ファーストスノーイブに
レポート用のフィールドワークに行ってて、さっき帰った。
洒落にならない寒さだと思っていたら、明朝は初雪かも
と四角い箱に収まったキャスターが言っていた。
出遅れた冬がようやく本領発揮か。
いつもの如く、暖冬はCO2の影響、エコだ!と
洗脳する誰かさんたちは、こういうケースだと
どういう身の振り方をするんだろう。
ちょっと楽しみだ。
大気は一気に冷え込んできたけど、
日本は、特に政界と経済界はかなりヒートしてる。
政局は既に結末ありきの舵取りで、
再編後の勢力を意識してどいつも進んでいる感じだ。
麻生は結局最後まで人の話を聞かなかった。
去年の暮れならまだ挽回のチャンスはあったろうが、
自我を通して派遣業界と献金システム、それに経団
連へのサービスとして消費税アップを一層強く打ち出
した。
ニュースを見て読者も不思議に思ったんじゃないかな。
メールでも何通か来てた。
どうして総理は、この時期にわざわざ選挙に響くような
ことを言うの? ってやつ。
正解はひとつじゃないが、ベストアンサーの一端を
明かすなら、経済界の自民党継続支持の条件が、
消費税アップの必要性暗示と、大企業批判の抑制
だったからだそう。
この国は民意(一般票)よりも資本家達の少数票の
方が重いという稀に見るシステムだからね。
麻生総理が取った手段は順当といえば順当だ。
総理としての人気が得られないなら、
これからも代々続く麻生財閥の未来のために、
国民など真っ先に切り捨てるのがクレバーだと
判断したんだろう。
再編後の話だけど、ケースとしては色々出ている。
小沢は内心を決して明かさないんで、民主の方は
憶測になっちまうけど、総理を自身がやらないんじゃ
ないかって予想を最近よく聞く。
まあそれはどっちだっていいことだが、
問題はそれだけじゃちょっと議席が足りないこと。
現在の膠着のまま選挙に入れば、
民主一党での与党は当然不可能だからね。
そこで手を組むところが必要になってくる。
①中川達のグループ
②公明離脱組(直前に相当数出る可能性も…)
③野党や無所属(W田中とかミズホやシイ)
④二階派
⑤旧コイズミ大好き愛好会
⑥コイケユリコと愉快な腰ぎんちゃく達
⑦麻生に愛想がつきた谷垣や与謝野達古参
⑧森派(60年間の王朝を落とされるドン達)
⑨沈む自民党の船から脱出する議員達
⑩急に薄っぺらな正論吐き始めた厚生大臣
⑪宮崎知事
ざっとこれだけのファクターが存在する。
細分化すればキリがないから、少なくともこれくらい
ってこと。
でもってどれが選ばれるかは、投票にかかってる。
有権者としては、なんで解散選挙やったのに、否定さ
れた自公が大量に入ってくるんだと思うだろうし、
野党から大臣に抜擢して欲しいやつはたくさんいる。
けれども自民がある程度健闘するようなら、
入らざるを得ない状況になるのだ。
現に自民党はそのシナリオで動いている。
そのシナリオとは、
民主が勝利するが、自民も接戦し、
国民は協力を要請していると解釈。
ここではじめて自民民主の最強与党が登場!って
いうクズみたいな絵だ。
ただ、最低な絵だけど、実現度は意外と高いと思っ
てる。
理由はまたもやだけど、日本の有権者の行動だ。
自民が墜落するならそれでOKってやつが多いだろう。
特定政党に肩入れはしないが、自民がこれ以上
政府に携わらないで欲しいって種類。
たぶん今の日本のほとんどがこれに該当してると思う。
だったら問題ないじゃないかと考えるだろうが、
そこが落とし穴だ。
このままじゃ、おそらく自民党は大健闘するだろう。
何故だろうか?
ちょっと考えてみてくれ。
長い読者には楽勝な問題だろうか。
散々書いてきただろうが、答えは支持層にある。
自民党と公明党は、母体がほとんど固定票で
出来ているんだ。
それぞれのバックにいる事実上の支配者の宗教団体
は勿論だけど、加えて資本家、社会的強者達が与党
を指示している。
その理由は言うまでも無い。強者にとってはピラミッド
を固定して、強者に国の富を全て集中させてくれる
今の政府の方針はこれ以上ないユートピアだからだ。
対して民主党は労働者連合。
つまり一般会社員達だ。
組合の結束がせいぜい関の山だし、
「高木の言葉が胸に響いたので投票に行きました」
なんてケースはそう多くないだろう。
金の繋がりが薄いんだよ。
当たり前の話なんだけど、その当たり前のルールも、
与党には通じない。
それがルールを司る側とそうでない側の決定的な
差なのさ。
きれいごとは、自由を勝ち取ってから好きなだけ
日米型資本主義愛好家の先生達に吐いてやれば
いい。
楽観視も結構だけど、勘違いしちゃいけない。
麻生がメディアにもはや関心さえ持たれなくなって
いようが、自民の幹部達が血迷った発言をしていよ
うが、彼らには結局固定の票が入るんだし、
国民はまだ何も手にしちゃいない。
まだチャンスを得ただけなんだよ。
60年ぶりに…戦後はじめて国民の手によって
政治が行われるチャンスをね。
次のチャンスは何十年後だろうか。また60年待つ
つもりかい。
あんたの手に、子供の、孫の、そのまた向こうの
未来の光の欠片がある。
それだけは真実だ。
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