ませるのだ。

      

   

介護付き老人用施設。

町の人はそう呼んでいた。

老人ホームでも療養所でもなく、あくまで‘介護付き’

の年寄りの為のアミューズメントパークだ。

市が運営する老人ホームは、月に7万8千円。

民間企業の介護施設は18万5千円。

老人ホームは抽選式で、倍率はおよそ200倍。

かと言って、施設も人員も十分な民間施設は、

とても一般市民には払えない。

東京の一等地にマンションが借りられる金を、

家族一人の為に払うことは出来ないからな。

しかも場所は福島県だ。格差はよりひどい。

役所は採算は考えないし、

高級ホームは庶民を客にはしない。 

これじゃ市場は回らないだろう。

そこで中間が登場したわけだ。

介護士の数は十分じゃないし、

設備もそこそこだが、月に10万ほどで入れる施設。

これは見事にヒットして、常に満床状態らしい。

町の人は他の施設と区別するために、

呼び名を変えた。

老人ホームでも療養所でもなく、

「介護付きの」老人用施設。

日本語ってどこまでも濁らせられるから便利だよな。

サラリーマンの給与袋も、米政府貢ぎ金及び経済界

成長必要金余剰分配袋・・・なんて呼ばれる日が

来るんじゃないだろうか。冗談抜きでね。 

   

部屋は一切の家具も調度品もなく、

ベッドと水道があるだけの状態だ。

病院の六人部屋みたいとも書けないほどの殺風景。

おれを応対した介護士は、

「転んだときにぶつけて大怪我になったり、転倒その

ものの原因になったりしますからね。それに小物は

飲み込んだら大変なことになります」

なるほど。合理性は風景さえも消すんだな。

          

昼間の勤務の介護士やヘルパーはたったの四人。

このカルテットで100人近くの老人の面倒を見る。

当然節々に取りこぼしがあるそうだ。

車椅子から転げ落ちての骨折。

徘徊した人の発見が二時間後になる。

そんな歪を知りつつも、どうにもならない現実が

すぐ傍で流れているのだ。

「スタッフが少なすぎる」

テレビのコメンテーターは鬼の首を取ったように言う

し、仕事はあるのに若者が敬遠しているとここぞと

ばかりに厚生省は叫ぶが、そんなことは皆わかって

いるし、本質を隠すためのきれいごとに過ぎない。

見舞いに来ていた入居老人達の家族が言っていた。

「スタッフが少ないことはわかっているけど、

多少の怪我やミスには、何も言えない。

彼らの労働環境の悪さは良く知っているから。

それに見てくれるだけでもありがたい。介護に徹する

ことなんて、このご時勢じゃ出来ない。私だって少しで

も働かないと、暮らしていけないから」

超資本主義の歪は、こんなところにも顔を出すのだ。

      

ヘルパーさんの勤務表を見せてもらった。

ひどいものだ。

一週間をマスグラフにしたシフトは、

勤務を示す赤色で八割以上が塗られている。

白地から睡眠を差し引くと、一体どれくらの時間が残る

んだろう…。

給与はなんとなく濁されたが、20万も出ていないらしい。

同僚が欝になったり、気が狂って辞めていくことももう

慣れたと言っていた。

仕事はある―。

偉いやつらはいつだって簡単に言うが、

実態はこんなものだ。

仕事は確かにあるが、そこに未来や人生がないこと

は、アメリカを模写しはじめた頃から、珍しくもなくな

ったよな。

         

介護分野の賃金と労働環境の悪さは、

不景気のせいじゃない。これは断言できるが、

利益を極大にまで追求するシステムのせいだ。

入り口は指紋認証とパスワードロック。

病室の入り口もスタッフの無線リモコンのスイッチ

なしには開かない。

死角の無い動きを探知して知らせる高機能監視

カメラ。

設備の内容で見れば、どんな大企業のシステム端

末室よりもすごい。

だが、これらは人員を極力減らし、少ない人数で

どれだけ多くの老人を見れるかということを追求

した結果で、スタッフの仕事を助けるものでは決し

てないのだ。

      

賃金は上がらないのに、どんどんと仕事は増え、

結果、今の現状がある。

競争率の激しさから、顧客も何かあっても滅多に

文句は言わず、

企業側はどんどん利益追求を進める。

コムスンの件で分った通り、大事件に発展するまでは

見てみぬフリの行政。

この最悪のトライアングルバランスにより、

業界そのものが悪化の一途を辿っているのだ。

このベクトルも行き詰まり。手が無い。

日本はもう壁だらけだ。

どっちに転んでも未来がない業種ばかりで、

真剣にどうなっちまうのか不安だよ。

          

    

そんな施設の一部に、長い廊下がある。

幅は三メートルくらいで、先が見えないほど奥まで

続いている。

誰でも入れそうだが、赤外線がしっかりと見えない

ガードで行く手を阻んでいる。

「これはどこに繋がっているのですか」

と聞くと、一人が少し不自然な笑みを浮かべて

言った。

「この先は、要付き添い介護者の部屋があるんです」

その時はそれ以上話してくれなかったが、

別れ際にアルバイトの男性が教えてくれた。

彼はおれと同い年で、非対称な流行のヘアスタイルが、

数ヶ月伸ばしっぱなしになっている感じで、目の下の

クマは定位置化しちまっているのか、くっきりとまぶた

の中ほどから刻まれていた。

「あそこにいった方は、滅多に戻ってくることはありま

せん。付き添い介護は料金もすごく高くなりますから、

払えずに家族が引き取るか、頑張ってなんとか払い

続けるかしかないんです。でも、老人より家族の方が

先に倒れてしまうことも少ない無いんですよ。でも、

病院も万床が多いし、本当に命に危険が無いと、

なかなか入院はさせてくれないですからね。あの道の

向こうは、この国のみんなが見てみないふりをしてい

ることが集まってしまった部屋なんです」

      

それは確かに天国への道だったが、

童話から飛び出て意味をもったそれは、ひどく残酷な

ものだったわけだ。

そのまま倒れこみたくなるような柔らかな日差しは、

その道にもゆっくりと降り注いでいたが、

竜の両目のように光る赤外線センサーが、

えらいアンマッチで、冷たい空気が流れ込んで

いくようだった。

         

    

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2008-10-21

自由と生存の証を

2007年7月。

太平洋の大海原の端っこの、

極東の小さきか弱い島国で、新たな戦いが始まった。

自民党が得意顔で掲げてきた

「私達のおかげで起きた好景気と成長」

を、一番下でもがき苦しみながら支えるやつらが、

はじめて声を出したのだ。

‘生きたい’。

ラベルだけは先進国のこの国だが、国民が願うこと

は、年々そのハードルを下げていて、ついに動物と

して最低限のものにまで下がった。

とにかく生きたい。

国民の八割が奴隷の国じゃ、それさえも高望みだと

あしらわれるんだけどな。

    

   

派遣社員達のメーデーを覚えているかな。

生存権をくれ。

人間の使い捨てはやめろ。

奴隷商は恥ずかしくないのか。

心の叫びをプレートに書き込み、喉をからして叫び、

最後の力を振り絞って派遣会社に、その上の経済界に、

そしてメイドインである自民党に投げかけた。

結果、ニュースでも取り上げられ、

ドキュメント番組まで作られた。

日雇い派遣の改善とやらも間もなくされる。

じゃあ改めて見てみよう。この国に誰もが未来を想像する

権利が戻ったのかを。

   

      

埼玉の越谷に住むSさん。

去年のメーデーには飛び入りで参加したそうだ。

沿道ではマスコミが自分達にカメラを向けるのに

混じって、派遣会社に雇われた探偵が一人一人

の顔にシャッターを切っていっていたそうだ。

新宿の街にダンス&ミュージックが流れる中、

一センチ横を流れる現実の厳しさに、

愕然としたと言っていた。

       

だが、これを切欠に、ようやく日本国民が、

『格差はやっぱり広がっていて、固定化されている』

という事実に気がついたのは確か。

貧困層、格差、日米型経済。

自民党がひた隠しにしてきた実態が、

徐々に浸透していき、

ついに厚生省が、ネット難民やワーキングプアの

事実を認め、総理の口から格差があると言わせた

のだ。

大きな一歩ではあったが、散々、

「いざなぎ越え、徐々に波及」

「痛みに耐えればすばらしき未来」

「格差はいつでもある」

と刷り込もうとしてたことが、全てでたらめで、

一握りの富裕層の為に、10年という時を

その他の国民が命を犠牲にして貢ぎ続けた

構図が明らかになったのだ。

小泉がマニュフェスト上で、

弱者から順番に死ねという計画を発表してから、

現実を国民が知るまでの時間。

失われた十年の本当の意味は、きっとそれだ。

         

Sさんの現在。

彼はホームレスだ。

都内某駅出口で、ガン箱からリバースした雑誌を、

世界一働いているのに平均こづかいが二万なんて

馬鹿げた国のサラリーマンに売っている。

一日の手取りは900円くらいだそうだ。

だけど、Sさんが特殊なわけじゃない。

数字上のマジックに騙されがちだが、

貧困層はどんどん増えている。

派遣については見直しがされたのに、

そんなわけはない。と予算委員会で自民党は

ほざいていたようだが、当然計算済みの予定調和の

結果だ。

微量に最低賃金を上げたことで、企業はより一層

人を減らし、結果無収入層が増えて平均賃金は

減少した。

日雇い派遣規制は一般派遣会社を潤すだけに

終わったし、待機期間が三ヶ月単位に延びたことで、

次の仕事を待てずに野宿者になるか、スイサイドしち

まうやつを増やしただけに終わったのだ。

Sさんも漏れなくその中に入った。

だけど、それでもマジックはきれいに机上の数字を

鮮やかに変え、日本をセイカイダイニイに留まらせる。

「ニートの定義は35歳まで」

「ワーキングプアは主婦のアルバイトも入ってる」

「ホームレスは貧困層には数えない」

「自殺ではなく心不全だ」

「過労は貧困とは無関係」

もはや数え切れないくらいの’解釈の違い’が加わって、

都合のいいデータだけが出来上がる。

故に日本は変わらないのだ。

         

派遣業界と自民党の癒着。

勿論大本の原因はここにある。

更に経済界は当然安価なインスタント奴隷が欲しい

ことで、三者のWINWINが成り立っちまってるのだ。

そこに労働者が含まれないのは、日本ではスタン

ダードだ。

派遣業界が成長を続けることで、正社員の待遇も

悪くなっている。

中小企業の正社員など、派遣社員よりも劣悪な

条件なことが少なくない。

どんどんと足場を無くしているよな。

格差の固定化から、次のステップへ入っているのだ。

それは区別。

格差による区別が始まっているのだ。

それはあらゆるものに影響を及ぼす。

安全な食品とそうでない食品。

安定した職業とそうでない職業。

家を買える人とそうでない人。

家族を持てる人とそうでない人。

一握りの前者と大多数の後者が、今この瞬間も、

選別されていっている。

他国ならば明日にでも暴動が起きるだろうし、

政権交代を叫ぶ有権者が国会に押しかけそうだが、

‘幸い’ここは日本だ。

社会構図を見ることも無く、読売新聞に

「自由と平等な経済」と書いてさえいれば、

それで涙を流しながら笑顔を作って搾取をされる。

今まではね。

だけど、そろそろ限界だろう。

「生きたい」と叫ぶやつらが増えているなんて、

どん詰まりである証拠だ。

おれたちはたった一つのことを放棄していたせいで、

今こんな世界で行き苦しい毎日を送っている。

それを怠らなければ、王の金儲けの為に、

数千万人が犠牲になるなんてクレイジーな常識を

子供達に教えなくて済んだのだ。

      

今からでも遅くはない。

「生きたい」という願いを、選挙に託すだけだ。

      

      

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2008-10-20

裏切りのアイスクルス

「比例は自民党に投票しろ」

創価学会信者の脳には当たり前のように

リブートされ、忠実に実行されてきたことだ。

自民党と公明党。

政策方針も描く未来図も構想も、

まるで異なる二つの政治団体は、

長年に渡って一心同体を続けてきた。

バックにいるのは統一教会と創価学会。

この二つも本来相容れないはずの巨大組織だが、

今日の日本は二つの宗教によって乗っ取られ、

あらゆることがこの二極の力のバランスによって

決められ、今日も動いている。

おかげで、自民党は60年と言う長期独裁政権を

築けているわけだし、

ここ数年で山ほどの不安材料が出てきたってのに、

それを封じ込めて野党と五分五分に持ち込めるだけ

のあらゆる力を握っている。

コントローラーを持つ者が、ゲームでは絶対。

歴史の変わる一ページを前にして、

野党が今一番痛感している最後の難問だろう。

         

だけど、そんな大木の根元を構成する成分は、

契約書でも小切手でもなく、

冒頭の目に見えずらい取引なんだ。

他党へ投票する。

宗教の力によって政治意識とは別に、

決まった票をしかるべき箱に入れさせる。

民主主義を全面的に否定する黒い友情で、

この国は成り立っているのだ。

だが、そのバランスの根元に、

大きく変化が起きようとしている。

         

            

       

公明党と自民党の距離感については、

一年以上前から詳細にレポートしてきた通り。

表立っての緊張感は、最近になって報じられるよう

になったが、全ては一年以上前に始まっていて、

今、それが具現化しているだけの話だ。

自民党の求心力の低下と、

弱者抹殺のシナリオに、封じていた良心が働くやつ

が出始めたことで、与党内も大きく分裂と引付を

繰り返している。

そのごくごく一部が、反逆者のラベルを貼られ、

‘絶交’し損なわれた例の公明党を訴えた議員だった

りするわけだ。

それ以外にも、庶民の空気感を一番身近に感じる

地方の自民党員達が、劇場型総裁選をやっている

時にもらした本音が、

「もう自民党が政権にいては駄目だと思う」

という類のものだったことでも、

一枚岩だった王族が、幾重にもダブりだしたのだ。

そこへ追い討ちをかけるように、

自民王朝へ最大の危機とも呼べる氷の矢が刺さった。

放ったのは公明党…いや、創価学会か。

「次期選挙では、公明党は全ての自民党候補者を

応援するとは限らない。きちんと貢献度合いを見て

投票する。前回、前々回の選挙で、公明党候補者に

規定票を回してくれた候補者のみ支援するだろう」

この発言は、何よりも永田町を揺らしたんだ。

         

         

