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2008-10-24

円高シンドローム

23日のチャート表に、とんでもない数字が踊った。

1ユーロ=122円 

瞬間、世界中から既に殺到していた買い注文が、

爆発力を一気に高め、高みを目指したスペースシャ

トルは、ロケットエンジンに火をつけた。

おれが九ヶ月前にフランス研修に行った時には

170円だったものが、下りに下って120円。

この坂道でどれだけの金が消滅し、

どれくらいのやつが黒い涙を流したかと思うと

ぞっとするよな。

ぶっきらぼうな顔で気ままに散歩するチャート線は、

往々にして冷たい金属質なのだ。

         

海外旅行を考えていたやつにとっては願ってもない

ことだろうし、新婚さんは神の粋な祝福だとピース

サインまで飛び出そうだが、そうも行ってられない。

株や為替なんて無関係と、間抜けなフリでやり過ご

せる事態じゃないのだ。

なんせ要因はこっちにある。

飛びぬけた円高だ。

急速な円高には、日本人はひどく臆病。

バブルといざなぎ終焉で、どれだけ痛い目を見たか

を考えれば当然なんだけど。

         

早くも市場は反応を示している。

輸出に業績を頼っている企業が、ことごとく赤い収益

予測を打ち出したのだ。

日本人を見捨てた車業界は元からだが、

家電関係も海外進出の出鼻をくじかれる形になり、

中でもソニーは6割減…流石に笑えない。

       

これはサブプライムが弾けた時に既に予測されて

いた事態で、当たり前のことが当たり前のタイミング

でやってきたに過ぎないが、それでもいざニュース

の映像や新聞記事として見ると、衝撃の爆心地の

近さに呆然とするばかりだ。

まだ実感がない読者がいるなら、わかりやすく言お

うか。残酷からしれないが、濁して真実を教えない

ことの方がよっぽどひどいし、あんたも後悔するだ

ろう。

例えば東京なら、現在の第一段階において、

全企業の二割近くがこれから数ヶ月で大幅な赤い

波を被ることになる。

そこから子会社、グループ企業、取引先と連鎖し、

末端の製造業に行き着く頃には、ネオ資本主義が

ぶっ壊れているか、自民党がまたもや大企業だけ

を優遇して飛び立つ準備をしているか。

いずれにせよ最悪の岐路ってわけだ。

      

とりあえず公共事業を打ちまくって、最も大きな支持

基盤のゼネコンだけは助けようとしているが、市場

のあまりの先行きの暗さに、内部からも全額定額

減税に回すべきって声がかなり出ている。

麻生がどこまで聞き入れるかだが、

「(減税をして)票としてきちんと形に残る保障はない」

という意見もあるんだと…。

減税するから票寄こせ。

愉快な国だよな。

         

2兆の減税がどこまで効くかわからないし、

現時点の企業の下方修正額を足しただけでも、

その数十倍ってところを見ると、あまり効果はない

ようだ。

別に民主党に肩入れする気はないが、

今は民主のマニュフェストを実行してもらった方が

庶民の生活は楽になるのは間違いないだろう。

財源財源と自民がうるさいが、

事態が事態なんだ。もう隠し事なしで、

突っ込んで話せばいい。

数人の議員が危険にさらされるかもしれないが、

今何かをやらなければ、とんでもない数の国民が

アスファルトに埋もれることになるんだ。

誰か切り込んでくれ。一言でいいんだ。

            

「創価学会と統一教会から税金を取りましょう」

       

実はこれで民主にマニュフェストを実行する為の

十分な財源が手に入るんだ。

宗教法人が非課税なのは先進国じゃ日本くらいの

ものだし、海外でカルト認定されているとこと、

アメリカの犬として日本を操っている自民のケツモチ

から税金を取っても問題ないだろう。

知人のライターがちょっと前に言ってたんだが、

「実は民主が言っている永田町埋蔵金は

このことだったりしてな。今国会で政教一致を民主

が追求しているのは、全部布石…」

       

だとしたら凄いことだし、やってのけたら民主党は

向こう10年国民の英雄だろうが、まあそう簡単には

いかないだろうな。

与党の二つのバックに課税するってことは、

日本の支配構造そのものをひっくり返すってことだ。

だけど、去年の夏までは、そんな空想すら許されなか

っただろう。

国民がたった一度与党に奮起しただけで、

これだけの光が差し込んだのさ。

あと、一発。

風穴とは言わない。直径一センチのボールが通る

ホワイトホールを、閉塞感全快のこの国の壁に

開ければ、きっとそこに未来が見えるはずなんだ。

         

         

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