« 情報 | トップページ | 不景気と言うのはやめなさい »

2008-11-20

郵政株売却凍結

「郵政株の売却を凍結しようと思ってね。

だって今株が安いでしょ。そんな時にやらなくても…。

民間企業を儲けさせることはないでしょ」

これは他でもない、日本の総理の発言だ。

嫌になる。

一国の総理がこんなドンブリ勘定と意識で政治に携

わってるんだから、生活がよくならないわけだ。

      

郵政株は2010年から売却をスタートして、

2017年までに政府持ち株分を除いた全てを

売り切るってことになってる。

つまりあと1年ちょっとしか猶予はないわけだ。

となると、今株価は不安定だし、軒並み低いから

売るのを止めようと言う総理。

これが他の人物なら、アメリカ企業が弱ってる今

株売却に持ち込むのは宜しくないとか、

日本人の高度経済成長や失われた十年でなんとか

形に残っているものの恩恵を、どうして日本人が

受けることが反対なのかとか、

色々批判が殺到するんだろうが、

麻生に関してはもうそういう次元の批評は飛ばない。

どのメディアも呆れていて、

「どうせ何もわからずその場の思いつきで

言ってるんだろう」

って空気になってる。

おれも若干そういう気持ちだ。

         

そもそも株式公開ってのは、

それを買った株主を儲けさせてあげ、代わりに自由

な資金調達やリスク分散が出来るってもの。

自社の株券を買ってくれた人はどんなやつでも

株主になるんだし、日本の場合は株主を儲けさせる

為に企業は存在するようなものだ。

だから「わざわざ儲けさせてやることはない」

なんて発言はどうかしてるし、

そんな重要事項を政府が関与してはもう駄目だろ。

日本人の唯一と言っていい極大財産をサバンナに

放り込んだのなら、せめて身の振り方だけは自由に

させてやれよ。

それにどの道アメリカが儲けることが前提の計画に、

誰がどうちょっかい出せるってのさ。

            

野党が解散を急ぐ理由に、郵政民営化見直しが

ある。郵政株が払い出されたらもう終わりだ。

選挙期間や審議も含めるともう時間がない。

そう考えると、麻生の突発的な思いつきも

ありがたいことかもな。

実は自民党内でも郵政解散見直しの意見が

広がっていて、野党のグループと連携する話も浮

上している。

更にメディアも小泉旋風否定のスタンスが増えて

きたことも影響して、郵政見直しを考えることに

寛容な態度。 

何を今更って怒りもあるが、それでもまだ遅くは

ない。

麻生の支持率は年度末には20%も切るんじゃない

かって見方も出てきているし、そうなれば解散以前に

不信任案ものだろう。

まだギリギリ間に合うかもしれない。

僅かな可能性だけど、その小数値に未来があるなら、

それにかけるしかないのだ。

でも、一歩ずつ、それこそ本当に小さな一歩ずつだけ

ど、無関心が招いた生きづらい現在を、変えていく力

が働き始めているんじゃないかな。

       

      

面倒じゃなかったらクリックをよろしく。

人気blogランキング

         

            


« 情報 | トップページ | 不景気と言うのはやめなさい »