この発言を受けて、すかさず国対が信濃町に

すっ飛んでいったらしいが、それもそうだろう。

この発言の意味は、自公の緊張状態を示すどころ

じゃない。

公明票がなければ自民は勝てない。

つまり、野党と戦うまでもなく、その瞬間に

長期政権を放り出すことが確定しちまうからだ。

学会の麻薬票の虜であるジャンキーから、

薬を取り上げたら・・・そりゃ、発狂するさ。

ドラッグはそうやって売り値を吊り上げていくんだ。

はじめは無料だったものが、最後には全てを

投げうってでも手に入れたくなる。

自民党の今の状況は、まさにそれだ。

ステージ4の末期症状だ。

       

      

       

民主党がまさかの公明党潰しに入ってるな。

石井の政教一致指摘は、今に始まったことじゃない

し、ずっと前から野党は自民=統一、公明=創価

の図式をカメラの前で話しているが、

何せバックがバックなだけに、なかなか大きな報道

にはならなかった。

現に、自民の方は未だにご法度だろう。

だが、ここに来て公明の件は僅かだがニュースで

の枠を広げつつある。

頂点のパワーバランスが狂っている証拠だな。

         

      

だけど、公明党も当然黙ってはいない。

ここに来て急激に動きを見せている。

ドラマを作成してアピールしたり、

全国の張り紙広告を一新した他、

信者の集会の数も増えている。

更に、地域支援の具体策をアピールし、

特に子供がいる家庭への優遇策を束ねて、

パパママ支援策とかってネームで売り出し中だ。

民主や社民のぱくりっぽい部分も多いが、

大企業とアメリカ優遇の為に庶民を搾取する

自民党とは一線を引くつもりが見え見えだ。

街宣車でも自民党とは違うってことをやたら

アピールしているしな。

まるで敵は自民党であるかのように…。

            

            

最後に与野党の近況を。

民主の献金問題を操作したのは、自民党全部の

意思じゃなく、数名の人間の暴走らしい。

何故なら黒い球を投げ合ったら、当然自民党は

分が悪い。野党へ投げる球はすぐに尽きるが、

自民へ投げるボールは選挙が終わるまでいくらで

もあるんだから。

故に、今は互いに潰しあうことをせずに、

互いの情報で互いを抑えている感じだ。

      

代わりに、コントローラーを持つ自民は、

その優位をフルに使って、いつも通り減税やら実現

する気ゼロの法案で人気を回復する方法で。

そして民主は地道に地方での準備と、

それにとっておきの爆弾を仕込み中のようだ。

爆弾の中身は言えないし、投下するかどうかも

確定事項じゃないようだが、

ヒントを言うなら、そうだな…。

自民は確かに二つの宗教団体と深く繋がっているし、

政教一致の指摘は段々と声高に出るようになったが、

それ以外にも繋がってちゃまずいところと自民は

繋がっているだろう。

もう一つのタブーだ。

これを投下するとどちらも大怪我するだろうが、

より大ダメージを受けるのは当然自民党。

・・・今言えるのはこれくらいだろうか。

          

    

自民の策は一応の効果を発揮して、

何度も解散のカードをちらつかせては引っ込める

ことで、有権者も間延びしている。

自民党は支持率が落ちるのは嫌だし、

当然上がって欲しいだろうが、

野党と違って和了(あがり)の条件をもう一つ持って

いる。それは有権者の無関心だ。

自民党の支持率が上がらなくても、

投票率が下がるだけでも勝てる。

これは前述した宗教票や、大企業の固定票が

ある与党だからなしえる業だ。

         

風は良いとも悪いとも言えないが、

ここは我慢のしどころだ。

福田麻生の劇場で集まった食指も、

ちょっと引け気味だが、今辛抱しないだけで、

また何十年と言う時間が無駄になるんだ。

最悪あと半年待つ必要もあるが、

今変えなければ、未来を掴むチャンスはもう

ないかもしれないんだ。

だるくて面倒だろうが、60年ぶりの太陽は、

あんたを照らしたくてウズウズしているはず。

光まで、あと一歩だ。

         

      

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2008-10-18

消費するなら今だ

読者コラム。

   

「経済の樹」でこの言葉を見てとっさに書いたものです。

タイトルつけるなら「消費するなら今だ?」でしょうか。

       

    

格差社会、格差が広がったといわれる。

ほとんど誰も否定しないだろう。

ワーキングプアや働く貧困層が増えた。

これは統計が証明している。

その一方で富裕層も増えた。

これも統計が証明している。

ところで、この数年間日本のGDPは

約500兆円と横ばいだ。

そしてデフレは解消されていない。

デフレは労働者の賃金低下をもたらす。

これが何を意味するか?

一般庶民の富が一方的に収奪されて、

経営者や投資家などの富裕層に移転したということだ。

民間の平均給与は下がり続けた。

その結果、中流層から転落する人が続出し、

富裕層はより資産を増やした。

経済規模は変わらずに配分・取り分だけが変わった。

「いざなぎ超えの好景気」は無かったということだ。

富裕層にだけ存在したと言った方が正確だろうか。

これが偽りの好景気と格差社会の正体だ。

             

そして、今の世界的金融危機。

消費しろと言うが、どうして経済が発展するだろうか?

いくらモノを作っても、買う人間がいない。

お金がないから買いたくても買えないんだ。

アメリカを始め海外でもモノは売れない。

内需を破壊しながら輸出で稼いでいた時は

まだよかった。

しかし、国内でも海外でも売れなくなった。

どう考えても、不況になる。

そんな中、少しでも節約しようと身構えるのは

当たり前のことだ。

そんなに消費して欲しかったら、お金を

庶民に回せばいい。

その方法を示さないで何を言ってるんだ。

    

国民から集めた税金を金融機関に入れてチャラにし、

それで株価を上げったら配当は株主にプレゼント。

預金全額保護だって、金持ちが喜ぶだけで庶民には

ほとんど関係ない。

こっちは株を買う余裕なんかない人ばかりなんだ。

一ヶ所に1000万円以上預金している人が

日本の人口を占める割合の小ささは、

よくよくわかっているはずだ。

      

どうして金持ち連中がギャンブルで作った借金を

税金で穴埋めしないといけないんだ。

儲けた時は全部自分のもの、

損した時はみんなの税金で補填。

年金もこれと同じシステムで収束されているが、

何が自己責任だ。

そうしないと恐慌に突入するというんだから

タチが悪い。不況と恐慌どっちがいい?

なんて悪夢みたいな二択だ。

消費しようなんて思うはずがないじゃないか。

      

    

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2008-10-17

ウィールス イズ リライト

新型インフルエンザがすごいらしいね。

国会のニュースに隠れているが、

毎日共同通信のRSSの下方に

しっかりと位置をキープして、刻々とその淀みを

深めている。

    

インフルエンザへの注意喚起は毎年のことだし、

適度にやってくれる分にはありがたいが、

どうも厚生省関係の反応がいつもと違う。

与党関係者も、スケジュールを変えてまで勉強会を

したり、おれも打合せを一部変更されたりしたんで、

そんな大事なのかと探ってみた。

するとビックリだ。

      

予測される最悪の事態を算出した所、

日本国内だけで70万人近くが感染し、

死者は3万人に上る可能性もあるという。

これがどれだけの数値かというと、前回流行した

鳥インフルエンザの同じく最悪予想は感染が8万人で、

死亡は二千五百人だったんだ。

実際は100人弱の犠牲にとどまったらしいけどね。

つまり、あれの十倍以上の威力を持ったウィールス

が、この冬世界を強襲するってこと。

おっかないよな。

    

粒子の世界で最強で最弱の繁殖と繁栄を

続けるインフルエンザウィールスは、

毎秒・・・この瞬間だって進化と変化を遂げ、

人間の英知の最先端と戦い続けている。

決着なんてないだろうし、エンドレスゲーム覚悟の

地球で最速の戦いだ。

      

ちょっと前の話なんだけど、

ウィールス工学の助教授さんに話を聞く機会が

あって、インフルエンザみたいな未知の

細菌ってなんなんですかね、みたいなことを

尋ねた記憶がある。

するとその人の答えは実に広角な視点での

もので、すごく記憶に残っているんだ。

「何のために生まれたのかっていうのは、

難しいことなんだよ。虫は言葉も発達した知能も

ないのに、すごく複雑な子育てや狩りが出来るし、

鳥は巣を本能でこしらえる。

どの生き物を食べたらいいかも知ってるし、

どの生物には勝てないのかも生まれついて

身につけているだろ。

それがないのが人間なんだよ。

人間は地球を壊すだけだし、唯一食物連鎖の

役に何も立っていない。

神がこの世界を創造したなんてユーモアで言

うなら、人間はたった一つの失敗作だ。

でも、そこで登場するのがウィールスだ。

彼らは生物に感染して、媒体を介して種を

広めるけど、不思議と母体そのものを滅ぼしてしまう

タイプも多いだろう。

エイズやインフルエンザがそれだね。

母体が死ねば、当然寄生している細菌も死ぬんだ

けど、なぜかその道を本能で選ぶ。不思議だと

思わないか。

ウィールスについては、実はまだ全体の1%も

わかっていないけど、さっきの天地創造が神の仕業

って言う愉快な考え方を基調とするなら、失敗作で

ある人間を間引きするためのものじゃないのかっ

て思うんだよ。

非科学的な雑念だけど、そんな逃避的な考察でも

しないと、わからないことだらけなんだよ、

ウィールスってやつは」

       

こういう考え方は、おれも嫌いじゃない。

どこまで行っても余談に過ぎない分野なんだけどな。

ここで旧約聖書を持ち出して、

15の試練を数々の殺人ウィールスに擬えるのも

柔らかい発想で面白いが、今はよしておこうか。

ここでする話でもないしね。

      

新型インフルエンザの話に戻そう。

政府や厚生相は、予想外の威力に脅威を

抱いている。これはガチだ。

そしてある意味匙を投げた感もある。

それはこれから発表される対策の中身にあるんだ。

先行してご紹介。驚かないでくれよ。

    

1.各企業に通達して、出勤時間をばらす。

    これは混雑する通勤電車を回避することで、

    飛まつ感染を少しでも減らすため

2.インフルエンザ予防に力を入れている企業を

    探して、ノウハウを共有する

3.タミフルの摂取

       

以上。びびっただろ。

      

一国の政府が、新種の病原菌に対して取る対応が、

こんなもんなんだ。

つまり、事実上お手上げだってこと。

出勤時間をずらすって言ったって、そんなものを

今の日本企業の多くが守るはずがない。

表向きにそうしたって、実際は朝礼の三十分前に

来いとか、他人より一時間早く来るのがスタンダード

と言ってしまえばそれまでだからね。

ビジネスタイムを一時間逃すことを、新自由経済が

許容できるはずもないのだ。

外資系やフレックスを取り入れている一部企業が

協力するだけで終わりだろう。

2番なんてもっと滑稽だ。

インフルエンザ予防に力を入れている会社って

何だよって話。

医療系ならまだしも、一般企業が社員に注意でき

ることなんて、手洗いうがいをしましょうってなもんだ。

医学的な見地の意見が全くない。

これは結構おっかないことだと思うよ。

    

ウィールスについては(PCのものも含めて)

製薬会社(アンチウィルスソフト製作会社)の

自作自演だみたいな陰謀論は絶えないが、

いつか自分達の手に負えないような

最後の発明をしちまう危険だってあるわけだよな。

(そんな小説何冊かあったね)

       

でも、こうしてメディアや個人が書いて、

おっかないインフルエンザが来るらしいってことを

伝えていくのが、実は一番の予防らしい。

最新のバイオ工学が、ヒューマンコミュニティーに劣る。

化学って、ぶっ飛んでるんだかおれたちの社会に

溶け込んでいるんだか、わからないところがあるよな。

なんて達観したことを言っていても、おれの実態は、

毎朝鏡に映る貧相な青年を知ることでも悪戦苦闘。

たった一体の生物を知るのにも、27年以上かかる

ってのに、毎年配列を変えて襲い掛かる謎のマク

ロウィールスなんて、銀河系の年表くらいの時間

があっても足りないんじゃないか。

      

何の話だっけな…。

まあ、とりあえず、この冬は特に予防に努めてくれ

ってこと。

             

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2008-10-16

経済の樹

こんなメールが。

      

経済を語るにつき、全てをありのままに伝えれば

良いというものでもないんだよ、ボクw

不況だ恐慌だと煽って何がしたいの?

六千兆が消えると言ったってこの国の庶民は

意味もわからずうろたえるだけだ。

週明け一時的に株価が回復して喜んで、

きっと本来の恐慌を見失うだろう。

中小企業がなぜ連鎖倒産するのか。

サブプライム株をほとんど買っていない日本が

何故窮地なのか。

その辺をこの国のやつは全くわかってないよ。

どうせわからないなら、偽りの安堵を与えてやれば

いいじゃないか。

「サブプライムの影響は日本は少ない。

欧米が苦しむ中、日本企業が大きく躍進するだろう。

リーマンを乗っ取った野村の様に、日本企業が

世界で名を馳せる時だ。

恐慌中も日本は好景気を迎えるだろう。

消費するなら今だ。

車も買い時だし、低金利を利用して住宅を買うのも

良いだろう。投資も新政策で簡単に始められる。

対外の貨幣有利を利用して海外旅行も穴場だ」

そうやって景気循環、消費を促すのがあなたの

役目でじゃないの?

         

似たようなことを、おれの大嫌いな経済アナリスト

も言ってたな(メールを送ってくれた読者が嫌い

って意味じゃないよ。悪しからず)

景気ってのは生もので、不景気だ不景気だと

騒げば本当に不景気になってしまう。

消費が冷え込めば循環も悪くなって、一層歯止

めが効かなくなる。だからみんなで車や家電の

消費を促そう!好景気は国民の手で作ろう!

みたいなやつ。

反吐が出るね。

      

消費が冷え込んだのは国民の疑心暗鬼のせいか。

あれだけ労働者から搾り取っておいて、

賃金が落ちて売れなくなったら、不景気を煽る輩の

せいだ。もっと購買意欲をかき立てろとは、随分と

身勝手な理論だな。

   

だけどね、こういった話は対外ふざけろで終わって

しまいがちだが、結構勉強するところはあるんだ。

今回は税金面で学んでみようか。

政府は今、企業への大幅な減税を考えている。

中小企業向けといってるが、当然大企業だって

入ってくるものだ。

秘密裏にやるときは大企業だけ。

大げさにやるときは大企業も含む全ての企業。

さあ、損をしているのは誰だ?

