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2008-10-29

年次改革要望書報道 続き

読者が送ってくれたフジ系列の「サキヨミ」のまとめ。

結構な反響があったようだ。

ここだけじゃなくて、日本全体にね。

苦情窓口から右翼団体っぽいやつらからの電話が

入りっぱなしだったってのも聞いたし、

それが本当なら手を回したのは政府だろう。

テレビ局に勤める知人(製作じゃないけどな)曰く、

自民党側も編集等でかなり外圧をかけたはずだが、

おそらくプロデューサーが本番用とでテープを

入れ替えたんじゃないかと言っていた。

だとしたら、かなりのやり手だな。

名前を晒して日本全部で守ってやる必要もある。

      

投稿してくれた読者が、更にVTR明けの

討論までまとめてくれたんで、それも一緒にUP

するよ。

         

   

10月26日放送 フジテレビ「サキヨミ」

VTR明けのスタジオトーク内容メモ

    

伊藤利尋アナ

「直近では小泉政権が強力に推し進めた構造改革

ですけど、この構造改革を是とするか非とするかと

いう立場によってこの要望書をどう捉えるか見方も

違ってくるようですけれども、

ただ、戦後、そして日米の貿易摩擦という経緯を

考えると、アメリカと日本の関係ウエンツ君、

なんとなく、うーん、これに従っちゃったんじゃな

いかという見方は自然に湧いてきちゃいますけどね」

      

ウエンツ瑛士

「これ初めて見たんですけど、単純に、深く考えず

に単純に考えて、そういうのを送ってくるということ

はアメリカにすごく利益があるんだなというのは、

僕からしても分かる問題で。

でもそれがいろんな外交の問題でやらなければ

いけないこともあるんでしょうけど、なかなかね、

全部こう飲み込んでしまうと…」

       

伊藤利尋アナ

「ただこうして見ますとですね、だいたい要望書

が出されて実現しているという、遅かれ早かれ

というとこなんですが。

ならばこれが日本の預言書ではないかという目

線で、今年の年次改革要望書を見てみたいと

思うんですが、アスヨミ参りましょうこちらです」

       

(スタジオの大きなテレビ画面に表示)

2008年「年次改革要望書」ニッポンはこうなる?

      

大島由香里アナ

「アメリカから今月届いた要望書にはこのような内容

がおもに書かれています、こちらです」

      

(画面が下記に変わる)
2008年版 年次改革要望書
金融→確定拠出型年金制度の拡大
農業に関する慣行→最大残留農薬レベルの緩和
医療→医療機器や新薬認証までの時間短縮

      

大島由香里アナ

「森永さん、どれに注目していますか?」

      

森永卓郎

「私は確定拠出年金制度の拡大が一番の注目点

だと思うんですけど、今回アメリカは日本の消費者

にターゲットを絞ってきたと思うんですね。

今、公的年金が崩壊に向かっているというのはほとん

どの国民は分かっているわけで。

日本でも確定拠出年金という、自分で、あるいは

企業にお金を出してもらって積み立てるタイプの年

金が導入されているんですが、

そんなに普及してないんですよ。これをどんどん拡

大しろと。確定拠出年金は自分がどこで運用するか

選べるわけですから、そこにアメリカの金融機関

のビジネスチャンスがあるとみているということだ

と思います。

これ確定拠出なので、給付は全く保障されてないと

いうところが特徴なんです」

      

伊藤利尋アナ

「なるほど、たしかにアメリカを利する方向性の要

望が当然多くなるわけですけど、坂東さん」

      

坂東眞理子

「おそらく、お互いにそれぞれ要望を出し合って、

じゃあ日本もそれに沿った要望を向こうに突きつけ

ているかどうかということが問われると思うんですけ

れども、全体として私が一番問題だなと思うのは、

国益だけではなしに新自由主義が経済全体の資

源配分っていうんですかね、

弱いところには潰れてもらうんだ退場してもらうんだ、

強いところを伸ばそう、それが日本の経済を強くす

ると信じている人たちがけっこういた。

それはグローバルスタンダードという名前だったわ

けですけども、アメリカンスタンダードだったんだ、

ということを私たちはもう一度あらためて認識して、

例えば、経済の分野で競争が促進されていい分野

と、人間の生命に関わる分野とか環境とか、

規制しなければ人の命に関わるとか安全に関わる

とかという分野を峻別しなければならないんじゃな

いかなと、そこをやっぱり私たち日本人はどこを選

び、どこをグローバルで行くのかということを真剣に

考えなければいけないと思います」

    

伊藤利尋アナ

「そうですね、今回の金融危機はまさにそれを象徴

的に藤井さん、現しているよに思うんですけれども」

    

藤井清孝(LVMH会長)

「私はアメリカの要求してきていることはですね、

アメリカ人だったらやりかねない事ばっかりで特に

驚きはしないですね。

これをあたかも命令されてるように被害のように受

け取りながらですね、日本人は反応する必要はなく

てですね、ああこういうことも言ってるんだと思って、

それで意義のあることはやればいいだけの話であ

って、それに対してオーバーリアクションしてですね、

日本人は教育の時からどこかに正解が隠されてい

る、それを見つけるということが習性としてあるもの

ですから、やっぱりここに答えがあったというふうな

ですね、ここで言われていたことをやっていたのか

ということはですね、話としてはうけるんですけど、

そんなに過敏になる必要はないと思いますね」

      

坂東眞理子

「いい子ぶってね、すぐその言われた通りにやる、あ

るいは言われない先からからソンタクして、相手の意

向を空気を読んで行動してしまうっていうのは…」

      

森永卓郎

「でも、私、ある自民党の政治家にこれなんで聞くん

ですかと言ったら、おまえ日本は戦争に負けたんだ

というふうに言われましたけどね」

      

伊藤利尋アナ
「そこは田崎さん、さすがに方向転換するタイミング

だと思いますけど」

      

田崎史郎

「そうでうすね。やはり国民の利益に何がなるかとい

うことを考えてやればいいんで、アメリカから言われ

たかどこから言われたかというのは本題じゃないと

思うんですよね」

         

伊藤利尋アナ

「まあ少なくとも金融の世界においては新しい作ろう

とオーダーを作ろうというタイミングですから、

日本はそこでどういう立ち位置に立つのか考える

タイミングだと思います」

       

(特集終了)

            

            

テレビだってのもあるし、それにはじめての報道だし、

まだまだ浅い部分は多い。

派遣制度や郵政民営化の裏側や、

アメリカのあらゆる分野を日本を糧にして伸ばし、

自民党はそれを分っていて、国民の命を売り渡して

きたことが、この問題の本質だ。

とは言え、年次改革要望書って言葉が、

電波に乗って日本中に飛び散ったのはすごいことだ

し、あわせて、VTRに登場した天木氏は、ずっとこう

いうことを伝えたくて頑張ってきた人だ。

その為の一歩に、自らも参加出来たことは、きっと

嬉しかったんじゃないだろうか。

    

最後に、まとめをしてくれた読者に、心から敬意を

表しておくよ。

         

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