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2008-11-09

二つの芽

フランスで極右政権が誕生し、

サルコジはアメリカを崇拝し、

日本をモデルとした一極集中富裕のシステムを

構築しようとしている。

   

アメリカではイラク石油支配に乗り出した

共和党政権が陥落し、黒人初の大統領が誕生。

      

ニュージーランドでは9年ぶりに、

労働党が下野して、国民党が新たな時代を幕開け

させる。

    

経済の変革は世界の変革だ。

金の通り道ってのは人の心の通り道でもある。

恐慌の走りを見る限り、もう資本経済がぶっ壊れる

のは避けて通れない。

すると人間の意識も、市場と同じスピードで

次の時代を模索し始める。

明るいのはどっちか。

その答えが必ずしも正解に導かれるとは

限らないが、無意味ってことはない。

探求の旅路の後に何かが変わるなら、

意味はばっちり存在して、歴史は次の一行を

印字するリボンをセットするのさ。

勿論、これは日本だって同じこと。

もう既に、変動は起こってる。

墨汁の準備はOKかい。

         

         

自民党がこのままだとあっさり下野するなんて

おれは思ってないし、その部分のチェンジは

まだ早い。楽観視もいいとこ。

いやそれどころか、自民は徐々に優勢に持ち込み

つつある。

麻生だって馬鹿なわけじゃないし、

臨戦態勢を続けることで、自民と民主、

どっちが先に潰れるかはちゃんとわかってるのだ。

あんたどう。

二つの巨大カルト教団と日本を代表する経済

連合体、それに年末の無意味な公共工事パレード

の権限を持ってる自民と、

金のない労働者達が心のどっかで勝ってて欲しいと

思っているだけの民主。

兵糧攻めにあって潰れるのはどっちか。

勿論後者で、それは実際にもう起きている。

民主党の地方候補から、金が続かないって悲鳴が

頻繁に本部に入っている。

わかるだろう。

ついでに忘れやすい日本人のことも計算に入れてる。

間延びしたせいで、国民の緊張の糸は緩み、

自民への怒りも一端忘れつつある。

       

何度も言ってるけど、支配側をひっくり返して

椅子から落とすには、断固たる決意が必要なんだ。

しかも60年間独裁を続ける世界でも1,2を争う

長期政権だってんなら尚更のことだ。

だけど、チャンジの芽は確か政界でも育っている。

おれはこの芽を知ったとき、もしかしてこれが

希望の光なのかと思ったよ。

自民党の支配構造の前では、どうあがいたって

五分五分だと思ったが、

長期政権陥落の音は確かにし始めている。

それは驚くことに、芽吹いたばかりの

小さな小さな芽から聞こえるんだ。

       

    

一つ目の芽は、公明党の内部崩壊だ。

福田政権が公明党と距離を取ろうとし、

信濃町を半分無視した政治を続けたことで、

公明党内には不安と緊張が走り、

同時に公明自体の影響力低下を改めて

本人達が認識する羽目になったってことは

前にも書いたと思う。

信濃町内戦の後遺症は、まだ癒えていないのだ。

焦った公明党は、結果総理を挿げ替えた。

そして変わった麻生は、一転して公明大好き人間。

票のためなら魂だってさっさと売っちまう。

やつは就任後まっ先に大田の元へ行き、

福田の非礼を詫び、絶対服従を誓った。

大田もこれで一安心…とはいかなかった。

それは麻生の人間性だ。

秋葉のヒーローは、予想だにしないほど

党内でも独裁体制を敷いたのだ。

これが二つ目の芽でもある。

         

麻生についての党員の人らのコメントは、

総じてついていけない。人の助言を聞かない。

ってことだった。

与謝野が麻生のわがままさに呆れて

半分さじを投げちまったってのも話題になったが、

それどころか実際はもう見捨てていると言ってもいい。

党内は皆麻生に気を使い、

それは嫌いの裏返しで、かといって今トップを

変えれば選挙は絶望だということが足かせになり、

自民党は麻生王国になっちまってる。

「選挙はまとまりが大事、チームプレーだよ。

今のままじゃ心から総理についていこうって人は

いないよ」

麻生の影響力は地方県連だけじゃなく、

東京本部でさえ低下の一途を辿っているのだ。

         

親公明の麻生が影響力を下げることで、

公明党も当然不和が広がる。

麻生を選んだのは大田だろうし、

直接選んだわけじゃなくても、最終決定事項を

森に伝えたのは大田代表なのは間違いない。

その責任は?

三代続けて問題児総理になり、

そのうち二人の人選を失敗したのは?

大田自身が相当窮地だ。

      

更に麻生の手腕がまったく評価されていないことを、

公明党の信者離れに結びつけるやつらもいる。

実際は小泉改革や安倍の独裁体制のせいなんだが、

あれだけ期待された麻生が全く逆の効果しか

生み出せていないことで、幹部連中の忍耐も

途切れそうなんだろう。

人間っておもしろいよな。

      

      

二つの芽は、自公のトップへの内部不審だ。

まさかここまでの事態になるとは、

おれも予想をしてなかった。

だけど、こんなものなのかもな。

自民党員だって公明党員だって、

究極は人間だろう。

いくら栄華を極めようと、どれだけ長期政権を

築き上げようと、その代わりに死体が転がるようじゃ、

神経が持たないのが良心ってものだ。

政権与党にいる旨みと、

人間としての良心。

そいつを今必死に天秤にかけているのは、

他でもない、やつら自身なんだよ。きっと。

         

      

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