なんてクイズがやりたいわけじゃない。

好景気時には企業は恩恵を受けた。

特に大きな企業は、設備投資マインドの好調を

もろに生かして、大きく金を溜め込んだだろう。

どっかの怪しい占い師に、

全国放送で何度も大企業に利益を集中させるの

が良いんですと言わせ、経済誌にも中小企業

淘汰のうたい文句を書かせながら、

景気が悪くなると中小企業を救いましょうと

御影倒しの手を差し伸べるのだ。

マッチポンプの最果てだ。

       

が、ここがポイントだ。

景気が悪くなると企業の大小関わらず多少の

ダメージは受ける。

そのダメージを軽減するために消費の促進だとか

流通の風通しだとかを気にするんだけど、

不況になると、好景気時の支配層の独り占めが

なかったかのような言い回しに変わるんだ。

都合のいい時だけ、「日本が不景気」と

日本全体が金がないような顔をして、

減税だとか補助だとか特例だとかの恩恵に

きっちり預かるのだ。

考えてみてくれ。

空前の好景気時には、一部の大企業や資本家

だけが全てを独占しちまっていただろう。

なのに不況時に真っ先に助けてもらうのもまた

彼らだ。

日米型資本主義の大原則だと言われればそこまで

だが、だったら競争の勝ち組はとことんヘルプなしで

突っ走ってくれたらいい。

困ったときだけ血税を持っていこうとするなよな。

やつらの何でもありの弱肉強食の犠牲として、

セーフティネットを必要としているやつがこの国では

溢れているんだ。

そこにまで手を付けるのは流石に自由経済と言えど

違うんじゃないのか。

      

         

最後に結構メールで多い指摘を一つ。

         

大企業や中核の資本家を非難することが多いです

が、KEN氏自身も、その最たるところで働いています

よね。自身への矛盾ではないですか。

      

もう少しきつい表現もあったりするけど、

まあ矛盾と言われればそうなのかな。

既に前の会社は退職しているけど、でも今だって

大企業から仕事をもらっているし、関わりもたくさん

ある。

政治的な関心を持って仕事に挑んだりはしないが、

でもひとつ言えるのは、おれがもし読売グループや

トヨタやキャノンで働いていたり、それこそ自民党の

職員だったとしても、やっぱり真実がそう示すなら、

今と同じことを書くと思うんだよ。

それに良く考えて見てくれ。

現在において、自公を批判することは、かなりの

リスキーなことで、現在の体制そのものを批判し

ているに等しいことだ。

中国が攻めてくる。韓国がクレイジーだ。

野党は滅びろ。自民最高、麻生最高と書いていれば

楽なんだろうが、現実はそうはいかない。

プライマリーバランスはどうしたって

自公政権とホワイトハウスによる自由経済に向く。

となると、体制批判とも取れる真似をしなくちゃいけ

ないわけだ。

これは自身の勤める企業を批判するよりも

ずっとリスキーで危ない橋じゃないかな。

あんたの答えはYES、NOで別れるだろうが、

おれは大嫌いな新自由経済の隅っこで、

残飯にありつく仕事もしているし、かといって

その仕組みそのものを考える社会学で金も貰って

る。矛盾かもしれないが、光への最短距離だとは

思ってる。

こんな答えじゃ駄目かな。

            

珍しくタイトル先行で書いただけど、書き終わって

別の記事の見出しに残しておきたかったなと後悔し

た・・・。良かったらクリックしていってくれ。

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2008-10-15

公明党の街

出張へ行く前に掘り出したメール。

       

KENさん。

ブログ、マガジン二種共に拝読しております河合と

申します。

以前にも公明党についての情報を知っている限り

書かせていただきましたが、地方への視察に行か

れているとのことで、●●に来ることがあれば是非

お立ち寄りいただきたいと思い、メールをさせて

いただきました。

私の住む●●は、完全に公明党…と言うより創価

学会の街です。街の中心には公明党を応援する

旨の看板が並び、住宅街の至る所に公明党の最

新ポスターが並びます。

小さな社会ですが、それでも8万人程度は住んで

いますが、学会に入っていないのは私の家族も

含めて百世帯いないというのを、以前勧誘を受け

た信者の人から聞きました。

どうか、取材に来てください。KENさんのような人

が来るのは危険もあると思いますので、事前に連

絡をいただければ、安全に周れるよう手配いたし

ます。

            

こんな面白そうなネタを検証出来ずにいたんだ。

自分の多忙さを情けなく思いながら、出張の日取りに

合わせて読者に連絡を取っていた。

さぁ、異次元ワールドへ一緒にジャンプしよう。

信濃町以上に濃厚な閉鎖空間へ。

       

         

Photo_2

まずはジョークから。

見えるかな。

(見づらい人はクリックして拡大してくれ。写真中央だ)

これは街の中心地で、広いロータリーのど真ん中に

建てられたオブジェだ。

       

公明選挙宣言都市

       

合成でも3D映像でもないぜ。

公明な選挙をしましょうってな宣言だと、後で役所に

問い合わせたら答えていたし、公明党とは何の関係

もないと言っていた。

勿論、公明党の議員の当選率が、

ここ十五年100%であることも、学会信者率が

軽く70%は超えていると思われることも無関係だっ

て。こんな無駄なけん制は不要だと少し怒られたが、

ちっとも無駄じゃないよ。

公明な選挙から公明党を連想するやつは

絶対いるんだし、それをやめさせるには、

やり過ぎじゅないかと本人達に疑心暗鬼

させるのが一番だ。

       

         

街中公明党のポスターだらけ。

これはメールの通りだった。

オレンジと水色の二タイプのベースカラーがあって、

どっちも

「やります!改革!」みたいな明朝体文字。

車の助手席からぼんやりと眺めていると、

三十秒に一回そのポスターが見えてくる。

嫌でも脳に刷り込まれるよ。

         

読者がまとめてくれたレポートは見事だった。

過去五回の選挙の当別の投票数を書き出していた。

これを書いちまうと場所が特定されちまうから、

割合だけで言うと、

公明党72%

自民党48%

民主党8%

共産党2%

無所属16%

その他3%

      

これだけ偏ると逆に頷いちまう。

完璧なコントロールだ。

学会員は公明党と自民党に入れるが、

一糸乱れぬ統率は凄すぎる。

都心部では公明票と言えど最終結果は

微妙に誤差が生じているが、ここでは始まる前から

与党の勝利が決まっているのだ。

    

だが、恐ろしいのはこれだけじゃない。

街のほとんどが公明党を支持しているということは、

待ち行く奴が皆学会信者だってこと。

すごくいい人ばかりにも見えるが、時折暗い部分も

見え隠れするのだ。

         

それは去年の参院選後の話。

読者は迷った末に比例は共産党へ入れたらしい。

結果は野党の勝利に終わり、公明も大きく議席を

減らすことになったが、その後不審なことが続いた

のだ。

       

毎度のように訪れる学会の勧誘の男性から、

捨て台詞で、

「共産なんかに入れる気が知れない」

と言われたとのことだ。

当たり前だが個人の投票結果が第三者に

知らされることはないし、唯一その手がかりを見る

ことが出来る選挙管理委員会だって、口外は

ご法度のはずだ。

読者は当然表向きはノンポリを装っていて、

どこの党にも興味ない。政治に関心がないと

言っていたし、選挙前の勧誘ラッシュは、

ちゃんと公明党に入れるからと断っていたそうだ。

にも関わらず、その男はどうして読者の投票した

内容を知ることが出来たのか。

街全部が敵。

この恐怖は、体験したやつじゃなきゃわからない

だろうな。

投票に行ったときに誰かが盗み見したなら

まだかわいげがあるが、

選挙管理委員会だって街の役所の人間が組織

しているのだから、もっと暗い線だって・・・。

       

更にもう一つ。

選挙が終わって三週間後くらいに、

郵便受けに勝手に政教新聞が投函されたらしい。

取っていないと電話をすると、そんなはずはないと

言われた。

配送所は知っていたから、直接クレームを言うと、

間違えて投函したかもしれないとのこと。

次の日にはもう配られなくなった。

だがその翌週、またも政教新聞が勝手に入っている。

再びクレームを入れたが、対応した人間は、

横柄な態度で読者をいなしたそう。

そして更に翌々週にまた新聞が。

直接東京の本社にメールを入れて、それ以来投げ

込まれることはなくなったが、読者はその直後に

いきなりの部署異動があり、

(公務員なので部署転換は基本的に定期のはずで、

しかも着手していた仕事があるにも関わらず、いきなり

異動になったという)

疑問視している。

思い過ごしってこともあるんだろうし、いくら騒いだと

ころで状況証拠さえ見つからないだろうが、間違いな

いのは、読者がひどくプレッシャーを受けたってこ

とだ。

彼は総選挙があった時、この状況で公明党以外に

入れるのはそうとうに勇気がいると離していた。

おれも無理はせず、公明党と自民党に入れるとい

いと言ってきた。

誰かが傷つく革命なんて意味はない。

            

読者に隣町まで送ってもらって、ギリギリの電車に

乗り込んで別れた。

街は自然に囲まれて、絶えず鳥の鳴き声と

最高にうまい空気が全身にしみてくる場所だ。

でも、振り返ってはっとした。

駅前の作りといい、並ぶ店舗のバランスといい、

都会の中の自然が残る場所、信濃町に、

そっくりだったんだよ。

あれはビビッたね。

信濃町に行く度に、きっとこの街を思い出すだろう。

あの読者が堂々と自分の入れたい政党、政治家に

投票できる日が来るといいな。

            

      

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2008-10-14

有効求人倍率 東北出張おまけ 2

地方都市は105%という求人倍率を掲げて、

スローリーな時間を漂っていた。

その数字のロジックを明かそう。

   

新聞広告を刷っているとある会社。

新聞の折込チラシってのは、記事部分と違って

土地ごとに委託されている。

そこの会社は岩手県の南東部を中心に

広告を管理している所だった。

      

開口一番で答えは半分明かされる。

「求人の広告はどんどん減ってるよ。今日久々に

入ったけど、これが二週間ぶりの求人だ」

その久々の求人募集の内容をそのまま

お届けするよ。

    

楽しい倉庫内軽作業です。

大手企業の工場で楽しく働いて稼ぎましょう!

年齢不問。つらいことは一切なし!!

【時間】8:00作業開始(集合は6:30)

     17:00作業終了(解散18:30)

【給与】時給700円(交通費が引かれます)

【内容】軽作業。ノルマなし。

    

この文句の後に聞いたこのない派遣会社の

名前と連絡先があるだけだ。

時給700円でそこから交通費と昼食代が抜かれ

る。決して良い求人内容じゃないだろうが、

これが二週に一度訪れる唯一の仕事なのだ。

勿論、裏も探る。

すぐに募集元へ電話した。

    

さすが二週間ぶりとあって、朝刊が配られて

まだ1、2時間だってのに、

「既に募集は打ち切りました」

とのこと。欠員が出たように補欠登録をした後、

少し聞いてみた。

「これって直接雇用じゃなくて、派遣ですよね。

やっぱり単発なんですか」

電話もとのおっちゃんは面倒くさそうに答える。

「ちゃんと働いてくれたら、場合によっては次の

現場もあるよ。その辺はわからないよ」

スポット派遣は廃止の方向だが、実態は変わらな

いだろう。自民党の派遣規制緩和はアメリカの意思。

そう簡単にひっくり返らないし、派遣業界に正義が通

じるなら、とっくに偽装や成りすまし、名目だけの派

遣なんて無くなっている筈なのだ。

       

幸い、派遣会社そのものを調べたら、親会社が

そこそこ有名で、おれの知人がいるところだった。

小さな派遣会社ってのは、大きな会社から更に

派遣の仕事そのものを請け負ったりしていて、

マージンがそこで抜かれているのだ。

知人は出社していなかったが、現地の打ち合わせに

必要と言って、問い合わせしてもらった。

派遣会社は深夜だろうが休日だろうが、

ただ働きさせられている労働者がごまんと詰めて

いるからね。こういう時だけ便利だ。

      

一時間ほどかかってでたらめな競争率の仕事の

実態がわかった。

まず、大本の企業は有名家電メーカー。

ここから時給1100円、派遣元へは1320円で

仕事が振られている。

これを大手派遣会社が受注し、下請け・・・というより

グループ小会社の派遣会社へ下ろしている。

この際に900円まで時給は落ち込んでいる。

そして地元の岩手の会社へジャンプする。

ここで時給は750円、マージン込みで860円に

なるのだ。

これを時給700円交通費・昼食別にして広告を

出し、朝刊配布の一時間後には売れきっちまっ

たってカラクリだ。

大本が直接雇用すれば、1300円の雇用が生ま

れるってのに、それをよくも時間600円も中抜き

出来たものだ。

搾取に搾取が連鎖する。

現代日本の経済が顕著に現れているな。

大手派遣会社は今日もせっせと自民党に莫大な

献金を続けているが、彼らが底辺の痛みを知る

ことは決してないのもジャパンスタイルだ。

       

      

昨日の記事を思い出してくれ。

ちょっとだけ算数の時間だ。

物価のさほど変わらない場所で、

時給700円-αの単発仕事が月に二度。

この状況で未来が見えるのか。

灰色の電卓がはじき出す数値は何だろう。

答えが、今の日本だ。

       

          

東京と地方の物価がさほど変わらなくなってきてい

るってことは前回言っただろう。

だが、自治体の保障や、賃金の差は途方もなく

激しいわけだ。

昨日の予算国会でも討論されていたが、

年金の格差に至っては現在五倍程度あるらしい。

全ての格差が集約して、こういうところに現れる

んだ。

(しかも、予算委員会の中継を見ていた人は既に

怒っているだろうが、年金改ざんについては、調査に

限界があり、明日から始まる立ち入り調査についても

見せ掛けのパフォーマンスな部分も多いようだ。

更に野党の意見にあった、改ざんに携わった社保庁、

厚生省、政府の人間を処罰することについては、

時間の都合上全ては出来ないと逃げる始末。

政府よりの職員だけが処罰されない実態が本当に

見えてきたな。日本は本格的に終わってきた)

こういう実態の中、地方への財源委譲という名の

強者への減税を行った自民党政策。

カモフラージュで三億程度委譲されたところで、

どうにかなるものじゃないのは行って肌で感じたし、

中抜きされつくした抜け殻が二週に一度落とされて、

それを巡って地方の若者は生きるか死ぬかを繰り

広げているってのに、

ふるさと納税だとか、財源委譲だとかは甚だ馬鹿げ

ているし、それを利用して

「地方に道路を」

とほざき続けている自民党の旧道路族たちは

まじで頭がおかしいんじゃないかと疑うぜ。

おれが数日回っただけでこの有様がわかるんだ。

出身の議員達が惨状を知らないはずがないんだ。

道路を作って票を集めるよりも、

どうして根幹の税金やシステムを変えてやろうという

発想が出てこないのか。

      

