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2008-11-03

サバンナの餌

縮小していく市場に対して、経済界が打った手は

またもや国民狩りだった。

ご存知の通り、株取引における税優遇で、

一般人をデジタル数値チャートの世界に引き込もう

としている。

加えて最近メディア経済論だ。

日経は案の定、このチャンスを逃すな的な悪意の

記事を連発し、他紙でも

「上げ波を逃すな」

「勝ち組の法則」

とやらで株への入門を誘っている。

遂にはテレビまでもが、

「株をやるならFXで大きく儲けよう」と言い出す始末。

      

勿論、やるなとは言わないし、

そんなのものは個人の自由だ。

だけどな、消費が上向かない社会を作った張本人

達が、だったら直接毟り取ってやるってな魂胆が

気に食わない。

今の荒れ狂う波に素人を放り出して、

一体どれくらのやつが乗りこなせると思ってる。

経済の専門家達が集まった企業が、

資金を引き上げているアリ地獄が、

どうしたら千載一遇のチャンスになるんだろうか。

    

市場に金を置いたら最後、

あんたが素人だろうが、

銀行より利率がいいからとしか思ってなかろうが、

知人に進められただけだろうが、

世界中のプロフェッショナル達が

そういうやつを真っ先に食い物にしに来るのだ。

乾ききったサバンナに落ちた新鮮な肉に、

猛獣達が気がつかないはずはないのさ。

    

市場取引は誰にでも許された攻撃方法の一つ

だし、見ようによっちゃ、腐った日本社会での

自分を守る手段になるかもしれない。

だけどさ、数多の津波をしのいで来たプロフェッ

ショナル達が白旗を上げ、中には国ごと沈没しち

まったほどのウェーブを、

一国の政府があたかも大チャンスであるかのよう

に情報操作して、市場に金を浮かべようとするな

んて、狂っているにもほどがあるぜ。

   

なあ、この国の政府は、一体誰の味方なんだ?

         

            

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