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2008-11-12

フーズクライシスの仮面

食品の偽装関係のニュースが絶えないな。

当初は零細企業の出来心って感じのフューチャーの

仕方だったが、最近じゃマルハ、伊藤ハムなんかの

大手企業まで平気で顔をだ出すようになった。

商品表示のあるものでこれだけの偽装なんだ。

表示義務の甘い加工品やフードコートでの品質なん

て、全く信用出来ないぜ。

      

でも近頃続いている食品問題は、決して単品で扱って

ちゃ見えない部分がある。

それは行き過ぎた利益追求だ。

どうしてメディアがこういう視点で論じないのか不思議

だが、食品問題は日本独特の精神によって生まれて

いる。

その精神ってのは、日本のキャッチフレーズと言って

もいいくらいの、「金さえ儲かれば何でもアリ」だ。

            

下請けの人間がどうなろうと上層部の富裕の為なら

いくらでも搾り取る。

どれだけ自殺者と過労死者が出ようとサービス残業

を美徳とする。

社会がどれだけひび割れようが、奴隷制度を推し進

める。

その中にたまたま、食ったやつがどうなろうと、低コス

トをどこまでも追求するってのがあったに過ぎない。

起きるべくして起きていることなのさ。

       

この部分を追求していくと、経済界は100%

「世界との競争力の為には仕方ない」

というのだろうし、御用社会学者は

「不景気のせいで利益拡大を求めた結果」

と、大理石のカウンターテーブルで抜かすだろう。          

勿論そんなものはでたらめだ。

前に書いて結構反響が大きかったけど、

商社勤務時代、輸出入の色々なトリックを学んだ

って話をしたろう。

冷凍保存したものを解答してまた冷凍すると

保管期限が延長されるとか、

どこ産であろうと条件を満たした環境を作った国

を経由して輸入すれば産地を変えれらるとかね。

そんなことをこの国は戦後最大の好景気時代か

らやってたんだ。

もうこれは人間性の問題さ。

自分より弱いやつを見つけたら徹底的にいたぶれ、

それが出来ないならおまえが死ねって社会だ。

ビジネスモラルなんてものはとうに崩壊してるのさ。

          

         

今、食品問題はニュースバリューのあるものばかり

扱ってるけど、このままのペースでしらみつぶしに

やるんなら、覚悟したほうがいいぜ。

いや、いっそのことメディアも徹底的にやってわから

せてやればいい。

もはや確実に安全なものは、一般国民の手が届く価

格帯にはほとんど存在しなくなってるってことを。

そしてその先の、社会的な原因までね。

この国は一度立ち止まって、あらゆることを考える必

要があるんだよ。

         

            

読者のメールの中に、トヨタの奥田氏の名言が記載

されてた。

‘格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり

餓死したりはしない’

経団連の名誉会長はニュースを見てないんだろうか。

貧困層がどれだけのペースで増えていて、

超貧困国にしか派遣されないはずの国境なき医師団

が、日本を重要活動地域に指定していることを、彼が

知らないはずはないんだけどな。

日本はアジア一の富裕層と、貧困国へ向けてまっしぐ

らに落ちている一般層が同居する珍しい国なんだ。

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