格差は新自由経済の歪だけで出来たんじゃない。

それを利用して身内の利益だけを極大化しようと

した政府や経済界のせいで出来たんだよ。

それを確信した出張だった。

      

       

■補足

頭から映像が消えないようにもの凄いスピードで

今記事を書いているんで、読みにくいかもしれない

が、勘弁して欲しい。

あんた達に伝えたいことが山ほどあるんだ。

生きた情報をなるべく新鮮なうちにさばいておきた

いんで多めに見てくれ。

      

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有効求人倍率 東北出張おまけ 1

早朝六時。

地方都市と言っても、やっぱり朝は閑散としたものだ。

小鳥のさえずりのアンサンブルは、都市部よりずっと

深みと輪唱がいかしているし、高層ビル群の変わりに

緑を少しばかり薄めた山々が見えるが、

駅前は車も人も数えられるほどだった。

だが、車の流れを避けるように、

小さな旧式のビルの袂に集団が。

じっと動かず、きれいに整列して並んでいる。

まるでそこだけ東京の新橋や船橋の朝である

かのように、酸素の薄い空間が作られていた。

          

          

東北は一点の疑いの余地もなく秋晴れ。

一面の紅葉とはいかずちょっと残念だったが、

寒波と引きかけに現れる一面の紅の世界と

引き換えに、おれの細胞が残らず伸びをしそうな

空と土と虫と空気があった。

「気持ちのいい空ですね」

ってのはよく言われるらしいから、ちょっと捻って、

「もう、全部が空ですね」

と、重松清風に言ってみたが、それもやっぱり

何度も言われるらしい。

「東京の人は感動するらしいね。おらたちにはわか

んねーけど」

無限の色を持つ大自然の前では、人間の持つ言葉

のレパートリーなどものの数では無いのだろう。

誰もが神秘の風を扇がれて、最初の鼓動へと時計

を戻すのだ。

         

      

初日は福島から入ったんだけど、ここでは

岩手のことを書こう。

花巻、盛岡、釜石。

三大都市とその周辺を見てきた。

天気予報は時折ブルーの傘を映していたが、

おれの滞在中は見事に晴れ。

読者も時折してくるが、おれは根っからの晴男

らしい。

何を非科学的ななんてつまらない議論はよそう。

クリスタルのように幾重にも太陽を反射する

草木や森、そして大地を這う虫の甲殻に、

化学なんてほとんど通用しないだろう。

      

帰宅してすぐに、マガジン用にLASTEDEN、

アースリーパラダイス。有料マガジン用に年金

神話と農業ってのを書いた。

とにかく書きたいと思っていたことを、すぐに文章に

したくなる。

一日遅れれば、それだけ鮮度が薄れるんだ。

おれが三流だからと言われればそれまでだけど、

頭の中の世界だけじゃどうしても限界ってあるんだ

よな。静かな部屋より、雑踏の中のカフェで書くほう

がうんとはかどるのはきっとこのせいだ。

で、残りの一つを今書いているってわけ。

ポーカーの最後の一枚は、求人についてだ。

         

冒頭の一団は、派遣で集められた若者達だ。

東京と同じく、早朝に不作為の人間が集められ、

名前を番号に置き換えて点呼して出発する。

夜まで肉体労働をこなすと、また同じ場所に

連れてこられ、静かに散っていくのだ。

       

福島、岩手、秋田の求人倍率は105%だった。

これは役所の人間が勝ち誇って言った数字。

そしてこれを盾にして、駅前で演説していた

某党の政治家は

「仕事はあるんです。若い人が選り好みしている。

給金が低いのも、東京を基準にしているからです。

土地に見合ったお給料と言うのがあるでしょう」

と恥ずかしげも無くほざくのだ。

      

東京は物価が高いから、それだけ給料が必要。

これは高度経済成長期にその現象があったことで、

未だに一部の人間に信じられている都市伝説だ。

どうして彼らは口で言う前に、実際に自分で行って

調べないのだろうか。

米、パン粉、バナナ、醤油、ケチャップ、長ネギ、

鳥モモ肉、豚ひき肉、さんま、ホタテ、いわし、

寝具セット、エアコン、液晶テレビ、ゲームソフト。

これらの値段を東京の練馬、江東、成城の三つの

スーパーと、福島、岩手、秋田で立ち寄った三つの

スーパーで比べてみた。

勿論、家電系は同商品で比べてるよ。

      

練馬 143,760円 

江東 147,625円

成城 138,200円 

福島 138,518円

岩手 140,002円

秋田 139,600円 

    

これのどこに差があるんだろうか。

最も富裕層が暮らす成城が一番安価な理由を、

三位一体推進委員会の皆さん、どうか演説よろしく。

    

沖縄で自給自足だとか、土地を持っていて農業も

しているなら別だが、普通に暮らす分には、東京も

田舎も大した差は出ないよ。

おかげでおれは見知らぬ土地で、与党議員の関係

者と口論する羽目になるところだった。

危ない危ない。

おっと、派遣組みが出発するぜ。

彼らと同行するのは、以前にも何度もやっているから、

おれたちは先回りしよう。

とりあえず新聞広告を管理している会社にGO。

安心してくれ、ちゃんとアポは取っているから。

そしてその後は、ちょっと愉快な算数の時間だ。

             

             

■ちょっと■

有料マガジン等では詳しくレポートしていくけど、

地方の老人ホームや商店街は、悲惨と言う言葉

しか当てはまらないくらい酷いものだった。

人口はけっこういる都市なのに、夜のゴールデン

タイムに人影さえない。

冗談みたいな話ですが、バスの運転手に聞くと

こう言っていた。

「若者は本当に金がないんだよ。だから全然

遊ばない。外食産業も量販店もどんどん潰れてる」

都会の若者も金の無さでは負けてないが、

ここまで市場が凍りついているのを見ると、

正直愕然とした。

自民党が掲げた新自由経済は、ようやく見直しの

岐路にあるが、それとはもはや無関係に、日本中

の都市が滅びてしまったのかもしれない。

生き残りをかけた競争は、結果のどかに暮らすこ

を悪だと定義し、お国のためにワーカホリックに生

きることでしか道を見つけられない社会が出来た。

結果、地方が死に、都心部だって亡者みたいな

自律神経がいっちまった連中が下を向いて歩く

カオスタウンに成り下がった。

そして政府が推奨した素晴らしき競争も、

おれたちにはなんの恩恵も無い、最低の出来レー

スだったんだから、救われない。

だけど、一番悲しいことは、

そんな現状でも、地方の方が与党への信頼が

高いんだ。

「自民党の言うとおりにしていれば・・・」

小泉改革以来、これをずっと唱えながら、

来ることのない朝日を待ち焦がれているのだ。

      

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2008-10-13

ただいま

ただいま。

さっき東京に戻ってきた。

ロス疑惑の三浦氏のスイサイド。

日経平均8100円の驚愕。

アメリカの北朝鮮への思いやり。

離れている間のビッグニュースはこんな所だろうか。

         

ロス疑惑は正直わからない。

アメリカの手に渡った時点でどうにでも出来る状況

だったんだし、これだけ力を入れて、他国の司法に

圧力までかけて引っ張ってきた容疑者を、自殺する

時間をたっぷり与えるほど緩い監視をしていた意味

がわからない。

証拠を提示するのかしないのかは知ったことじゃない

が、何をしようとアメリカ捜査当局の面目が保たれる

結果は変わらない。

            

日経平均8100円台。

緩やかな下降線を下る数字にドキドキするのは

スリルがあるんだろうが、こんなことで危機の真相

を見ることは出来ない。

10000から8000に落ちたというのは、

日本の市場の価値が五分の一減った。

それだけのことだ。

庶民に襲い掛かる波は、虎視眈々とデジタルの数値

の向こう側で、ふくらはぎを硬くして待ち構えている。

因みに7700円を切ると戦後最低の数字になる。

前回はバブル崩壊時。

ただ前回と違うのは、好景気に溜め込んだ余力が

国民にないことだ。

自民党政策で、痛みを伴って作り上げた空前の好景

気は、最上階だけに莫大な資産を残し、終わってし

まった。

生き残りをかけた地獄絵図は、いつだって庶民の

中だけで繰り広げられるのだ。

      

最後に北朝鮮問題か。

これは勘違いしている人が多いけど、一連の流れは

日米双方が手打ち済みのことだ。

北朝鮮のテロ支援国家指定の解除については、

報道の通り事前に政府に連絡が入っていたが、

自民党はいつも通り

「おおせのままに」と服従するだけだ。

そこはいつもと一緒。

だが、麻生が頭が切れたのは、

事前に日本への連絡があったこと。

日本は到底許すことは出来ないという姿勢を

打ち出したことを明言してくれること。

この二点を頼んだのだ。

理由は勿論、日本はアメリカ政府に軽視されている

わけじゃないですよという体裁を保つため。

勿論、国内限定でね。

それを条件に、北朝鮮のテロ支援国家指定解除を

黙認したのだ。

小泉、安倍があれだけ莫大な金を使い、

日本を半壊させてまでやってもらったテロ支援国家指

定だが、ここであっさりと翻されたわけだ。

国を挙げてアメリカに貢いできたのに、

こんな小事さえ日本の意思は反映されないのだ。

北朝鮮への経済制裁の延長を決めた直後に、

アメリカにまったく無視されていることを証明しちまっ

た麻生。

赤っ恥もいいところだろうが、

これがいい機会なんじゃないのか。

今のアメリカに一点張りでしがみついている理由

なんてもうない。

ドルをなんとか起こすために、どれだけの国益を

損失しているのか、総理自身だってよくわかっている

だろう。

産経や読売と提携して自民がやったねじれ国会時の

「国益の損失」の数千億倍の金が無駄になっている。

       

いい加減、目を覚ませよ。

国内限定でプライドを保とうと必死なのかも

しれないが、世界だって別に驚きはしていないぜ。

日本はとっくにアメリカの植民地だと

思われているんだから。

         

          

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2008-10-12

六千兆円が消える日

ある日突然、地球上から何かが消えてなくなる。

バランスを取っていた支えを失って、

ありとあらゆるものが倒れるのだ。

残されたのは虚空だけで、

気圧の下がったブラックホールに、

何千万・・・いや、何億って連中が引き込まれ、

次の世界を模索する為の反面教師として

奉られるのだ。

    

不良債権処理がどのくらいまで難航するのか

知らないが、確実に言える事は、

間もなく、この地球上から6000兆なんて

ふざけた金が消滅して、それと同等の人間が

もだえ苦しむ。

杖を失った世界大統領は転げ込むだろうし、

事態の大きさにEU4カ国連合も口を開けて

呆然としているほど。

消滅の日。運命の日。奇跡の日。

ネームは何だっていいが、

新自由経済、はたまた資本主義が音を立てて

崩れいく瞬間を、まさか拝めるなんてね。

嬉しいのか、恐ろしいのか。

         

おれの世代は最悪のアイスエイジ最後尾だが、

世紀の切り替わりを見て、グランドゼロを見て、

日本がワールドカップを開催しちまうなんて

夢のような瞬間にも立ち会えた。

まさかこれに経済の崩壊と新生のカオスまで

付録がつくなんて、なんてイかした世代だろう。

そう思わないか。

         

         

発言をまとめようかな。

オバマ

「この金融危機は米市場最悪の恐慌だ」

         

何を今更・・・だが、大統領の立場でこれを発言

したってことは、事態は相当に重いってことの証明

でもあるか。

アメリカ経済そのものが崩壊しようって時だから、

最悪だと同時に最後の恐慌になりかねないけどな。

でもそうなりゃ世界も終わりか。 

            

国連安保理
「サブプライム-プライム恐慌は百年に一度クラ

スの大惨事になる」

         

世紀に一度か。ニューディール並だってことか。

だが、今回は政治の失態が原因で、その失態は

日本の自民党と米の共和党が唯一無二の最強

だと信じて推進してきた日米型資本主義が元に

なって起きている。

完全に支配者層の私欲に世界全土が巻き込ま

れた形だよな。

債権を買った世界中の企業や投資家は勿論

阿呆だとしか言えないが、

地球史上最大の商品を生み出して、

見事なセールストークで売りさばいたアメリカも

なかなかのものだな。

         

以前にも欧州研修のレポートで書いたけど、

日米より人を欺いて金を掠め取るのが

うまい民族はいない。

国規模のものだってそうだし、

チャチな詐欺ひとつとっても、超格差資本主義

は目が飛び出るほど巧妙で、他国の追随を

許さないのだ。

誇らしかったり、そうでなかったりだけど。

         

麻生(7日国会)

       
「不況ですから、中小企業の資金繰りなんかに

配慮が必要ですね」

      

相変わらず日本の国会は何言ってんだか。

中小企業の刹那的な資金繰りはわかったし、

補正予算の黒い部分は多めに見るが、

いい加減具体的に恐慌への対策をしたらどうだ。

日本は不良債権は少ないと言われてても、

代わりにあんたらのおかげさまで、

恐慌が来る前からスタグフレーションで

国民生活は窮地なんだ。

更に企業の設備投資マインドは大幅減退、

消費市場も凍りついている。

日銀が既に国家予算の三分の一近くの金を、

海外の投資家の為にくれてやっているが、

あんな延命カンフル剤だけでどうにかなると

でも思ってるんだろうか。

第一、経済のため銀行だけ助けるなんて、

いつの時代のやり方だ。

これだけの緊急事態に、銀行の貸し渋りが

解決したくらいじゃ、消費意欲は回復しないぜ。

それとも、郵政を売却して軍事利権で回復す

ればとでも…。

         

極論かもしれないが、状況がシビアに

なったんだから、森も公明党と話し合って、

麻生から別の人間に総理を変えた方が

いいんじゃないか。

どうせ支持率回復するまで選挙はやらないん

だろうし、総理がちょくちょく代わることには

もう国民は慣れっこだ。今更驚きはしないよ。

体調が悪いとか、民主党がいじめるからと

お決まりの文句で去ればいい。

政権争いも大事だろうし、海上給油はアメリカ

の為の至上命題だろうが、

そのアメリカ経済が崩壊しちまえば、

今の自民党という組織そのものが存在意義を

失うことになるんじゃないのか。

政権交代がいやなら、とりあえず誰でもいいから、

減税を含めた法案や、個人預金保護、派遣法の規

制など、最低限の準備はやってくれなくちゃ困るが、

麻生じゃそこまで頭が回らないからな。

やつは総理になって化けの皮が剥がれちまった。

よく聞く評判は口だけだ。

身内にそう言われるんだから、よっぽどなんだろう。

         

今何をするかで、ダメージも大きく変わる。

アメリカでさえ大分濁っているが、減税や消費

促進に動き出している。

経団連の顔色ばかり伺ってないで、

世紀に一度の窮地くらい、国民の顔を見たら

どうだ。

あんたらが捨て駒にしていざなぎ超えを実現

させた連中は、どんな瞳の色で自民党を見て

いるのか。最後くらい真正面から覗いてやれよ。

         

怒りと悲しみと絶望の色は、

きっとそんな色をしているんだぜ。

永田町にはないカラーだろう。

でも、それが日本の今の色なのさ。

                  

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2008-10-11

2001年グーグルの旅

「2001年版グーグル」をご存知でしょうか?

