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2008-10-06

MONDAYマーケット

中川昭一がテレビ番組にて、週明けの市場に答えが

あるとの発言をした。

他にも、

「予断を許さない(経済)状況だ」

「補正予算には(プライムバブルを加味した)大幅修正

が必要」

との見解が出るなど、ようやくってな感じだ。

世界から一ヶ月送れで、ようやく自民党にも、

危機感が出始めたらしい。

遅れた理由は言うまでもない、支持率回復の為の

自民党劇場を、一ヶ月のロングランで公開していた

せいだ。

いや、麻生に至っては、おそらくまだこの状況でも、

プライム不況の恐ろしさをわかっていないかに思え

る。

         

         

最近、情勢がえらい変動が激しかったから、

ちょっとここで整理をしておこう。

ここに書けるだけの情報は置いていくから、

読者自身でニュースと融合させて、より多くの行間を

拾い集めてくれ。

   

まず自民党サイド。

早期解散を望んでいるのはどちらかと言うと地方。

知人の地方自民党本部の人間も、

「ここまで来たら総選挙に打って出るしかない。

色々かき乱して、いざ数字(支持率)を見たら低かっ

たのでやりませんでは国民が納得しないと思う。

経済悪化のタイミングに空白を作ってしまったのは

本当にまずかった。このままでは延ばせば延ばすほ

ど求心力は落ちる」

と言っていた。

総裁選では地方は満場一致で麻生にかけたが、そ

の麻生も思ったより支持されていない。

ご祝儀支持率が45%という最悪の展開だ。

なんとか60%に刹那的でも持っていって、即選挙と

いう策だろうが、宮崎に滅多に寄り付かない知事を

加えたくらいで、今の国民が欺けるかは疑問だ。

            

               

         

野党サイド。

読者でも数人が指摘している通り、キーマンは輿石

だろう。

民主党が現野党連合として政権を取った場合、

国新の田中を内政関係にあてたり、

生活の専門家である福島瑞穂を消費者に近い場所

に配属するのが有効だろう。

そして共産が議席を伸ばすことが有力視されている

ことから、共産党からの大臣起用も考えられる。

昨日書いたように、平沼を長妻と組ませて郵政対策

に置くってのも悪くない。

            

だが、あくまで経済のボードは民主が握る。

これは絶対だ。

そしてそこで登場するのが輿石だ。

彼の経済方針は今までの日本とは全く異なり、

簡単に言うと社会の上下の差を縮める…と言うより

は、ピラミッドの下へ下へと圧力がかかる構造を、

緩和するものだ。

欧州社会の構造をモデルにしていて、縦の圧力から

横への圧力に変えるシステムだ。

当然、自民党の大好きな「競争力」とやらは一時的に

落ちるだろうが(奴隷システムや銀行チェックの徹底化

による裏金の激減でね)、いくら大企業に競争力がつい

たって、政府が国民に恩恵を与えないのは、ここ十年

で証明されている。だったらそんなものは不要だし、

国民生活にゆとりが出てきて、それによって経済がうま

く循環していく方がいいに決まっている。

先進国の看板を取り戻したいと躍起になっているのは、

自民党と経団連だけだしな。

そんなラベルをアメリカにもらわなくても、日本より豊か

な暮らしをしている国は腐るほどあるんだ。

               

ただ一つ障害として、読者が情報をくれた。

         

北欧の場合これほど高齢化していないのと、コ

ミュニティがしっかりしていて、相互補助の考え

方が徹底している。

日本の場合はコミュニティが崩壊しているから、

幾ら掛け声出しても金を出しても効果は薄いだ

ろう。

               

確かにここが問題かもな。

殺伐とした新自由経済の時代で、国民の心は荒みに

荒んだ。自殺率の高水準維持、労働者の三分の一

以上に未来がない国じゃ、それも仕方ないだろう。

それをゆっくり紐解いていく時間と策が必要だ。

ここは経済界とホワイトハウスにべったりの自民には

絶対に出せないところ。

心への政策ってのが実は一番大事なんだけどな。

       

         

経済ちょっとだけ。

リーマンの最新情報が入った。

野村とスタンダードが争ったアジア部門買収が手打ち

になって、実質は野村が手中に収めたが、香港への

配慮も結構いい条件らしい。

どんな大恐慌でも、そこに旨みを見つけてありつくや

つはいるものだ。

         

リーマンは六本木を引き払い、別の場所へ移動する

案が濃厚だそうだ。

既に財閥系の不動産会社数社にオファーが出ている。

リーマンの残り組みは三割弱が再雇用され、残りは

方々に散るそうだ。

まあ、職に困る連中じゃないので、うまくやるだろう。

そこはちっとも懸念も心配もしていないよ。

ただ、あんたの会社にも秋の中途入社として、

「前職はリーマンBです」

なんてやつが来る可能性があるってことだ。

銀行や商社の人は尚更可能性大。

暖かく迎えてやるといい。

やつらのプライドは今ズタズタだ。

            

          

最後にアメリカとその他海外。

共和と民主がデッドヒート。

日本の自民と民主の競争とマッチングしているが、

根本的に違う部分がある。

それは日本の場合、大きく言うと、

資本家や大企業の自民党と、

会社員や労働者の民主党という構図だよな。

支配者と被支配者の対立が顕著だ。

だけどアメリカの場合はそうじゃない。

共和も民主もいずれも拮抗した支持基盤を持って

いるんだ。

だから、オバマが勝てばアメリカそのものが

大きく変化することになる。

力を握っていた企業も銀行も団体も、そっくりその

まま引っくり返るのだ。

不良債権の山をどうするかが課題である以上、

発信源のアメリカは経済に膨大なチェック機能を

働かせて、黒い金を極力表に出していくだろう。

それでも追いつかないが、やり続けるのだ。

それしか方法がないからね。

EUも。既にブレアやベルルスコーニら四強が協力

して、もっとも地下に潜った危険債権が多いと言わ

れる市場をなんとかしようと動き出した。

ロシアも同様だ。

残念ながら、日本だけがアメリカの指示待ち状態。

ズブズブの利権体制を続けるには、マケインに勝っ

て欲しいのだろうが、もしもオバマになった時のこ

となど全く考えていない。

まぁ、総選挙後に自民党が下野していれば、何の

問題もないんだけどね。

米が民主政権になれば、自民のような体制はすぐ

に解体されて、地下部分の掃除役に適任の人間

に首相は挿げ替えられてしまうだろう。

与謝野、二階、谷垣あたりか。

そういう意味では、麻生はいずれにせよ短命なの

かもな。

日米、どちらの民主が勝っても、60年間の隠した

いことがいっぱいな自民党には、分が悪すぎるのだ。

            

         

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