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2008-10-15

公明党の街

出張へ行く前に掘り出したメール。

       

KENさん。

ブログ、マガジン二種共に拝読しております河合と

申します。

以前にも公明党についての情報を知っている限り

書かせていただきましたが、地方への視察に行か

れているとのことで、●●に来ることがあれば是非

お立ち寄りいただきたいと思い、メールをさせて

いただきました。

私の住む●●は、完全に公明党…と言うより創価

学会の街です。街の中心には公明党を応援する

旨の看板が並び、住宅街の至る所に公明党の最

新ポスターが並びます。

小さな社会ですが、それでも8万人程度は住んで

いますが、学会に入っていないのは私の家族も

含めて百世帯いないというのを、以前勧誘を受け

た信者の人から聞きました。

どうか、取材に来てください。KENさんのような人

が来るのは危険もあると思いますので、事前に連

絡をいただければ、安全に周れるよう手配いたし

ます。

            

こんな面白そうなネタを検証出来ずにいたんだ。

自分の多忙さを情けなく思いながら、出張の日取りに

合わせて読者に連絡を取っていた。

さぁ、異次元ワールドへ一緒にジャンプしよう。

信濃町以上に濃厚な閉鎖空間へ。

       

         

Photo_2

まずはジョークから。

見えるかな。

(見づらい人はクリックして拡大してくれ。写真中央だ)

これは街の中心地で、広いロータリーのど真ん中に

建てられたオブジェだ。

       

公明選挙宣言都市

       

合成でも3D映像でもないぜ。

公明な選挙をしましょうってな宣言だと、後で役所に

問い合わせたら答えていたし、公明党とは何の関係

もないと言っていた。

勿論、公明党の議員の当選率が、

ここ十五年100%であることも、学会信者率が

軽く70%は超えていると思われることも無関係だっ

て。こんな無駄なけん制は不要だと少し怒られたが、

ちっとも無駄じゃないよ。

公明な選挙から公明党を連想するやつは

絶対いるんだし、それをやめさせるには、

やり過ぎじゅないかと本人達に疑心暗鬼

させるのが一番だ。

       

         

街中公明党のポスターだらけ。

これはメールの通りだった。

オレンジと水色の二タイプのベースカラーがあって、

どっちも

「やります!改革!」みたいな明朝体文字。

車の助手席からぼんやりと眺めていると、

三十秒に一回そのポスターが見えてくる。

嫌でも脳に刷り込まれるよ。

         

読者がまとめてくれたレポートは見事だった。

過去五回の選挙の当別の投票数を書き出していた。

これを書いちまうと場所が特定されちまうから、

割合だけで言うと、

公明党72%

自民党48%

民主党8%

共産党2%

無所属16%

その他3%

      

これだけ偏ると逆に頷いちまう。

完璧なコントロールだ。

学会員は公明党と自民党に入れるが、

一糸乱れぬ統率は凄すぎる。

都心部では公明票と言えど最終結果は

微妙に誤差が生じているが、ここでは始まる前から

与党の勝利が決まっているのだ。

    

だが、恐ろしいのはこれだけじゃない。

街のほとんどが公明党を支持しているということは、

待ち行く奴が皆学会信者だってこと。

すごくいい人ばかりにも見えるが、時折暗い部分も

見え隠れするのだ。

         

それは去年の参院選後の話。

読者は迷った末に比例は共産党へ入れたらしい。

結果は野党の勝利に終わり、公明も大きく議席を

減らすことになったが、その後不審なことが続いた

のだ。

       

毎度のように訪れる学会の勧誘の男性から、

捨て台詞で、

「共産なんかに入れる気が知れない」

と言われたとのことだ。

当たり前だが個人の投票結果が第三者に

知らされることはないし、唯一その手がかりを見る

ことが出来る選挙管理委員会だって、口外は

ご法度のはずだ。

読者は当然表向きはノンポリを装っていて、

どこの党にも興味ない。政治に関心がないと

言っていたし、選挙前の勧誘ラッシュは、

ちゃんと公明党に入れるからと断っていたそうだ。

にも関わらず、その男はどうして読者の投票した

内容を知ることが出来たのか。

街全部が敵。

この恐怖は、体験したやつじゃなきゃわからない

だろうな。

投票に行ったときに誰かが盗み見したなら

まだかわいげがあるが、

選挙管理委員会だって街の役所の人間が組織

しているのだから、もっと暗い線だって・・・。

       

更にもう一つ。

選挙が終わって三週間後くらいに、

郵便受けに勝手に政教新聞が投函されたらしい。

取っていないと電話をすると、そんなはずはないと

言われた。

配送所は知っていたから、直接クレームを言うと、

間違えて投函したかもしれないとのこと。

次の日にはもう配られなくなった。

だがその翌週、またも政教新聞が勝手に入っている。

再びクレームを入れたが、対応した人間は、

横柄な態度で読者をいなしたそう。

そして更に翌々週にまた新聞が。

直接東京の本社にメールを入れて、それ以来投げ

込まれることはなくなったが、読者はその直後に

いきなりの部署異動があり、

(公務員なので部署転換は基本的に定期のはずで、

しかも着手していた仕事があるにも関わらず、いきなり

異動になったという)

疑問視している。

思い過ごしってこともあるんだろうし、いくら騒いだと

ころで状況証拠さえ見つからないだろうが、間違いな

いのは、読者がひどくプレッシャーを受けたってこ

とだ。

彼は総選挙があった時、この状況で公明党以外に

入れるのはそうとうに勇気がいると離していた。

おれも無理はせず、公明党と自民党に入れるとい

いと言ってきた。

誰かが傷つく革命なんて意味はない。

            

読者に隣町まで送ってもらって、ギリギリの電車に

乗り込んで別れた。

街は自然に囲まれて、絶えず鳥の鳴き声と

最高にうまい空気が全身にしみてくる場所だ。

でも、振り返ってはっとした。

駅前の作りといい、並ぶ店舗のバランスといい、

都会の中の自然が残る場所、信濃町に、

そっくりだったんだよ。

あれはビビッたね。

信濃町に行く度に、きっとこの街を思い出すだろう。

あの読者が堂々と自分の入れたい政党、政治家に

投票できる日が来るといいな。

            

      

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