『創立10周年を記念して「2001 Google search」と

呼ばれるWebサイトを、10月末までの期間限定で

開設したことを明らかにした。

約7年前の2001年1月時点のインデックス情報に

基づいた検索が可能だ。』

とニュースにはあります。

    

2001年といえば、私はパソコンやネットをほとんど

使ったことがありませんでした。

面白そうなので試しに検索してみます。

「グレーウォーク」らしい(?)言葉を打ち込んでみます。

赤字は2001年版で青字は現在のグーグルの検索結果です。

検索ワード「格差社会」

Results 1 - 10 of about 48,400 for 格差社会.

情報格差、デジタル・ディバイドについてが多いようです。

今の意味合いではほとんど使われていなかったようですね。

検索結果 約 877,000 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒)

          

検索ワード「ワーキングプア」

Results 1 - 5 of about 5 for ワーキングプア.

たった5件です。海外でのみ使われていたようですね。

検索結果 約 1,780,000 件中 1 - 10 件目 (0.20 秒)

    

検索ワード「ネットカフェ難民」

Results 1 - 10 of about 48 for ネットカフェ難民.

まだ「ネットカフェ難民」という言葉は使われていません。

検索結果 約 1,450,000 件中 1 - 10 件目 (0.10 秒)

            

検索ワード「貧困層」

Results 1 - 10 of about 4,700 for 貧困層.

数はそれなりにありますが、発展途上国の貧困層

についてばかりですね。日本での働く貧困層につい

ては無いようです。

検索結果 約 716,000 件中 1 - 10 件目 (0.21 秒)

         

検索ワード「日雇い派遣」

Results 1 - 10 of about 15 for 日雇い派遣.

たったの15件です。

検索結果 約 652,000 件中 1 - 10 件目 (0.17 秒)

             

検索ワード「自殺者数 3万人」

Results 1 - 10 of about 908 for 自殺者数 3万人.

「最近自殺者数が急増している」という指摘が出始め

たころのようです。消費税率をアップした翌年の98

年から急増して今に至っています。

検索結果 約 1,470,000 件中 1 - 10 件目 (0.16 秒)

         

「ワーキングプア」、「ネットカフェ難民」、「日雇い派遣」、

これらの言葉は今でこそ誰でも知っている言葉だと思

いますが、7年前はほとんど誰も使っていませんでした。

「格差社会」、「貧困層」は、以前の意味合いとは違い

日本国内での経済・労働問題で使われる言葉になりま

した。

         

ネット環境や普及率が違うので単純に検索数での

比較はできませんが、「格差社会」や「ワーキング

プア」が一般的な言葉になると7年前に誰が予想

できたでしょうか。

最近思うんです。ちょっと前までこんな言葉は聞い

たことがなかったな、って。

       

7年前に誰が予想できたでしょうか。

誰かいないかな、と思い「2ちゃんねる」に登場して

いただきます。

          

「2chトップ」
http://web.archive.org/web/20010823080057/www.2ch.net/

          

すると、「小泉内閣って怖くねーか?」というスレッド

があります。これは興味深いタイトルですね。ラッキ

ーなことにここは中のカキコミも見ることができます。

         
小泉内閣って、と言うより、小泉って怖くねーか?

国会で、野党議員の拍手喝采を受けながら、身振

り手振りで持論を捲し立てる姿は、大衆扇動家の

姿を彷彿させる。…と言うことで、小泉丸の行く末を

議論してみませんか?

         
いうカキコミから始まっています。

大衆扇動家、まさにその通りでしたね。

最後の一部しか見ることができませんが、いくつか拾

ってみます。

       
612名前:名無しさん@1周年 投稿日:2001/06/27(水)

大体さぁ、この先ずーと銀行金利は殆ど0%で銀行に

は楽々稼がせてやって大衆には自由経済だから失業

してくださいだろ。

それが3年(低金利は最低でもあと五年は続く)以上

も続くのになんでこんなヤツを応援しなきゃならんのだ。

株式市場も実態経済も歪めて支配するただの国家

社会主義じゃないか。

大衆って本当に考える能力があるのか?

          
29 名前:名無しさん@1周年 投稿日:2001/06/28(木)

小泉内閣は国債発行を押さえる為に予算を減額す

るが、それが企業倒産を容認すると減額分に逆乗

数効果加わった分だけGDPが下がる。

IT投資は乗数効果でみると即効性がないので殆ど

予算がスライドするだけである。

そのギャップは間違いなくマイナス成長となり、民間

消費は更に冷え込み地価と株価の下落は逆資産効

果を生み出し、高額な耐久消費財の購入は見送られ、

自動車や高額な家電などの売上げは下落するであろ

う。

住宅購入促進策もあらかたの層は購入した上にデフ

レ進行で先行きの値下がり不安(期待)と雇用不安か

ら効果は逓減の一路を辿るはずである。

唯一の住宅需要と言えば低金利を利用した建て替くら

いである。

数年もしないうちに金融機関のB/Sは毀損してしまい

不良債権処理どころか破綻懸念の危機に陥る可能

性さえ否定できない。

その中で何が生まれて経済を牽引してくれるのだろ

うか・・・・。

            

643 名前:リパブリカーンズ 投稿日:2001/06/29(金)

小泉内閣の例外なき構造改革には限界がある。自分

たちがかつて行ってきた失政を国民につけをまわし、

自分たちはそれから免れる。このような論理が通用

するはずがないことは自明のことだ。それと小泉氏

は盛んに郵政3事業の民営化を主張するが、これ

も自分とはほとんど利害関係ない圧力団体をスケー

プゴートにし、国民受けをねらって、自らの利害関

係のある厚生省ひいては日本医師会解体等には

手をつけない。はっきりいってご都合主義的「構造

改革」であるといわざるをえない。

         
646 名前:名無しさん 投稿日:2001/06/29(金)

自民党本部に小泉の巨大ポスターをかがげているが

これは、独裁国家が銅像を作るのと同じ意味がある

ように感じるが?

      

現在の日本経済を予感させることを書いている人

もいたんですね。

なかなか鋭い指摘がされていますね。

       

さて、今まで7年前のことを見てきましたが、7年後

はどうなっているでしょうか。

7年後、2015年に「2008年版グーグル」があった

としたら、私たちはどんな言葉を打ち込んでみたい

と思うのでしょうか。

今、世界は金融危機に直面し世界同時不況に突入

しつつあります。

今ほど未来の予想が難しい時はないと思います。

「格差社会」や「ワーキングプア」が死語になってい

ることを願いながら、私の「2001年グーグルの旅」

を終わりにします。

         
みなさんも「2001年グーグルの旅」へ行ってみる

のはどうでしょう?

期間限定なのでご搭乗はお早めに…。

          

「2001年版グーグル」
http://www.google.com/search2001.html

      

最後に、面倒じゃなかったらクリックしていってくれ。

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2008-10-10

サムライリベンジ

「日本は失われた十年から復活した」

フランスのルモンドを発信源に、その言葉はすぐさま

極東の島国にも響いた。

サムライリベンジと名づけられたストーリーは、

日本の立ち回りを評価すると共に、

欧米の希望だとまで書かれるほど。

日本は失われた10年から復活した。巨大なバブル

崩壊からも立ち直ることができる証しであり、欧米

にも希望を抱かせる。世界でほぼ唯一『サブプラ

イムの毒』を味わわなかったのが日本の銀行だ。

どうするよ。べた褒めだな。

こんな記事に踊らされて、日本人が安堵するとでも

思ったんだろうか。

そして隠れ不良債権が山ほどあると言われている欧

米の投資家が、日本を目指すとでも? 

欧米にとってJAPANって国はひどく曖昧だ。

場所もなんとなく知っていて、どんな国かもぼんやりと

は聞いたことがあって、でも実際のところ詳しいことは

あまり知らない。

そんな場所をピンポイトで選んで、無根拠な安堵感を

植えつけたいのか、それとも記者さえもシンプルに日

本のことを詳しく知らなかったのか。

         

どちらかはわからないが、日本の現在のスタンスを

もろ手を挙げて褒めるなら、

超二極化社会とアメリカの半植民地。

この二点を考慮する必要があるってことを、

是非とも伝えたいね。

      

ルモンドはこうも書いている。

(アジアと言えば)中国に注目が行ってしまうが、

日本も侮れない。日本の復活など誰も気にしな

いと思うが、見習うべき部分もある

なんだ、おしい線までかすってるんじゃないか。

その通りさ。

世界第二位と言い続けているのは自民党と経団連

だけで、国民生活はとっくにランク外。

「そんな国がサブプライムの影響が少ないです」

と言ったところで、さほど気にされないし、

僅かな金持ちだけが資産を持っていますと言うの

は、旧体制の経済にいつまでもしがみつく支配者

がいて、同時に国民の政治参加意識が薄いです

と公言するようなもの。

どんなに今の構造を延命したって、

頭を撫でてくれるのはホワイトハウスだけだ。

            

         

超二極化社会とアメリカの半植民地の考察だったね。

まず前者。

野村がスタンダードチャーターズを抑えて、

リーマンのアジア、欧州を手中に収めたことだけを

取って、日本もなかなかのものだと褒めてくれているが、

こんなものは、誰も嬉しくない。

確かにリーマンの半分を買い取る体力が、

現時点であったことは凄いことだ。

だが、国民に比例した豊かさがあるわけじゃない。

一部のやつらに金が集中していて、

アジアトップの富裕層と、世界三十三位のその他

国民の生活が同居している物珍しい国なのだ。

しかも資源も観光も弱い島国なのにね。

    

後者は日本を語る上でもっと重要なことだ。

海外から見れば、日本とアメリカの関係は、

貿易上の円ドル相互と、日米同盟くらいのもんだ

ろうから仕方ないが、

日本はサブプライムの直撃があろうと無かろうと、

(早くも日本が第二波を食らうか食らわないかを

運命の12月なんて呼んでいる連中もいたな)

この国はアメリカを中心に回っていて、

アメリカが窮地に落ちれば日本もその下に沈み

こんで、アメリカを少しでも水面に押しやるための

踏み台になる運命だ。

故に、サムライリベンジなんてのはちゃんちゃら

おかしい話で、そもそも自民党にはリベンジどころ

か、一生日本国民を奴隷として自分達、しいては

ホワイトハウスのために酷使することしか考えて

いないのだ。

         

         

日本は思ったよりサブプライムに手を出していな

かった

       

当たり前だ。

星条旗のお墨付きのハイリスク商品に手を出さな

くても、この国は毎年のようにでたらめな額の米国

債を買っていて、それを損失額と考えるなら、

日本の国家予算が余分に一年組めちまうほどだ。

不良債権は一時的に政府が買い取って、

預金は一定額保障してやればいいが、

日本は年次改革要望書の呪縛からは逃げられないし、

国連と戦争とドルの為に都合よく駆り出される、

擬似植民地としてこれからも歩むんだからね。

これをわかってくれる国はいないし、

やはり日本は自らの力でこの鎖を正しい結び目に

戻さなくてはいけないってことだ。

         

               

週末はフィールドワークの範囲をぐっと広げて、

今度は東北へ行ってくる。出来るだけそのままの

生きた時間を切り取れるよう、努力するよ。

読者の経営する会社にもお邪魔する予定。

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2008-10-09

東京ミッドタウン

読者よりレポート

       

米粉加工販売会社「三笠フーズ」の汚染米転売事件

で、流通ルートに飲食料品卸最大手の商社

「国分(こくぶ)」(東京)が含まれていたにも関わらず、

農林水産省が同社を調査していなかったことが分か

った。

    

農水省の調査責任者は「(国分に売った)伝票が残

っていたのに調査していなかった。ミスだった」と陳謝、

再調査し公表する方針。

農水省による流通先の調査・公表をめぐっては、事

実関係の訂正が相次いでいる。調査漏れが発覚し

たのは初めて。

国分によると、同社は汚染米と知らされずに今年1

-2月、三笠フーズのグループ会社で警察強制捜

査を受けた「辰之巳」(東京)から、ベトナム産の米を

購入し、熊本県の酒造会社「六調子酒造」に9トンを、

「抜群酒造」に7・2トンをそれぞれ売却した。

辰之巳から販売先への仲介を依頼されたといい、

国分は米を帳簿上で売買し、1キロ当たり数円の

利ざやを得ていた。

米は直接、辰之巳から酒造2社に運ばれたという。

農水省は情報提供を受け、8月末から三笠フーズと

辰之巳を調査。両社に残っていた伝票を基に流通

先を割り出し、追跡調査を始めた。

その過程で、辰之巳の伝票に、販売先として国分の

社名があったことが判明。農水省は国分から汚染米

を買った酒造2社を先に調査し、両社の焼酎の材料

に使われていたことを確認した。

しかしその後も国分の調査はしなかった。農水省の

調査責任者は「汚染米の最終的な使途が分かったた

め、国分の調査を失念してしまっていた」としている。

国分によると、汚染米は酒造2社以外には売ってい

ないという。

(中日新聞)

      

   

>国分によると、汚染米は酒造2社以外には売って

いないという。

本当なんでしょうか?

      
≪他の疑問など≫

MA米輸入が義務じゃないのに義務だと主張して積極

的に受け入れた国の方針

アフラトキシンB1についてはまだ政府公表していない

アフラトキシンB1についてはほとんどマスコミは報道

していない

「国分」ルート(三笠フーズ)は調査終了としていた

伝票がないから「米でんぷん」出荷ルート分からず、

島田化学工業は調査終了

汚染カドミウム米の行方

      

「医師板からのコピペ」 のコピペです。

40 :逃亡者:2008/09/13(土) 01:26:17 ID:23fUP1Pf0

2年前から大阪で勤務しているが、以前の勤務地と

比較して大阪は本当に肝臓癌の患者が多いと感じ

た。消化器内科からTAE(肝動脈塞栓)の依頼が次

から次へとくる。

で、ずっと疑問に感じていたことがある。大阪では患

者の殆どが男性なのだ。おまけにウイルスフリーもち

らほらいる。それでHCV・HBV以外にも肝臓癌の原因

はきっとあるに違いないと、大阪に来てからずっと思っ

ていた。

今回この事件を知って二度驚いた。ひとつは不謹慎

だけど、「あー、やっぱり」っていう驚き。実際には因

果関係を証明するのは無理でしょう。でも治療してい

る私の実感としてはピッタリだったてことなんですよね。

そういう驚き。

もうひとつは、自分も肝臓癌になる可能性があるって

いう驚き。というより、恐怖だろうか。

肝臓癌の治療すればするほど思うのだが、本当に治

らない。今では絶対に治らないという確信さえ持って

いる。最期が悲惨なだけに考えてもみなかったことだ。

肝臓癌になるかどうかは別にしても、今はこんな情け

ない国に生まれてきたことが悔まれて仕方がない。

      

こういうのを見ると肝臓ガンとの因果関係が気になり

ますね。現役の医師の実感というのがリアルで。

    

三笠フーズが発覚して農水省でどんな「方針」にした

のか分かりませんが、これは相当とんでもない事態

が起こっていたのではないでしょうか?

「アフラトキシンB1」がどうしても気になるんですよね。

他にも隠していることは山盛りだと思うんですよね。

隠し事が山盛りで毒も山盛り、なんて。

ジョークにもなりません。

食品も「安かろう悪かろう」なんですね。

老後の医療費を考えたら食費をケチってる場合じゃ

ないですね。貧乏人には厳しい国になりました。

         

読者メールはここまで。

       

安かろう悪かろう。

これは食品に限ったことじゃない。

以前に洒落で本を作って配った時に、「東京ミッドタ

ウン」って短編を最後につけた。

六本木ミッドタウンが出来る前だし、構想さえない頃

だから、営業妨害にはならないろう。

話をかいつまむと、21世紀後半の話で、おれが

滅多に書かないフィクションで、しかも半ファンタジー。

自民党の経済政策がそのまま22世紀まで続いたこ

とを想定して、それぞれの業種、分野のやつに予測を

してもらって集約したのものだ。

(原稿用紙たった四十枚程度だが、えらく時間がかか

ったのを覚えているよ)

代表的なのは、支配層のみしか住めない街が、今の

港区、世田谷区に作られる。(東京ミッドタウン)

全てのものが二極化して、支配層が買うものとその他

の庶民の買うもので価格帯が数十倍の差がでる。

ミッドタウンとその他の地域では寿命、死亡率、犯罪数、

収入が大きく異なり、まるで別の国のようになる。

東京ミットタウン内に住む為には政府関連団体が主催

するパーティに十回参加する必要があるが、その招待

券一枚が庶民の年収とほぼ同額。

国民はA~E層に分けられて、ランクが下がるほど遠

くに住むことになる。

東京から離れれば離れるほど治安や食の危機は増し、

スラム化する。

通行証IDが国民日一人一人に渡されていて、住基ネ

ットと連動している。

許可された地域にしか入ることはできない。

東京ミッドタウンに入れるIDを持つのは政治家や官

僚、資本家や経済界の面々のみ。

選挙権はC層からもらえる。

国家反逆罪が制定されていて、B層以下の人間が

集会を開いたり、反体制的な発言を公ですると即

死刑。

2018年に行われた国民投票で、核武装、戦争参

加はOKになっている。

世界有数の核開発国として特殊産業は急成長。

2020年にアメリカが経済破綻を迎えるが、日本

のドル建てで支えられ、再び日米支配、日米資本

主義が世界の中心となる。

年次改革要望書が渡される日は祭日で、首相が

米大統領を訪問する様子がテレビ中継される。

貧しい庶民が上の階層へ行くためには大金が

必要だが、唯一残された手段として、軍隊に入隊し、

戦争へ赴くこと。残された家族はC層の生活が約束

される。行った本人は鉄砲玉として使われる。

         

あくまでフィクションだけど、でも結構反応良かったん

だよな。小さなCGデザインの会社で役員している人

が、ショートフィルムで映像化したいって話もあって、

企画書まで見せてくれたんだけど、やっぱり駄目だ

ったのかな。

         

それは余談だが、全ての二極化は進んでいて、

今はもう東京ミッドタウンを心から馬鹿話としては

笑えないだろう。

危険でも安いものを食うしかないやつが日本には

ゴロゴロいて、働いても働いても報われないシステ

ムが知らぬ間に構築されてしまったことに、結構な

数のやつがようやく気付きだしたはずだ。

          

でも、東京ミッドタウンは再現されないだろう。

(経済破綻の予測だけとっても、10年も読み違えて

いるしね((笑)

以前のおれの予測よりずっと早いスピードで、

この国の国民は主権を取り戻しつつある。

永田町を見てみろ。総裁選ダービーで国民が全く

乗ってこず、埋蔵金のトリックが暴かれて焦っている

のは絶対支配者の自民党の方だ。

間もなく、我慢と忍耐を不幸に換金する馬鹿げた時

代は終わるのだ。

あんたらの手によってね。

            

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2008-10-08

コミュニティライン

もらったメールを読んでいる中で、本題とは関係ない

んだけど、ちょっと気になる部分があった。

      

「テレビ局の制作費がこの10月改編から物凄く削

られている。その前から、広告収入がガタ減りして

真っ青」

      

テレビ番組製作のコストカットは前々からある話だ

し、故に廉価で作ろうとするあまり、関西テレビの

件や、出演料を安く出来るアナウンサーや若手芸

人ばかりを使うようになっている。

しっかり番組を作れる予算があるNHKが、

ゴールデン視聴率の1位を取る当たりでもそれは

現れているしね。

            

昔は民放のほうが電通マネーをどこまでもつぎ込

んで、盛大に番組を作っていたが、スポンサー離れ

が激しいことで、テレビ局には金がなくなっている。

要因は勿論視聴率の低下だ。

「国内の携帯には原則ワンセグをつけること」

なんて総務省経由で大人の事情(圧力)を働かせて、

実質視聴率なんて言葉で、なんとかテレビの広告料は

水準を保っているが、そんなものはテレビ局側の営業

も客である大企業も、砂上の楼閣だってことくらい知っ

ている。

       

影響力の面では、勿論テレビを上回るメディアは

ないし、ネットがテレビを逆転するってのもちょっと

考えづらいが、それでも両者間の市場がでたらめ

な勢いでインチを近づけているのは確かだ。

おかげで、最近テレビでは妙な会社のCMが多い

そうだ。

飲むだけで健康にとか、知能が活性化する成分

入りの・・・みたいなところが、当たり前のように

お昼の安価枠を買っているようだからね。

昔のテレビ局なら、そんな企業はお断りだったろうが、

それが出来ないあたり、テレビ局の苦しさが伝わっ

てくる。

          

気になったんで、そのまま聞いてみた。

前職の関係で、テレビ関係は結構知り合いがいる

からね。答えは面白くもないほどシンプルだった。

「視聴率が下がってるからね。十年前と比べて、一

つの番組を作る予算が半分以下だ。

今年の第三クール(10月からって意味らしい)から

は更にカットされるし、下請けにはどんどん値を下

げさせているよ。局側の人間の稼動費は変わらな

いから、なるべく外注するしかないんだよ。

本体が全部作ったら、今の予算じゃとても足りない。

特番くらいじゃないの。本局側主導で作るのは」

だそう。

ニュースやNHKの情報番組、それに時々やるドキュ

メント、あと海外旅行系の番組がなくならなければ、

おれはそれで良いし、予算削減はほぼ全ての業界

で共通の話だ。

日本の場合、社会形態の崩壊から、それがダイレ

クトに下請けいじめに走っちまうが、テレビ局も例外

じゃなかったって話だ。

      

でも、長い目で見るとそうも言ってられないんだろう。

バラエティ番組やくだらない三寸劇のドラマ。

つまらないというやつもいるんだろうが、でもあれら

が全部なくなったら、それこそつまらない社会だ。

自分が見ない癖にえらそうにと言われるとつらいが、

社会を構築する上で、笑いやジョークは必須なのだ。

真面目なことばかりやってる民族なんて、これほど

最低な社会はない。

くだらない番組があるからこそ、もっとくらだらない

毎日がさほどでもなく思えたり、その小さな笑いで

救われるやつらがいるのだ。

事実、おれの知人に首吊りを考えていたが、テレビ

のくだらない番組を見ていたら、その気も失せたっ

てやつもいる。

何が役に立つかなんてわからないんだよな。

            

      

テレビの価値は薄れているし、NHK以外はどんど

ん番組自体も質素になっているが、

時代と折り合いつけてそこそこにやるべきってのと、

市場が小さくなっている以上、社員の給与も人員も

裂いて、他業種と同じように規模縮小していくしか

ないんじゃないのかな。

ただ、マスコミが衰退しすぎると、タイのように

国家反逆罪なんてぶっ飛んだ法律が当たり前の

ように適用される世界になる。

麻生や安倍だって、状況が違えばやりかねない

のは周知のことだ。

下準備は長年かけて整っているんだしね。

         

世論への影響と行政監視。

誰か妙案を考え付くやつはいないものかな。

リサーチ力と組織、そして報道の脈を、

うまく消費者、有権者のために使う策。

きっと、それは日本から生まれると思うんだけどな。

買いかぶりすぎか?

         

         

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灰色のベンチ 132号 本日配信

               


2008-10-07

DOWA BURNING

あんたは白、それとも黒?

好きなカラーやリバーシの先攻後攻を聞きたい訳じゃ

ないし、シルエット大臣の節制を憎む声でもない。

答えによってはあんたの自由は限りなく制限され、場

合によっちゃその場でトカレフで眉間を撃ち抜かれる。

バッドアンサーは勿論、黒だ。

       

何か悪いことをしたってんじゃない。

誰かと誰かが愛し合って、その結晶としてこの世界

に生まれた。

星の数ほどの色と面を持つ社会に、笑い、泣き、

楽しみ、哀れむ、ごく当たり前の人間だ。

ただ、肌の色が黒い。という一点を除いては。

       

黒人は野蛮で、貧しくて、白人が嫌い。

庶民はそんな理由で黒人を迫害した。

黒人を殺してもさほど罪にはならないし、

列車も食堂も仕事も何もかも、白と黒の住み分

けが徹底されたのだ。

         

安心してくれ。これはずっとずっと以前の

アメリカの話だ。

1960年代。半世紀前の大陸の出来事さ。

続きを言うと、

勿論、法の上ではとっくに肌の色は無関係だと

うたわれ、全て平等であると書かれている。

だけど、人々の心の上ではそうならなかった。

白と黒が融合するにはとんでもない時間が必要

だったのさ。

そう、とんでもない時間。

それは今この瞬間だって含まれているんだぜ。

何故なら、50年の時を経た今だって、

アメリカで完全に白人と黒人が平等だとは、

ちょっと言いがたいからだ。

黒人街は今でもたくさん存在しているし、

職の平等なんてちゃんちゃらおかしい言葉なのが

現状。

大企業は黒人雇用率なんてものを世間体で気に

しているが、そんないかれた悩みを抱えている

時点で、差別が心に残っている証拠なのだ。

今回、オバマが大統領になれば、黒人初の大統領

ということになるが、もしもそうなれば、差別の完全

な解消に一歩近づくんだろうけどね。

いや、黒人だからって理由で選ばれるのは本望じゃ

ないだろうが、未だに黒人差別の意識を持つ米国民

の中の一部のやつらも、変わるんじゃないかってこと。

            

          

遠く離れた日本も、他人ごとじゃない。

幸い、この国は、一様に皆黄色い肌だったおかげで、

強烈な黒人差別はなかったが、

それでもアメリカの影響が最も大きい国だから、

「黒人は怖い」という漠然とした意識は残っている

と思うんだよな。

六本木や麻布じゃそんなことはないだろうが、

まだまだ外国人に触れる機会のない地域は

たくさんあるからね。

でも、差別って程じゃないのは確か。

          

だけどな、日本にもそう生まれたってだけで、

どうにもならない差別がかつてあって、

それは未だに空気中の僅かな成分だけ残っている。

肌の色ではないが、そこで生まれた。

ただそれだけの理由で、未だに不自由の枷を

つけられている人らがね。

それが同和問題だ。

差別は無くなってきているし、法律もとっくに整備

されている。

だけど事実、この2008年現在だって、

同和地区出身ってだけで面接で落とす採用担当

者がいるし、探偵の身辺調査では同和地区出身

者かどうかを調べる項目がちゃんとある。

そういう見えないところに、差別はいつまでも蔓延

るのだ。

       

あまり深く言い過ぎると、どうやらそれ自体が

差別の促進だと言われるようなんで、ここでは

このくらいにしておくけど、でも最後に。

      

米国民は、表立って初の黒人大統領だとは声高

には言ったりしないし、オバマはそんな理由だけ

で当選したりはしないだろう。

焦点はイラク派兵と経済対策だ。

    

日本も同様。部落出身者が政府にとは誰も言わな

いし、総選挙ではスポットライトも当たらない。いや、

当たっちゃいけないことだ。

でも、心の差別はある。

難しい問題だけど、そういう側面もある。

これだけは覚えておいて欲しいことかもな。

            

※タイトルはミシシッピバーニングから。書くのを

 忘れてた。1064年の不朽の名作だ。多分アラン

 パーカーだったと思う。

         

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2008-10-06

MONDAYマーケット

中川昭一がテレビ番組にて、週明けの市場に答えが

あるとの発言をした。

他にも、

「予断を許さない(経済)状況だ」

「補正予算には(プライムバブルを加味した)大幅修正

が必要」

との見解が出るなど、ようやくってな感じだ。

世界から一ヶ月送れで、ようやく自民党にも、

危機感が出始めたらしい。

遅れた理由は言うまでもない、支持率回復の為の

自民党劇場を、一ヶ月のロングランで公開していた

せいだ。

いや、麻生に至っては、おそらくまだこの状況でも、

プライム不況の恐ろしさをわかっていないかに思え

る。

         

         

最近、情勢がえらい変動が激しかったから、

ちょっとここで整理をしておこう。

ここに書けるだけの情報は置いていくから、

読者自身でニュースと融合させて、より多くの行間を

拾い集めてくれ。

   

まず自民党サイド。

早期解散を望んでいるのはどちらかと言うと地方。

知人の地方自民党本部の人間も、

「ここまで来たら総選挙に打って出るしかない。

色々かき乱して、いざ数字(支持率)を見たら低かっ

たのでやりませんでは国民が納得しないと思う。

経済悪化のタイミングに空白を作ってしまったのは

本当にまずかった。このままでは延ばせば延ばすほ

ど求心力は落ちる」

と言っていた。

総裁選では地方は満場一致で麻生にかけたが、そ

の麻生も思ったより支持されていない。

ご祝儀支持率が45%という最悪の展開だ。

なんとか60%に刹那的でも持っていって、即選挙と

いう策だろうが、宮崎に滅多に寄り付かない知事を

加えたくらいで、今の国民が欺けるかは疑問だ。

            

               

         

野党サイド。

読者でも数人が指摘している通り、キーマンは輿石

だろう。

民主党が現野党連合として政権を取った場合、

国新の田中を内政関係にあてたり、

生活の専門家である福島瑞穂を消費者に近い場所

に配属するのが有効だろう。

そして共産が議席を伸ばすことが有力視されている

ことから、共産党からの大臣起用も考えられる。

昨日書いたように、平沼を長妻と組ませて郵政対策

に置くってのも悪くない。

            

だが、あくまで経済のボードは民主が握る。

これは絶対だ。

そしてそこで登場するのが輿石だ。

彼の経済方針は今までの日本とは全く異なり、

簡単に言うと社会の上下の差を縮める…と言うより

は、ピラミッドの下へ下へと圧力がかかる構造を、

緩和するものだ。

欧州社会の構造をモデルにしていて、縦の圧力から

横への圧力に変えるシステムだ。

当然、自民党の大好きな「競争力」とやらは一時的に

落ちるだろうが(奴隷システムや銀行チェックの徹底化

による裏金の激減でね)、いくら大企業に競争力がつい

たって、政府が国民に恩恵を与えないのは、ここ十年

で証明されている。だったらそんなものは不要だし、

国民生活にゆとりが出てきて、それによって経済がうま

く循環していく方がいいに決まっている。

先進国の看板を取り戻したいと躍起になっているのは、

自民党と経団連だけだしな。

そんなラベルをアメリカにもらわなくても、日本より豊か

な暮らしをしている国は腐るほどあるんだ。

               

ただ一つ障害として、読者が情報をくれた。

         

北欧の場合これほど高齢化していないのと、コ

ミュニティがしっかりしていて、相互補助の考え

方が徹底している。

日本の場合はコミュニティが崩壊しているから、

幾ら掛け声出しても金を出しても効果は薄いだ

ろう。

               

確かにここが問題かもな。

殺伐とした新自由経済の時代で、国民の心は荒みに

荒んだ。自殺率の高水準維持、労働者の三分の一

以上に未来がない国じゃ、それも仕方ないだろう。

それをゆっくり紐解いていく時間と策が必要だ。

ここは経済界とホワイトハウスにべったりの自民には

絶対に出せないところ。

心への政策ってのが実は一番大事なんだけどな。

       

         

経済ちょっとだけ。

リーマンの最新情報が入った。

野村とスタンダードが争ったアジア部門買収が手打ち

になって、実質は野村が手中に収めたが、香港への

配慮も結構いい条件らしい。

どんな大恐慌でも、そこに旨みを見つけてありつくや

つはいるものだ。

         

リーマンは六本木を引き払い、別の場所へ移動する

案が濃厚だそうだ。

既に財閥系の不動産会社数社にオファーが出ている。

リーマンの残り組みは三割弱が再雇用され、残りは

方々に散るそうだ。

まあ、職に困る連中じゃないので、うまくやるだろう。

そこはちっとも懸念も心配もしていないよ。

ただ、あんたの会社にも秋の中途入社として、

「前職はリーマンBです」

なんてやつが来る可能性があるってことだ。

銀行や商社の人は尚更可能性大。

暖かく迎えてやるといい。

やつらのプライドは今ズタズタだ。

            

          

最後にアメリカとその他海外。

共和と民主がデッドヒート。

日本の自民と民主の競争とマッチングしているが、

根本的に違う部分がある。

それは日本の場合、大きく言うと、

資本家や大企業の自民党と、

会社員や労働者の民主党という構図だよな。

支配者と被支配者の対立が顕著だ。

だけどアメリカの場合はそうじゃない。

共和も民主もいずれも拮抗した支持基盤を持って

いるんだ。

だから、オバマが勝てばアメリカそのものが

大きく変化することになる。

力を握っていた企業も銀行も団体も、そっくりその

まま引っくり返るのだ。

不良債権の山をどうするかが課題である以上、

発信源のアメリカは経済に膨大なチェック機能を

働かせて、黒い金を極力表に出していくだろう。

それでも追いつかないが、やり続けるのだ。

それしか方法がないからね。

EUも。既にブレアやベルルスコーニら四強が協力

して、もっとも地下に潜った危険債権が多いと言わ

れる市場をなんとかしようと動き出した。

ロシアも同様だ。

残念ながら、日本だけがアメリカの指示待ち状態。

ズブズブの利権体制を続けるには、マケインに勝っ

て欲しいのだろうが、もしもオバマになった時のこ

となど全く考えていない。

まぁ、総選挙後に自民党が下野していれば、何の

問題もないんだけどね。

米が民主政権になれば、自民のような体制はすぐ

に解体されて、地下部分の掃除役に適任の人間

に首相は挿げ替えられてしまうだろう。

与謝野、二階、谷垣あたりか。

そういう意味では、麻生はいずれにせよ短命なの

かもな。

日米、どちらの民主が勝っても、60年間の隠した

いことがいっぱいな自民党には、分が悪すぎるのだ。

            

         

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2008-10-05

HIRANUMAグループ

平沼が郵政民営化反対組として、保守議員を集めて

新グループを結成。

そのまま衆院選へ流れ込むと発表した。

         

今の日本で本気で保守とか言ってるのは、もはや

このおっさんらだけになっちまったし、

麻生とか安倍の保守は、アメリカだけを除外した

あまりにご都合主義すぎるフェイク。

あくまで金の為に言ってるだけだ。

保守じゃなくホシュ。

今の日本の政権はホシュ政権ってこと。

            

右だの左だのに全く興味はないし、時代錯誤の

議論は勝手にやってりゃいいが、

保守を掲げるんなら、今すぐにでも取り組む必要

があるのは、当然郵政についてだ。

中国が攻めてくると騒ぐのも儲かるんだろうが、

郵政は既に民営化され、

あと五年もすりゃ、予定調和のマーケットの波に

飲み干されるだろう。

このまま黙ってりゃ、アメリカを救うキーになるだ

ろうし、小泉はまたホワイトハウスから頭を撫で

てもらえるだろう。

       

その流れを、なんとかせき止めようと、

平沼たちや野党の様々なグループが躍起になって

いるが、結末を書き換えられるかは正直不透明だ。

日本が長年かけて築き上げた唯一無二の財産。

無料でくれてやるのか、それとも再び国民の手に

戻すのか。

衆院選の隠れたターミナルポイントだ。

                

             

裏情報も書いておくと、

平沼の今回の早期グループ立ち上げは、

結構な打算で動いている。

郵政民営化ストップは、実は民主党も掲げていて、

選挙に勝てば、ストップはどうかとしても、

見直し議論は立つだろう。

そこで専門家を使うことになる。

「郵政民営化再検討対策委員会」

きっとこんな名前だ。

その委員長の席に、すっぽり収まることが出来るのは、

郵政プレゼント計画の全てを知る平沼が、

なかなかの適任だ。

だが、その為には、自民党色がどうしてもまだ強すぎる。

小泉とは切れたが、有権者はまだ平沼=自民党の

イメージがあるだろうしね。

故に、今このタイミングで、わざわざカメラを入れて

平沼グループ結成を発表したんだろう。

あのおっさんにしてはなかなかいい策だ。

おれたち国民からすれば、アメリカの手のひらに渡り

かけている郵政を、取り戻してくれれば、別に誰だっ

ていい訳だし、政治家は利用するだけするもんだ。

あのおっさんにそれだけの気概と、ラストチャンスと

見ての決死の覚悟があるなら・・・。

とおれは思っているんだけどね。

            

            

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2008-10-04

年金テロ

「年金は安心です」

かつて政府が流したCMで、幾度となく年金は安心だ。

有名タレントを惜しげもなく使い、システムを、行政を、

そして国を信じろと刷り込んできたのだ。

その後も、何度も野党から年金の闇についての

質疑があり、数字が合わないだの、受け取れていない

やつがいるだの、財源が無駄使いされているだのと

いう指摘があったのだ、

それでも、政府は力によってそれらを押し込めて、

長年に渡って闇は闇のまま、おれたちに見えることは

なかった。

    

だけど、一昨年の件で、ようやく年金に光が当たった。

ねじれ国会、国益の損失だのとメディアでは批判され

たが、それがなければ、国民はまだ何も知らない顔で、

役人に財布代わりに使われる金を、毎月貢ぎ続けて

いるところだったんだ。

    

「消えた年金」。

今考えると滑稽でしかない言い訳だが、

データ移行時のミスだと、苦しい言い訳をしていたのは、

実は改ざんして金を浮かせ、私欲のタメに使われていた

ことの方が大きいようだ。

冷静に考えれば、データの不具合で発生した問題で、

受給額が減るものが圧倒的に多い時点で、相当怪しい

話なんだけどな。

そして稀に起きた過剰供給はすぐに回収しただろう。

足りない奴には、本人が嫌になるくらいの審査や、

身分だの品行だので色々言われて、多く上げちまった

ら信じられないスピードで取り上げる。

そのクイックネスを、どうして別なことにも使わないん

だろうな。

          

         

前にも書いたとおり、どうやらおれの年金記録も

かなり怪しいと睨んでる。

役所の説明は異次元にワープしちまったような

論理だったし、前の会社との調整が遅れている

っていうんで、じゃあ今厚生関係の部署の連絡

先を教えるといっても、こちらでやりますの一点

張りだ。

相当でかい企業だし、担当者はその部署だけで

数十人いるのに、連絡がつかないわけはないん

だけどな。

まあ、じっくりやるさ。

おれはやつらの思惑通り、面倒になって投げ出

したりはしないし、全部音声録音してるからね。

今後も進展があったら報告するよ。

      

      

改ざん記録も、9月に一件だけあると言っていたの

が、カレンダーを一月めくる間に、143万倍に膨れた。

勿論、実態はまだまだあるんだろうが、どこまでが

明るみになるのかは不透明だな。

ついにメディアも、「消えた年金」から「消された年金」

にネームチェンジ。

もう年金には何の信頼もなくなりそうだ。

      

正直ここまでぶっ壊れているのなら、年金システムそ

のものを辞めるか、全く新しいものを作るかしかない

んじゃないのか。

徴収は中負担程度にするのに、バックはしない…どこ

ろか、母体が豪遊や票集めに使っちまう。

そして慌てて作った新機構には、結局旧社保庁の人

間を大量登用と、随分と話が変わってきてる。

国民は政府のおもちゃじゃないぜ。

      

             

麻生のコメントには怒りを通り越して笑ったよ。

「とんでもないことだ」

って。なんだ、その他人事みたいな台詞は。

去年も書いたけど、自民党が厚生省や社保庁の

ずさんな実態を知っていて、あえて見てみぬふりをして

いたことは、某テレビ番組にて正式に認めたことだ。

選挙前だからって、何を無関係装ってるんだか。

逃げんなよ、主犯。

         

            

補足―

年金の改ざんは、おそらく社会保険庁と企業、そして

政府との三者間の協力がないと実行不可能だ。

企業は年金負担を減らしたいし、

社保庁は使っちまった年金のつじつまを合わせたい。

しかし政府がスルーしてくれなければ、成立しない。

三者が互いの監視になっているシステムだが、

一度WINWINを築いちまうと、逆に国民は何もわから

ずに払い続けるだけになってしまう。

野党が長年かけて今回の年金の闇を暴いたが、

おそらく氷山の一角で、永田町埋蔵金は、まだまだ

こんなものじゃないはずだ。

      

         

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【HHS】ナイトメア オン ザ バタフライ【本日配信】

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2008-10-03

麻生の本当の狙い

麻生がずいぶんと大人しいな。

選挙前だから当然だろうが、それにしても、

かつての彼の発言や行動を知っている人にとっては、

今の彼は別人に映るんじゃないだろうか。

中山元大臣についてだって、かつての彼なら謝罪

どころか、よく言ったと褒めてつかわしそうなもんだ

けどな。

民主党へのアバウトな批判ばかりしている彼は、

どうみたって変だ。

         

と思ったら、やっぱりその通りで、

出張から帰ってすぐにおれにコンタクトをとってきた

某政党関係者が、なるほどってな説を言っていた。

       

「解散間近だと言われていますけど、今度の選挙に

勝つために自民党は必死なんですよ」

まぁこれは当たり前だ。選挙に必死にならない政党

はない。

情報だと、自民は八十億、公明は六十億近い金を

選挙に突っ込むらしい。

野党は全部合わせても二十五億。

支配者を支持基盤にする政党と、

労働者や弱者が支える野党じゃ、

体力面でいきなり雲泥の差があるのだ。

公職選挙法なんて、支配者が決めたルールで、

当然その他のやつを叩くために存在するんだからな。

       

台詞の続き。

「そうじゃない。いくら自公が勝っても、参院は野党が

過半数なんだから、状況は今と変わらないと思ってい

るだろう。だけどそこが盲点なんだよ。

麻生は、というより自民党は今回の選挙で、

劣勢を覚悟している。だから演説なんかでは言い方を

変える気だ。

衆院は与党、参院は野党でバランスでしょうってね。

現状維持でねじれではなく、バランスをとっていこうと

言いたいわけだ。

これは結構効き目があると踏んでいるみたいよ。

民主党とかが顕著だけど、特定の絶対基盤がない

だろ。労組とかだから。だから自民とか公明みたいに

何があろうと与党に入れるみたいな人が少ないから、

バランスって言葉で与党に傾くやつが意外と出るこ

とを見込んでいるんだ」

      

で、この先が重要。

「それで、なんとか自公で三分の二を取れたとしよう。

そうしたら、麻生は本領発揮するだろう。

どんどん衆院で強行採決して、海上給油、黒い金や

年金問題を解消しないまま消費税だけ増税。

医療費も見直しを検討としか言ってないと、弱者を

見殺しにする方針はそのままにすると思う。

でも、参院で反対されるだろ。で、後は議論になる。

衆院でもう一回可決するのか、世論を気にしてやら

ないのか。

ここがポイントでね。

衆院選でバランスのためと言って勝ったにも関わらず、

世論は自民にあるといって、強行採決の具材にする

んだよ。野党は負けているし、最後の突っぱねが出来

ないし、自民の言い分は、選挙が終わった後じゃ、誰

が何を言っても無駄だ。

麻生はそれまではひたすら自分を抑えて、来る日に

備えているんだよ」

             

なるほどね。うまい作戦だ。

テレビで言ったらまずいだろうが、

地方の講演でこれを使われたら、かなりの有権者が

騙されるだろうな。

安倍が捨て身で作った国民投票法案も、

麻生政権のちょうど真ん中あたりで発動有効を

迎えることになる。

            

イラクセンソウバンザイ!

アメリカコクサイモットカオウ!

チュウゴクガセメテクル!

ジユウシホンシュギバンザイ!

サンネンガマンスレバシアワセニ!

               

今から練習が必要かもな。

発声練習なら、是非とも政府の劇団が

地方公演で留守がちな議事堂でやってあげてくれ。

         

          

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2008-10-02

FULLPOWER!! ~自民党本性~

口だけでまさかと思ったが、本当にやりやがった。

       

野党からの資料要求があった際に事前相談す

るよう自民党が農林水産省に指示していた問

題が2日、厚生労働、防衛など7省に飛び火し

た。

問題拡大を受け民主党は

「民主主義を破壊する行為」(菅直人代表代行)

として徹底追及する構えで、衆参予算委員会

審議の新たな火種となりそうだ。

厚労省は2日、民主党の会合で、後期高齢者

医療制度に関する資料要求で事前に自民党

国会対策委員会に報告したケースが2件あっ

たことを認めた。さらに内閣官房と防衛、外務、

総務、財務、経済産業の各省も同様の指示を

受けたことが判明した。

内閣官房は口頭で指示を省内に伝達。外務省

はメールで関係部署に伝えた可能性もあるとし

ている。農水省関係者によると、自民党からの

指示は汚染米転売問題の発覚後の9月12日、

内閣総務官室を通じ全省庁に伝えられたとされ、

全府省庁で行われている可能性もある。

         

これは選挙とか政権とか関係ないぜ。

そこを勘違いしちゃいけない。

政府が、国民へ与える情報を、制限しようとしている

んだ。この重さをわからなきゃいけない。

       

でも、これが現実。

ちょっと前にもここで書いたはずだけど、

ルールを司る支配者とその他大勢では、

こういう部分に歴然とした差が出るのだ。

         

こんなことをするのは当然隠したいことが山ほど

あるからで、流石に頭のきれる麻生は、

省庁の問題に火がつきそうだと思った瞬間に、

鉄のカーテンを引いて、国民の目から隠すつもり

だったんだろう。

         

自民党がどう対応するかはわからないが、

再び公開されたとしても、もう時既に遅しかもな。

年金同様、既に改ざん済みって可能性も十分ある。

それさえばれちまったら、これまた年金問題同様に、

「職員が勝手にやった」

と切り捨て、闇に葬るだけだ。

          

こんな恐ろしい政権が日本を支配しているのも

あと少し・・・と思いたいが、まだまだ厳しい状況って

のが現実だよ。

         

でも、永田町の空気は確実にかつてない純度を

取り戻し始めている。

国会初日に、小沢に一斉に食って掛かった自民党

議員を見れば明らかだ。

まだまだ圧倒的優位な立場にいる60年の独裁

政権を築いてきた王朝が、たった一人の冴えない

政治家に、額に血管を浮かび上がらせて怒声を

挙げるなんて、かつてあの場所ではなかったことだ。

状況は刻一刻と変化して、グラデーションは無数の

側面を浮かび上がらせるが、一つ経験則を持ち出

すなら、政府が怒る時は、大概国民にとって良い

事がある時だ。

      

新しいドアは見えてきた。

半世紀以上明けられなかった開かずの扉だ。

キーメーカーは勿論国民。

小泉旋風で使い道を間違えたが、

大丈夫。きっと今度は開けられる。

この国には、光が必要だ。

            

         

また選挙まで、政治カテゴリーに変更した。

読み手が増えるのは間違いないからね。

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GROWTH BY THE PEOPLE

灰色の視点でお届けしなくちゃいけないってことで、

暇なときはおれの大好きな社会学ネタとか、

有料版に書くほどじゃないけど、フィールドワークで

面白かったボツネタとかを書くんだけど、

この時期は書くことがあり過ぎて、逆に迷う羽目に

なる。

ネタはいくらでもあるが、時間がそれを許さないのと、

おれの頭の回転速度と、指の動きの限界じゃ、

時間がある程度取れても、書けることはタカがしれて

いるからね。

         

だったら、もっと簡潔に書けばってなことも言われる

んだろうけど、それじゃ意味が無い。

真面目なことを、くそ真面目に書いて、面白みもユー

モアもなく書いたところで、それはあまり受け入れら

れないのさ。

笑い、奇妙さ、変化、不自然。

そう言ったことで味付けを変えて、初めて多くの人

が見てくれる。

勿論、WEBサイトを見る人なんて限界があるし、

社会がテーマだったら尚更だが、例えば一万人に

向けて情報発信するだけでも、その数は一握り。

おれは恵まれている方なのだ。

だけど、それはおれの特異性にもよるところも

少しはあって、おれのここのコラムは、

すごく難しくて、そして社会の奥深いところにあるよ

うで、しかも生きた情報やネタを、さも個人の書きな

ぐりのメモのいように軽く書いている。

そのほうが読みやすいってのも大きな理由だが、

何より受け入れられ易いからだ。

            

「私の調査によると、自民党が予算委員会で提出し

た報告書にある、海上給油法案の恒久的延長の

項目にある、自国の経済成長及び貿易の円滑な

発展という項目は、添付された資料を下地に述べ

られているが…」

「政府は、自殺率と失業率を関連付け、警察調査

見解及び警察白書、国民生活白書の要約にまで

手を回し、失業率が減れば自殺率が減るなどと

述べているが、これは最もしてはならない解釈の

拡大であり、失業が自殺にもたらす要因及び過程

の改善が必要であり、且つ、失業者が自殺を図り

数を減らせば、自殺者が減るのは当然で、それに

よって自殺者が減りましたという言い方は、国民

に対する虚偽、情報操作である・・・」

         

な、死ぬほど退屈だろう。

社会学も政治観測も、真面目な分野で、だからこ

そ変化が必要なのさ。

証拠に、ここをずっと読んでいるあんたは、

こんな小学生でも読める文章を読んでいるだけで

も、日経や経済誌だけをバイブルにしているおっさ

んらより、ずっと裏事情を知っちまっているはずだ。

年次改革要望書の闇が、新聞に書いてあるかい。

保険料値上げのトリックは。

米国債購入のことは。

好景気循環の嘘は。

な、こういうことさ。

新聞なんて、行間を読む力が無ければ、

ただの紙屑でしかない。

だって考えてみてくれ。

これだけ今国民が反発している

日米型資本主義だが、小泉がご丁寧に、

弱者にとっては最悪の世界になるとまで教えて

くれていたにも関わらず、日経や読売を呼んでいる

人たちがこぞって自民党へ投票したのだ。

そういう点では、あんたらの方が数倍社会を

知っているってことになる。

                

・・・ほら、また長くなった。

         

新聞記者の知り合いが、かつての好景気と成長率の

比較みたいなのをくれた。

シンプルにそのまま見てくれ。

      

神武景気(1954-1957) 成長率13%

岩戸景気(1958-1961) 成長率11%

五輪景気(1962-1964) 成長率10%

いざなぎ景気(1965-1970) 成長率11%

バブル景気(1986-1991) 成長率5.5%

第二いざなぎ景気(2002-2007) 成長率1.8%

       

これがどうしたって。

見たままさ。

かつての好景気は、国を成長させ、国が栄えること

を好景気と呼んだんだ。

だが、赤字のところ。

自民党が、

「我々の改革のおかげで訪れた」

としきりに強調する、戦後最大の好景気は違う。

かつての景気中、最も長い期間続いたにも関わらず、

成長率は驚きの低数値だ。

更にGNIは、この間に2位から30位までランクを落と

している。

国が栄えたのではなく、政府と経済界と資本家だけが

潤ったのだ。

残りの大多数の国民は・・・。

言うまでもない。

新聞の上で踊る「空前の好景気、まもなく波及」

の文字に顔を綻ばせ、来ることの無い恋人を、

自殺者と派遣社員と暗い未来だけを何倍にも増幅

させて、永田町を許容していたのだ。

      

それでも、自民党は総理が変わればOKだと

思っているし、そう考えたから麻生への交代劇まで

やったし、また「三年復活説」とか言い出した。

散々待たされて、また三年我慢すれば明るい未来

だってよ。

こんなこと誰が信じるんだ・・・と思いきや、結構な

やつが支持しちまっているのが事実。

極東の島国で、無欠の革命が起こせるかどうか、

本当のチェンジは今から始まるのだ。

       

         

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2008-10-01

偽りの好景気が終わって

地方取材ツアーに出ていて、名古屋、大阪と既に

回って、今福岡なんだけど、正直…本当に元気が

ない。

読者から色々と身近なテーマの情報はもらって

いたけど、いざ自分の目で、手で、口で、そして肺で

その空気を触ってみると、日本は落ちるところまで

落ちたんだと改めて実感させられるよ。

       

一例だけ先行で紹介すると、

外資系スーパーと熾烈な争いをしていた商店街が

あった。かつては県下でも有名だった大きなところ。

九年前に政府の規制緩和の波に乗ってやってきて、

瞬く間にお客の大半を浚っていった。

それでも地元の結束と、長年培ってきたお客への

信頼で、商品券や共通ポイント、それにお歳暮や

年賀状の強化、WEBサイトの充実など、東京の

マーケティングの最前線を知るおれでもびっくりする

くらいの努力をしていた。

ところが、いくらやっても勝てない。

得意客はどんどん離れていくし、限界だろうという

価格でも大手にとってはものの数ではないのだ。

そして、政治に無頓着だったその商店街の人たちも、

小泉が総理の座を空けるころには、流石に気づいた

そうだ。

「ああ、はじめから政府は、おれたち弱者を殺す

気だったんだな」 とね。

心臓をストレートでぶち抜かれたように痛かった。

      

戦いの内訳は書くも無残だ。

何せルールが大企業のために書き換えられている

マトリックスで、弱者は阿呆のように踊るだけ。

中小企業増税によって、弱い商店は従業員を大幅に

カットせざるを得なくなった。

更に外資は輸出が治外法権、消費税はキックバック

されるんだから、同じ商品でも最低価格がまるで

違う。

加えて派遣制度の改正。

これで大手はインスタントワーカーの利用によって、

人件費を極限まで削り、対して商店の人たちは、

「派遣会社は小さな商店にはものすごい金をふっか

けてくるし、面談も出来ないから誰が来るかわから

ないから無理だ。それに、人間を使い捨てのように

する真似は出来ない」

と最後までやらなかったのだ。

結果、大手スーパー、量販店に根こそぎ市場を

奪われ、商店街の9割の店がシャッターを下ろした。

そして、ここ五年間での自殺者は・・・12人。 

         

      

自民党は構造改革に必要なことをやり遂げた後、

誇らしげにこう言った。

「痛みはあるが、その後に明るい未来がやってくる」

腰ぎんちゃくの新聞たちにもこう書かせ続けた。

「自民党のおかげで、戦後最大の好景気がやって

きた。今は実感がないが、すぐに浸透していくだろう」

あんたも覚えがあるはずだ。

日経には一時期、洗脳のように頻繁に活字になって

いたしね。

それを信じていた愚かで無知で、そして有り触れた

犠牲者A、それがあの商店街の人々で、あんたの

周りで俯いている人々だろう。

      

競争による自由社会。

頑張った人が報われる社会。

      

そんな言葉に惑わされ、透明な不平等さには

目がいかなかった、いや、見る力が無かった。

それが小泉旋風の時の日本じゃないだろうか。

         

小泉のマニュフェストが発表された時、

おれは翌日こう書いた。

「弱者は死ねってことだ」

えらい非難のオンパレードで、

小泉人気も手伝って、おまえは民主という売国奴

の手先だとまで言われたっけ。

しかも当時のおれは成人したての正真正銘の

青二才。今みたいに気楽になんでも流せないから、

「親切に教えてやっているのに、どうしてわからない

んだ。マニュフェストは読んだのか。読んでからもの

を言ってくれ」

なんて言ってたっけ。とんだ阿呆だよな。

          

だけど、当時のおれも未熟だが、

当時におれをきつく罵った人も、今では有料マガジン

まで購読してくれている熱心な読者だ。

「あんたの言っていたことは正しかった」

なんて言わないし、正しいの種類は星の数ほどあるが、

それでも、おれも読者も、そして国民も成長した…筈だ。

         

今度は、絶対に間違えちゃいけない。

あの時、たった100人足らずの読者に向けて言った

ことを、今は週に数万人が通り過ぎる場所で言おう。

「自民党は人気かもしれない。50%に下がったとは

言え、国民の半分が支持するなんてことはすごい

ことだ。でも、麻生が何をしようとしているか、本当に

わかっているかい。どんな社会を目指そうとしている

か、ちゃんと調べたかい。その上で、自民党に投票

するなら、勿論おれも賛成だ。

だけど、もしもそれが曖昧で、今の社会が生きづら

いと感じるなら、ちょっとだけおれの話に耳を傾けて

欲しい。週に一度、五分でもいい。

ここへ来て、記事一つでも良いから読んでくれ。

ニュースの合間に見える未来の断片が、必ずあんた

にも見えるようになる。

それが見えた上で、あんたが差し迫った選挙に

足を運んでくれたら、必ず日本は今よりも良くなるん

だ。それは絶対保障するよ」

            

あれから結構な時間が流れて、おれも27になっち

まったが、今度はどうかな。

「マニュフェストを要約するとね、政府は

強者と弱者がお互い譲り合って、子供を安心して

産めて、自殺なんてせずに済む社会にしようって

言ってるんだ」

おれがそう書ける日が、一日も早く来るといいな。

世界が無限の色のクレパスで塗られれば、

灰色の世界はもう不要なのだから。

       

      

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